20年前の冬、当時私は高校入試に臨んでいた。併願校に合格した途中まではよかったかもしれないが、時期としては最後の志望校は受けさせたくない毒親には圧力をかけられたため、受験すらできなかった。揉めたことにより、結果として棄権になったことは今でも私の精神状態におけるねじれが生じている。
受験がうまくいかなくて、併願校に行く君へ。憧れの場所に行くのもいいけれど、君を受け入れてくれる場所を大事にするのも、悪くないと思うんだ。人間は必要とされている場所にいるのが一番幸せだと思うから。