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#135:中学受験のお正月

中学受験の子供を持つ家庭であれば、だいたい同じような感じだと想像するが、年末年始は帰省せず、家で静かな正月を過ごした。受験勉強を続ける息子と共に、親がやるべき準備もいよいよ差し迫ってきた感がある。

出願準備

東京や神奈川の学校は、受験本番は2/1開始となる。但し、埼玉や千葉の学校では1月に解禁されるため、東京の中学が本命の我が家も試験慣れなどのために1月に受験をする。

そのための受験出願が年末の主なタスク。

とはいえ、ほとんどwebで完了する。受験申込から受験料の支払い(クレカ)までweb完結。

受験票の写真もデータのアップロードでOK。それを印刷すれば、受験票に写真をわざわざ添付する必要もないよう。とにかく便利だ。

証明写真を写真館で撮った際、リアルな写真3枚分と写真データの受渡しだったが、どうやらこの3枚すら使う場面は少なさそうである。

受験日程の検討

1月受験の出願がひと通り無事に完了したので次のタスクは2月本番向けの出願準備である。ただし、多くの学校が1/10あたりから出願開始なので未だ少し猶予がある。

まずは実際に出願開始となるまでに、2月受験ではどこの学校の試験を受けるか最終的に決定する必要がある。第一志望、第二志望などは、2/1や2/2、2/3の午前中に試験日がかたまっているため、比較的スムーズに決まる。

問題はそれ以降のいわゆる併願校である。

2/1、2/2、2/3の間には、午前だけでなく午後に受験可能な学校もある。加えて、その3日間で残念ながら志望校に合格出来なかった場合、2/4、2/5と試験日程は続く。

これまで受験勉強を頑張ってきた子供には、何とかどこかひとつでも合格させたいと思うと、必然的に出願対象となる学校が増える。また、万が一のケース(最後までなかなか合格できないケース)まで色々と考えてしまう。

出願シュミレーション

お正月休みで時間がたっぷり取れたこともありこのシュミレーションにハマってしまった。

少し子供が呆れた様子(そんなに信用できない?という感じ)なのも尻目に、いざその時に焦らないようにと意気込んで作り込んでいく。

前半は予め1月中に出願してから当日を迎えるし、受ける学校も決まっているので問題ない。

それが後半になると、予め受ける受験候補をいくつか用意しておいて、前半の合否結果により臨機応変に受験校を選択する必要がある。それはつまり試験前日や試験当日直前に出願手続きを素早く行うということである。

前提として、最近の中学受験合否はほぼ当日の夜にwebで発表があり、他の学校もそれを見越して試験前日まで、もしくは当日直前までwebで出願できる仕組みとなっている。それに加え仮に合格した学校があれば、これから受ける学校と志望度を比べて入学手続き(入学金支払いor延納手続き)も併せて対応する必要がある。

到底その時点で考えて対処できるような時間や心の余裕はない。そのため、予め受験日程前にシュミレーションが必須である。

出願チャート

そうして出来上がったのが、以下に貼ってある出願フローチャート(※)である。

まあ同じようなことを考える諸先輩方も多く、似たようなものは色々なサイトやブログにも落ちているのだが、少し仕事柄のこだわりもありつい自作してしまった。(そのあたりの熱量に子供は引いているのだと思う…)

※見てもなんのこっちゃ?だとは思うが(かつ受験日程は個別性が高く汎用的に使えない)、イメージのために貼っておきます。↓

※正月の成果?出願チャート

と言ってるうちにお正月もあけて、もう2月の試験本番まで1ヶ月を切った。

淡々と毎日勉強している息子に余計なプレッシャーを与えないよう、毎日手を動かす類の親の準備タスクを探して、黙々と作業したり、作戦を練ったりして雑念を振り払っている。

…。

早く受験日を迎えないと、このままでは親の方がもたない可能性もある…。(苦笑)

長文を読んでいただきありがとうございます。

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