「Norwegian Wood」 「電話ボックスってなに?」 とA子は言う 「公衆電話が置いてあるハコ」 と私は答える 「セックスすればすべて解決する」 「絶望も喪失も公衆電話もなにもかも」 とA子は続けざまに言う 「まあそうかもしれない」 と私は首を縦に振る
キュンと来たところを紹介します。 『そのようにして学年が終り、春がやってきた。僕はいくつか単位を落とした。成績は平凡なものだった。大半がCかDで、Bが少しあるだけだった。直子の方は単位をひとつも落とすことなく二年生になった。季節がひとまわりしたのだ。』 大好きな本です。