〔読書評〕パウロ・コエーリョ 『アルケミスト ー夢を旅した少年』

ブラジル作家パウロ・コエーリョの冒険記。スペイン・アンダルシアの羊飼いは何度も夢をみた。はるかエジプトのピラミッドの元に隠された宝があると。ジブラルタル海峡を超えた羊飼いはアラブ人たちの世界へと入り込む。クリスタル商人の元で住込奉公し、隊商に加わって砂漠を越え、オアシスでは長引く部族間抗争に巻き込まれ、ついにエジプトへ。 西欧文化圏の人が異国趣味で書いた作品かと思いきや、マグリブやイスラムの書き込みもしっかりしてるのでけっこう面白い。さすがジャーナリスト...

アルケミスト

久しぶりにアルケミストを読んだら、すごく新鮮。 王様は言う。 「お前が何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ」 錬金術師は言う。 「お前の心に耳を傾けるのだ。心はすべてを知っている」 「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、お前の心にいってやるがよい。夢を追求している時は、心は決して傷つかない」 そして少年は言う。 「私たちが良くなるか悪くなるかによって、私たちの住む世界は良くも悪くもなります」 なにより、「

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色んなことが重なって困り果てたときは…

今日は、パウロ・コエーリョ作の「アルケミスト」をテーマに変化が起きる前兆と自分との向き合い方についてお話ししてます。 1.「アルケミスト」「アルケミスト」は少年サンチャゴが自分の宝物を求めてエジプトのピラミッドを目指すお話です。 旅を通して色々なことを経験し学び、少年の心の成長を描いています。 物語の後半から頻繁に「前兆」という言葉が出てきます。サンチャゴ自身もこの前兆に従って困難に立ち向かっていきます。 あなたは前兆を感じたことがありますか? 2.前兆私が前職を辞

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{読書感想短歌*115}パウロ・コエーリョ 『ザーヒル』

エブリタイム エブリウェア 幸せであれと 世間は言うけど、そんなんムリだろeverytime everywhere siawasedeare to hitowa iukedo sonnan muridaro パウロ・コエーリョは、ひょっとしたらもう少し啓発本ぽく捉えるべき存在なのかもしれないけれども、ストーリー仕立てになってるとどしても〈物語〉として楽しんでしまう。ので、要するに「いなくなってしまった元妻を探してずいぶん遠くまで旅する話」として読み、えっこれ半自伝なの、すげ

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今日は何かに引き寄せられあるがまま行動してみた日🌏

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[2021.08]本日はウィルソン・ダス・ネヴィスの命日【ブラジル音楽の365曲】[8/23〜8/29]

文:花田勝暁(編集部)  8月27日「O Samba É Meu Dom」  8月27日は、ドラマー / 作曲家 / 歌手として、皆に、特に音楽家から愛された音楽家、ウィルソン・ダス・ネヴィス(Wilson das Neves|1936年6月14日 - 2017年8月27日)の命日です。4周忌です。エスコーラ・ヂ・サンバ、インペリオ・セハーノのメンバーとして、サンバ・シーンの名手たちとも、活動を共にしました。  プロのドラマーたちからドラムを学び、音楽理論の授業も受け、

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ピエドラ川のほとりで私は泣いた/パウロ・コエーリョ、山川紘矢+山川亜希子(訳)

積読本📚の中から、 #パウロ・コエーリョ さんの著書『 #ピエドラ川のほとりで私は泣いた 』を拝読📖しました。翻訳は、山川夫妻。 本書は宗教的思想とスピリチュアル的思想が色濃く描かれているので、好き嫌いはハッキリと分かれるかもしれない。 宗教的なことは、私もきちんと理解は出来ていません。 しかし、本書が最も伝えたいであろう『真実の愛』については、主人公と一緒に少しずつ学んでいけたような気がします。 『真実の愛』については、一度学んだだけではなかなか完全に理解し、実践してい

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すべてのワインを味わう必要があります

アイルランドの女子大生、ブリーダの英知を求めるスピリチュアルな旅。 その旅を導くのは、2人の師。 恐怖を乗り越えることを語らずとも教える魔術師の男と、魔女になるための秘儀を伝授する女。 2人から特別な力があると認められているブリーダだが、自分の道は自分の手で切り拓かねばならない。 実世界との結びつきと、刻々と変わる自分自身との狭間で、彼女の心は揺れる。 現実とファンタジー、現在と過去を行き来しながら、揺らぐ1人の女性の成長を神秘的に描いている。 この本に出てくる魔術と

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ライター山の9合目から

単価を問わねば、書く仕事はどこにでもころがっている、だれでも自称「ライター」になれる時代。その「ライター山」は裾野が広く、踏み込みやすい山。でも、やたらと巨大で、上にいくほど険しくそびえたつ。 ブログを書き散らしていたとこから、ちょっと変わった企業勤務経験+心理系の学びをもとにライティングの仕事をもらえるようになって、書くことだけでもらえる報酬が月当たりの売上が初任給を超えた頃から、仕事は何かと聞かれたら「ライターもやってる」と答えることに躊躇がなくなった。 ライター山に

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慌てて死のうとする必要なんてない『ベロニカは死ぬことにした』パウロ・コエーリョ著、江口研一訳を読んで

 結構昔の小説だと思っていたら、98年の作品らしい。と言っても、もう二十年以上前か。  大量の睡眠薬を飲んで、閉鎖的な精神病院の中で目が覚めたベロニカ。  そんな中でも看護師のゼドガや、マリー、エドワードなどと出会い、その人たちと接していく。  精神病院はヴィレッジといわれ、殆どそこで生活をしていて、どこか息苦しさも感じるが、次がどうなってしまうのかが、題名が題名なだけに気になってしまう作品。  個人的には大学生の若い多感な時に読んでおきたかったと、読み終わって思った

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