倉本汐

人生で経験したことの中から「子どもたちに伝えておきたいこと」を紹介しています。

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最近の記事

映画を快適に観るために|お気に入りの映画館や座席の条件を決めておく

映画『PERFECT DAYS』を観てハマってしまい、もう一度観たいという感情が高まって別の映画館でも観ました。 ところがです、、、 最初に観た映画館と比較すると、スクリーンが小さく映像が暗くて不鮮明、音響は聴こえ方に迫力がなく遠くに感じてしまうという結果でした。 映画館によって感じ方が異なる。 よく考えれば当たり前のことですが、観る環境で感じ方は変わりますよね。映画は上映される作品ばかりに目が行って、映画館はどこでも一緒という思い込みがあったので、今回のことで気づくこ

    • 3コマ漫画 「聞き間違い」

      • 【日本語ロックを見つめ直す】岡林信康とはっぴいえんど『私たちの望むものは』

        高校生の頃にLed Zeppelinのライブ映像を観て、洋楽ロックにどっぷりハマっていました。ロックといえば洋楽、という固定概念を自分の中に無意識に作り上げていたせいか、日本語のロックに対してかなり否定的な態度をとっていました(今振り返ると本当に恥ずかしいです)。 そんな時にROOTS(当時関西圏で放送されてたと思う)という音楽番組で、岡林信康とはっぴいえんど『私たちの望むものは』の映像を観て衝撃を受けました。とにかく「なんだこれは!」とビリビリ衝撃が走ったんです。 ミド

        • 「にんにく」のおまじないで探しもの発見!すぐに見つかる理由を考えてみた

          探し物が見つからないとき、「ニンニク、ニンニク」と言いながら探すとすぐ見つかるというおまじないがあります。実際に私も試したことがあり、探し物がすぐに見つかったことが何度もありました。 この理由について、私なりに考えてみました。 これが私の結論です。思い込みが「探す範囲」を無意識に決めてしまい、全体が俯瞰できなくなっているのではないかと考えました。 ニンニクのおまじないについてですが、魔女やドラキュラが探し物を隠しており、捜索者が魔女たちが嫌いなニンニクを連呼することで、

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        • 3コマ漫画 「聞き間違い」

        • 【日本語ロックを見つめ直す】岡林信康とはっぴいえんど『私たちの望むものは』

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          くだけた文章や緩い文章のメールはしない|調子にのらないための自分ルール

          私は仕事やプライベートのメールについて、くだけた文章や緩い文章のメールはしません。 メールで何かをお願いするときは「よろ〜」ではなく「よろしくおねがいします」、お礼を言うときは「ども」「サンキュ」ではなく「ありがとうございます」を使います。 知り合いからは「文章堅くない?」と言われますが、文章を緩めてしまうと、自分の気持ちも緩んで調子にのってしまう気がするので、基本誰に対しても堅い文章でメールを送っています。 自分が「調子にのるとすぐに慢心し、注意を怠って悪いことが起き

          くだけた文章や緩い文章のメールはしない|調子にのらないための自分ルール

          『Zen Brush 2』で子どもと待ち時間に「絵しりとり」

          『Zen Brush 2』というドローアプリをよく使っています。 直感で描けるのが魅力で、子どもも簡単に使えるので、よく「絵しりとり」をして遊んでいます。 先日、家族で出かけた際に長蛇の列に並ぶことになったのですが、その時にiPhoneにインストールした『Zen Brush 2』を使って、子どもと「絵しりとり」をして遊びました。 パパ→娘の順で遊んだ「絵しりとり」のやりとりがこちらです。 待ち時間約20分くらいで25作品描きましたが、あっという間に時間が過ぎました。待

          『Zen Brush 2』で子どもと待ち時間に「絵しりとり」

          タイトルに曜日が入っている曲【リラックス編】

          タイトルに曜日が入っていて、リラックスできる曲たちを集めてみました。くつろいだり読書の時間にかけるとリラックスできます。 日曜:The Velvet Underground, Nico / Sunday Morning 月曜:The Mamas & The Papas / Monday, Monday 火曜:The Moody Blues / Tuesday Afternoon 水曜:Simon & Garfunkel / Wednesday Morning, 3 A

          タイトルに曜日が入っている曲【リラックス編】

          なかやまきんに君主演ドラマ『筋トレサラリーマン 中山筋太郎』を観て、筋トレはじめました

          なかやまきんに君主演のドラマ『筋トレサラリーマン 中山筋太郎』を観てから、筋トレを始めました。 この番組の良さは、主演のなかやまきんに君のキャラクターを活かしつつ、所々に筋肉や筋トレの解説がわかりやすく入っているところです。筋トレを挫折していた私でも、「再びやってみよう」と思わせてくれる演出が秀逸でした。 今では毎日、なかやまきんに君のYouTube『ザ・きんにくTV【The Muscle TV】』の「自宅で筋トレ」の動画を見ながら筋トレしています。 そしてKindle

          なかやまきんに君主演ドラマ『筋トレサラリーマン 中山筋太郎』を観て、筋トレはじめました

          『ゆる〜い絵日記』 1年間続けられたのは「ゆる〜いルール」のおかげ

          娘の小学校入学をきっかけに絵日記を描こうと思い、1年間描き続けてきました。 絵日記を続けるために、とにかくルールはゆる〜くしました。ルールはただひとつ、「描かない日があってもOKとする」でした。 描かなければというハードルを極端に下げたことが、続けられたいちばんの理由になります。この考えは『小さな習慣』という本に書かれていた「1回だけ腕立て伏せをするのを目標にする」という目標のハードルを極端まで下げる方法を活用しました。 また、独自に続けられる仕組みも考えました。A4コ

