カワウソくん_books

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Instagramで本の紹介を行っています! スキ、コメント嬉しいです! noteでは主に本の紹介、読後感想を記述していきます✏️ よろしくお願いします! https://onl.tw/DdfYrf4

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はじめまして!

こんばんは! 本日より、noteにて本の紹介&感想を書いていきます! スキ、コメント嬉しいです! 拙文ではありますが読んでいただけたら嬉しいです📚 よろしくお願いします🤲 Instagramもよろしくお願いします✏️

    • 今回のおすすめ本 標野凪『ネコシェフと海辺のお店』

      みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、標野凪『ネコシェフと海辺のお店』という本です! Instagramもよろしくお願いします✏️  本作の主人公はサバトラネコのネコシェフ。夢か現か、悩みを抱えた人の前に現れて料理を振る舞っていきます。その際に俳句を一句詠んでいることもネコシェフの特徴です。 第一章 ネコにも居場所  専業主婦の西脇千晶は、高校時代からの親友雛菊が仕事一筋で生きている現状と自分の生きてきた現状を比べ、「これでよかったのか」と思い悩みます。そんな千

      • 今回のおすすめ本 標野凪『終電前のちょいご飯 薬院文月のみかづきレシピ』

        みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、標野凪『終電前のちょいご飯 薬院文月のみちくさレシピ』という本です! Instagramもよろしくお願いします✏️  本作の主人公は前作同様、福岡県の薬院通りにある『文月』を営む店主「文」。このお店のコンセプトは「三日月から満月の間の夜だけオープンする」というもので、彼女のもとには日常生活で悩みを抱えたお客が訪れていくのでした。作中では各話の登場人物たちや前作の登場人物たちが再登場しています。 方向音痴のシロツメクサ  様々

        • 今回のおすすめ本 喜多川泰『運転者』

          みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、喜多川泰 『運転者』という本です! Instagramもよろしくお願いします✏️  本作品は、生命保険の営業職に転職した主人公・岡田修一がとあるタクシーに乗るところから始まります。完全歩合制で給料が決まる仕事のため、契約が取れない(解約される)と給料が低くなってしまいます。修一は十ヶ月前に契約をとった学習塾の客から解約を申し込まれてしまい、給料が低くなってしまったために家族旅行をキャンセルせざるを得ない状況になってしまいますが、

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        • おすすめ本(2024年)
          15本
        • おすすめ本
          55本
        • おすすめ本(2023年)
          40本

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          今回のおすすめ本 アリストテレス『ニコマコス倫理学(上)』

          みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、アリストテレス『ニコマコス倫理学(上)』という本です! Instagramもよろしくお願いします✏️  本作はアリストテレスによって初めて「倫理学」が学問的に体系されたものを記し、人間の本質を明らかにしていきます。本作は第10巻あるうち第六巻までが収録されています。   全体を通して「卓越性=徳(アレテー)」に焦点が当てられていて、人間の本質について言及されていきます。徳とは人間に本性的(先天的)に与えられているものでしょうか

          今回のおすすめ本 アリストテレス『ニコマコス倫理学(上)』

          今回のおすすめ本 標野凪『伝言猫が雪の山荘にいます』

          みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、標野凪『伝言猫が雪の山荘にいます』という本です! Instagramもよろしくお願いします✏️  本作の主人公は前作に引き続き、伝言猫として依頼をこなす茶トラ猫のふー太。伝言猫としての仕事をこなしてきたふー太は立派なベテラン伝言猫として成長しています。そんなふー太に、バイト先「カフェ・ポン」店主の虹子からとある依頼が舞い込んできます。  今回ふー太が依頼された仕事は、『聴雪館』というロッジに集まった宿泊客を対象としています。こ

          今回のおすすめ本 標野凪『伝言猫が雪の山荘にいます』

          今回のおすすめ本 標野凪『伝言猫がカフェにいます』

          みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、標野凪『伝言猫がカフェにいます』という本です! Instagramもよろしくお願いします✏️  本作の主人公は天寿を全うしてあの世に行った直後の茶トラ猫のふー太。ふー太は現世にいる飼い主だったミチルに会いたいと思いますが、天界規定により会いに行けるのは七ヶ月先になっているためにすぐには会いに行けません。あの世であっても生活は最小限しか保障しておらず、おやつやおもちゃを買うにはお金が必要みたいです。ふー太はお小遣いを稼ぐためにバイ

