パンダリサーチ

中学受験を経験した娘を持つ父(IT系企業のシステムエンジニア)です。小4から受験直前ま…

パンダリサーチ

中学受験を経験した娘を持つ父(IT系企業のシステムエンジニア)です。小4から受験直前までほぼYT偏差値40以下でしたが目標とする中堅校に合格。成績が伸びない子でも親の戦略次第で合格への道筋があることに気づきました。その戦略を中心に語りたいと思います。

最近の記事

【Vol.1親の心得】Ep.5:中学受験の本番が始まったらロボットのように動く

中学受験の本番が始まる1ヶ月ぐらい前から親の精神状態は普通ではなくなり、特に受験初日の1週間ぐらい前になると落ち着いていられなくなってきます。 傍から見ると挙動不審者のように映るかもしれません。 これは受験する本人達も同様で、生まれて初めて受験に臨む不安からか塾の雰囲気も殺伐としたものになるようです。 そして、受験初日の夜を迎えて一番合格したい学校の結果が『不合格』だったとき、本人も親も精神崩壊に近い状況になります。 そのような状況になったとしても、次の日も、その次の日も中学

    • 【Vol.1親の心得】Ep.4:子供の学習面、健康面、メンタル面の状況を把握し、中学受験の目標に近づけるように仕向ける

      Ep.3で中学受験における親の仕事は、下記の2つに集約されるとお伝えしました。 1.子供の様々な状況を考慮・想定しながら、中学受験のスケジュールを作成・進捗管理すること 2.子供の学習面、健康面、メンタル面の状態を把握し、目標へ近づく行動をとれるように仕向けること 今回は二つ目の中学受験の目標管理・行動管理・課題管理についてお伝えしたいと思います。 <ポイント> ・第一志望校、併願校、偏差値などの目標を明確にする ・主要テストの試験対策、やり直しの取り組み状況を把握する ・

      • 【Vol.1親の心得】Ep.3:子供の状況を考慮・想定して中学受験のスケジュールを管理する

        中学受験における親の仕事は、大きく2つに集約されると考えています。 ひとつは、子供の様々な状況を考慮・想定しながら、中学受験のスケジュールを作成・進捗管理することです。 もうひとつは、子供の学習面、健康面、メンタル面の状態を把握し、目標へ近づく行動をとれるように仕向けることです。 この2つの仕事は密接な関連性があるので、結果を相互にフィードバックしながら同時並行で進めていきます。 今回は一つ目の中学受験のスケジュール管理についてお伝えしたいと思います。 <ポイント> ・マス

        • 【Vol.1親の心得】Ep.2:中学受験では下位校でも良い学校はある

          最近の中学受験では、御三家を代表とする難関校だけでなく、面倒見の良い教育を提供する中堅校に人気が集まっています。 その影響で、中堅校の難易度(偏差値、合格最低点、倍率など)が上昇傾向にあるため、実力相応校や安全校として受験した中堅校を全落ちするケースも増えているようです。 中学受験で全落ちしても公立中学という道はありますが、やはりコロナ禍という先行き不透明な状況のため、オンライン授業、上位大学への進学などの対応力のある私立中高一貫校への進学はさせておきたいところです。 偏差値

        【Vol.1親の心得】Ep.5:中学受験の本番が始まったらロボットのように動く

          【Vol.1親の心得】Ep.1:中学受験で偏差値が伸びなくてもあきらめない

          2020年からのコロナ禍でオンライン授業への素早い対応などを見せた私立中学が注目されています。 私立中学に通うにはその学校の入試を受けて合格する必要がありますが、合格できるかどうかの目安として偏差値が使われます。 どうしても偏差値で一喜一憂してしまいがちですが、偏差値が思うように伸びなくても、中学受験をあきらめる必要は無いことをお伝えしたいと思います。 <ポイント> ・中学受験の偏差値は高校・大学受験の偏差値と意味が異なる ・中学受験の偏差値35は、高校・大学受験の偏差値6

          【Vol.1親の心得】Ep.1:中学受験で偏差値が伸びなくてもあきらめない