Haru

某大英語科卒の一般人です。

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某大英語科卒の一般人です。

最近の記事

大人になるとは

世の中のもっとも深い絶望を知ること どうにもならないかなしみを知ること それでもなお生きてゆくことを選ぶこと おどけて笑ってみせること あきらめながらも、あきらめきれずにもがくこと じぶんの行動にふさわしい理由と責任をもつこと まわりをよく見られる眼をもつこと じぶん自身をじゅうぶんに知り しなやかな強さを身につけること いつでも光のほうへと歩いて行けるようになること 守られるひとから、守るひとに 導かれるひとから、導くひとになること。

    • 25歳の私の遺書を読んでください

      私は25歳の、ごく普通の会社員の女性です。 ですが最近立て続けに葬儀に出ることになり、私自身が人生に悩んでいたこともあり、「自分の遺書」というものを書いてみることにしました。 今のところ私は身体的には健康ですが、人間いつ亡くなるか分かりません。なので今回は自由に遺書を書いてみたいと思います。 ** まずはお世話になった皆さん、ありがとうございました。 家族や恋人、友人、知人の皆さんは、私に沢山の宝物のような思い出を与えてくれました。愛も溢れるほど貰いました。いっとき喧嘩し

      • Imitative Poem 1: Spenser / スペンサー風英詩

        約4年前に書いた、エドマンド・スペンサー(Edmund Spenser)風のソネットがパソコンに残っていたので、なんとなく投稿してみます。 恋人を星にたとえた詩です。 You brightly shine in this dark world, my love, As stars do in the distant sky at night. The winding path which leads to one true love Is lightened up by

        • エドガー・アラン・ポー Alone(孤独)和訳

          ポーの詩 "Alone(孤独)" を大学の授業の一環で和訳したので、 自分の訳をここに載せます。 この詩はちょうど自分の心持ちを表しているようで、 出会った瞬間から最も好きな詩のひとつになりました。 秋が「金色」というのは、欧米の感覚でしょうか。 冬は「銀色」とどこかで聞いた気がします。 “Alone” 「孤独」 From childhood’s hour I have not been 子どものころから As others were—I have not seen

        大人になるとは