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小学校受験における、併願校選びと出願の仕方。

我が家では、2度の小学校受験の中で、複数の学校に出願し受験をした。
比較的「受験」をした数は多い方なのではないかと思う。

上の子の時は初めての受験で、教室に通ってはいたものの、先生に何をどこまで相談して良いかわからず、併願校や出願の仕方について相談することはなかった。前受けという考え方も当時の私にはなかったので、初っ端に難易度高めの学校をいきなりもってきてしまい、面接で想定外の結果になった反省がある。また、一日1校の受験で、考察時間もそれほど長くなかったので、あっという間に試験が終わり、もう少し受験しても良かったかも?という思いが残った。

そのため、下の子は埼玉に始まり、神奈川、東京、そして最後の国立まで、長い期間かけてじっくり試験にのぞんだ。上の子と生まれ月も性別も異なるため、成長スピードも違い、試験本番の中で成長していってほしいという思いもあった。

実際、下の子は事前面接が始まった夏と、国立を終えた冬の段階で、顔つきも、佇まいもすっかり変わり、大きく成長したように思う。

併願校を考えるとき、前年の結果を踏まえ、出願する時間や日程を選ぶことが多い。下の子の受験では、一度目の反省を生かし、通っていた教室の先生に相談し、受験希望校と月齢から、何日の何時に呼び出しがあったか、昨年の情報を教えていただいた。併願可能な学校を考える上でとても参考になった。

早稲田と暁星の併願は、考査と呼び出し時刻が重なる可能性があり、難しいかもしれないと言われていた。一方で重ならない可能性もゼロではないので、その可能性にかけ、両校とも出願しておくご家庭も多いという。

我が家もダメもとで二校に出願した。幸い、一つ目の学校の考査終了後から、もう一つの学校の呼び出し時刻まで少し時間が空くことがわかった。考査が予定通りに終了し、移動が上手くいけば両方受験できる可能性があるかもしれない。その可能性にかけて準備を進めていた。

本番当日、一つ目の学校の考査が予定より少しだけ早く終わり、移動もスムーズにできたため、二校とも受験をすることができた。
そして、ありがたいことに両校からご縁をいただくことができた。

もう一つ、出願順に受験番号が割り振られる学校がある。成蹊だ。
我が家では、成蹊は元々受験予定で考えていたため、出願するタイミングに注意を払っていた。成蹊は考査が二日間に渡って行われ、二日目の考査が受験番号によって振り分けられるため、出願順に紐づく受験番号が非常に大切になる。2日になるのか、3日になるのか、4日になるのか、それによって、併願校をどうするかも大きく変わってくるからだ。先生からいただいたアドバイスをもとに出願を行い、うまくスケジュールを組むことができたが、年度によって出願者数も増減するため、受験番号にも影響が出てくることは否めない。

考査が二日間によって行われる、成蹊、早稲田、暁星、洗足は、併願校の事前面接の日程や考査そのものが重なる可能性がある。神奈川校は東京校の事前面接と考査が重なる可能性もありうる。
そこで重要になるのが、やはり「情報」であり、過去の事例は非常に参考になると私は身をもって体感した。
そのため、併願校を検討する際には、教室の先生や、小学校受験経験者に一度は話をきいてみることをおすすめしたい。

また、東京校が本命であったとしても、埼玉や神奈川のどこか一つでも併願校として、10月までに本番の考査を経験しておくことをおすすめしたい。
秋口に、場慣れのために模試(学校別以外のオープン模試のようなもの)を受けることを考えているのであれば、本番の考査を受ける方が意味があるように思う。
子どもは本場考察の中で大きく成長するからだ。

我が家の11月の併願校については、ここでの言及は避けるが、限定でいつかまとめたいと考えている。

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