Mumi

人生の中の、ぐっとくる瞬間を見逃さない人でありたい。ブラジルの地方都市に住んでます。

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最近の記事

夜の読書と音楽

とにかく何かを読んでいたい時期がまた突然やってきて、本屋さんに久々に本を選びに。ブラジルでも本屋さんの匂いは、落ち着く。 電子書籍だけでは物足りなくて。やっぱり紙の手触りや、匂いとかが、恋しくなる。 パウロ・コエーリョの特設コーナーを発見し、ジャケットがあまりに可愛いものだから、思わず全部欲しくなってしまった。 その日選んだのは、「Veronika decide morrer (ベロニカは死ぬことにした」。昔、日本語訳で読んだことはあったけど、よりによって原書で読むには難し

    • 朝食とコーヒー

      先月の旅行先で訪れたのは、Fazenda de café (コーヒー農園)。 初めて見るコーヒーの実。まだ緑色のものが多かった。赤く熟した実を探して一粒かじってみると、甘酸っぱい。雨季が始まり、ここから実が徐々に大きくなり、熟していくとのこと。 見渡す限りのコーヒーの木。子供たちは、虫探しに夢中だった。 私の旅行先での楽しみと言えば、pousada(ホテル)で食べる朝ごはん。 家では基本的に和食なので、旅行中だけのお楽しみ。ブラジルの朝ごはんはシンプルだけど、美味しい。

      • 旅をする木

        こちらに来る時、お気に入りの本数冊以外は皆んな、日本に置いてきてしまった。 仕方なく電子書籍を導入してみたものの。読みたい本を手にって読めるとは程遠い環境にいるので。ああ、あの本が読みたい、なんて思うことがしばしば。 今もそう。今猛烈に、星野道夫の「旅をする木」が読みたい。読みたいのよ。 アラスカにはまだ行ったことがないけれど、あの時、カナダのバンフで見た、まるで落ちてきそうな程の星々を、時々思い出したりする。 訳あって今、ブラジルの地方都市に住んでいる。 もともと

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