          『ゆる〜い絵日記』 1年間続けられたのは「ゆる〜いルール」のおかげ

          『ノルウェイの森』から学ぶ文章のコツ

          「村上春樹さんの作品の『ある文章』が思い出せない。文章のテクニックについて登場人物が説明している箇所があったような、、、」と、私は思い出せずにずっとモヤモヤしていました。 過去に読んだ作品を思い出し、『海辺のカフカ』かなと思って読み返してみたけど違う、『パン屋再襲撃』かなと思って読み返してもこれも違う、ということが続きました。 もう見つからないのではと思った矢先、ようやく見つけることができました。探し求めていた『ある文章』は、村上春樹さんの代表作でもある『ノルウェイの森』

          『ノルウェイの森』から学ぶ文章のコツ

          カメラのシャッタータイミングは「いいね」の最初の「い」

          私には写真家の友人がいます。十年ほど前の話ですが、彼の影響で3年間ほど写真とカメラにどっぷりハマった時期がありました。写真の取り方やカメラの知識など、とにかくあらゆる本を読みまくって、人に語れるくらいの知識がつきました。 しかし、いくら知識を身につけたといっても、実際の写真の出来はイマイチでした。写真家の友人が撮る写真は、人の喜びや楽しさなどの感情が際立っているのに対し、私の写真はなんだか感情のピークを過ぎた空っぽの写真でした。 友人はよく「いいね」と思ったタイミングで撮

          カメラのシャッタータイミングは「いいね」の最初の「い」

          飲食店の店員さんに顔を覚えてもらう方法(ポイントは3つだけ)

          私はある一定期間ごとに、定着したカフェを変えています。その理由は顔を覚えられて気まずくなるからです。ちょっとしたプチサービスなどされてしまうと、「あ、覚えられた」となり、別のカフェへと移ってしまいます。 これは完全に私の性格のせいなのですが、私は決まった時間にコーヒーを飲みながら好きな読書をしていたいだけなのですが、そこに店員さんから覚えられたという事実が加わってしまうと、どうしても落ち着かないというか、恥ずかしいというか、自分だけの空間が作れなくなってしまうと感じてしまい

          飲食店の店員さんに顔を覚えてもらう方法(ポイントは3つだけ)

          映画『PERFECT DAYS』を観てから、道標となりうる何かがフワフワ浮かぶ

          2023年に制作されたヴィム・ヴェンダース監督の『PERFECT DAYS』を観てから、なんだか自分の幸せについて考えることが増えてきました。 主演の役所広司さんセリフはほとんどなく、同じ日々が淡々と続いていきます。でも、仕草や時折見せる感情の起伏、自分で選択してきたコトやモノなど、あらゆる細かなパーツが、観る者の人生を見つめ直すきっかけになる、そんな映画でした。 映画を観てから、ずっと頭の中で道標となりうる何かがフワフワと浮かんでいるような気がしています。そして、他人に

          映画『PERFECT DAYS』を観てから、道標となりうる何かがフワフワ浮かぶ

          『職業としての小説家』から学ぶオリジナリティーのつくり方

          村上春樹さんの『職業としての小説家』を読みました。村上春樹さんの文章の書き方や文体のリズムの理由、執筆スタイルなど細かく書かれていました。 その中でも特に興味をもって読んだのが「オリジナリティー」について書かれた章です。そこには村上春樹さんならではの考え方が書かれていました。 自分の中から不要なものを取り除き、身軽になることが自由な発想につながるんですね。 楽しい気持ちになれるかという基準は、なんでも当てはまる気がしますね。 最初は「村上春樹さんはどんなふうに小説書い

          『職業としての小説家』から学ぶオリジナリティーのつくり方

          【スマートスピーカーの選び方】呼びやすさで選んだ『Amazon Echo』

          Amazon Echo(第4世代)を導入して3年弱になります。今では小学2年と年中の子どもたちも普通に使っており、なくてはならないツールになりました。 購入の決め手は「呼びやすさ」だったのですが、ちょっと購入までの経緯を振り返ってみようと思います。 会社の同僚が「スマートスピーカー(同僚はGoogle Homeを使用)は声でテレビやライトを点けたりできて便利だよ」と教えてくれて、当時いろんなメーカーから出ていた商品を比較しました。機能やデザイン、今現在使用している他のデバ

          【スマートスピーカーの選び方】呼びやすさで選んだ『Amazon Echo』

          電車で席を譲ったときの感情、そして正しいことは行うべきという結論

          電車で帰宅中、降りるひとつ前の駅で杖をついたお婆さんが乗ってきました。車内は混雑しており、そのお婆さんは人をかき分けながら私が座る席の前にやってきました。 条件反射で席を譲らなくてはと思い、立ち上がってお婆さんに声をかけました。 「どうぞ座ってください」 「次で降りるんで大丈夫ですよ」 「私も次で降りるので、どうぞ座ってください」 「そうですか、ありがとうございます」 お婆さんは座りながら「ありがとう」ともう一度言い、電車はゆっくりと動き始めました。私はお婆さんの前に立

          電車で席を譲ったときの感情、そして正しいことは行うべきという結論