「可愛い」を追い求めて。
これまで私はあまりメイクというものに興味がありませんでした。
理由はいくつかありますが、そのひとつには、昔から私にとっての憧れの対象といえば、映画や雑誌のストリートスナップで見かける外国の女の子たちだった、ということが挙げられるかもしれません。私からみた彼女たちはヘアスタイルもメイクもファッションもすべてがほどよく力が抜けていて、無理をしているところがない、いわゆる「自然体」に見えました。それはこの数ミリに命を懸けている、というような「作り込まれた可愛さ」で成立しているもので