          今回のおすすめ本 標野凪『伝言猫がカフェにいます』

          今回のおすすめ本 標野凪『占い日本茶カフェ「迷い猫」』

          みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、標野凪『占い日本茶カフェ「迷い猫」』という本です! Instagramもよろしくお願いします✏️  本作の主人公は出張日本茶カフェを営む如月たんぽぽ。たんぽぽはお茶を点てるお道具箱と相棒の猫のつづみと共に、依頼があった全国各地へ訪れていきます。たんぽぽが訪問した先ではご当地のお茶との出会い、お茶を通して現地の人と出会っていきます。たんぽぽが出張日本茶カフェを営んでいる傍ら、たんぽぽには長らく探している物があります。各地へ出張して

          今回のおすすめ本 標野凪『占い日本茶カフェ「迷い猫」』

          今回のおすすめ本 標野凪『終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ』

          みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、標野凪『終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ』(ポプラ文庫ピュアフル)という本です! Instagramもよろしくお願いします✏️  本作の主人公は福岡県の薬院通りにある『文月』を営む店主「文」。このお店のコンセプトは「三日月から満月の間の夜だけオープンする」というもので、彼女のもとには日常生活で悩みを抱えたお客が訪れていくのでした。作中では登場人物たちが別視点で再登場しています。また、目次にあるタイトルは、作中に実際

          今回のおすすめ本 標野凪『終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ』

          一周年

          みなさんこんばんは📚 初投稿してから一年が経ちました。今後も定期的に投稿していくので、これからもよろしくお願いします🙇‍♂️

          今回のおすすめ本 クセノポン『アナバシス 敵中横断6000キロ』

          みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、クセノポン『アナバシス 敵中横断6000キロ』という本です! Instagramもよろしくお願いします✏️ アナバシスとは「上り」を意味する単語であり、転じて「進軍」を意味する単語となります。 巻一 サルデイスからクナクサまで(前四〇一年三月−九月)  ペルシア王ダレイオス2世にはアルタクセルクセスとキュロスの兄弟があり、弟キュロスの方が優秀で若くしてアナトリア総督に就きます。兄が王位に就く(以下、大王と呼びます)と弟キュロ

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          今回のおすすめ本 立原道造『優しき歌』

          みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、立原道造『優しき歌』という本です!立原道造はソネットという十四行詩を得意としており、本書でも多く見られます。本書は立原道造が詠んだ詩「詩集 萱草に寄す(全10篇)」「詩集 暁と夕の詩(全10篇)」「詩集 優しき歌 I(12篇)」「詩集 優しき歌 Ⅱ(11篇)」「草稿詩篇(一九三二-三三)(7篇)」「手製詩集 さふらん(12篇)」「手製詩集 日曜日(11篇)」「手製詩集 散歩詩集(4篇)」「草稿詩篇(一九三三-三五)(16篇)」「未刊

          今回のおすすめ本 立原道造『優しき歌』

          今回のおすすめ本 坂口安吾『暗い青春』

          みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、坂口安吾『暗い青春』という本です!本作は安吾の自伝的小説を集めたものとなっています。 Instagramもよろしくお願いします✏️ 石の思い  私=石と定義し、父母との関係について蕭々と語っていきます。幼い頃、私は母とは憎悪によって繋がりがある一方で、父とは繋がりを感じられない私がいます。作品を通して「私」は愛されたい祈りを抱いていることが感じられます。  幼い頃に体験した家族との関わりが、その後の人生において尾を引いてしまう

          今回のおすすめ本 坂口安吾『暗い青春』

          今回のおすすめ本 青山美智子『お探し物は図書室まで』

          みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、青山美智子『お探し物は図書室まで』という本です! Instagramもよろしくお願いします✏️  本作は各章ごとに「羽鳥コミュニティハウス」内にある図書室に悩みを抱えた方が訪れ、そこにいる司書小町さゆりによって本が紹介される流れになっています。そして羊毛フェルトでさゆりが作ったグッズ(本作表紙にある飛行機やカニなど)が付録として渡されます。また、この図書室には司書を目指す森永のぞみという子も在籍しており、ちゃんと物語にも関わってい

          今回のおすすめ本 青山美智子『お探し物は図書室まで』

          今回のおすすめ本 プラトン『パイドンー魂の不死についてー』

          みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、プラトン『パイドンー魂の不死についてー』という本です! Instagramもよろしくお願いします✏️  本作は、ソクラテスが告発され刑死した後にエケクラテスとパイドンが話をする場面から始まります。パイドンはソクラテスが刑死する早朝、ソクラテスの弟子たちともにソクラテスのもとに集まっています。ソクラテスは早朝から日暮れまで「魂の不死」について哲学的対話をしたとされ、その内容がパイドンによって明かされていきます。  ソクラテスは、人

          今回のおすすめ本 プラトン『パイドンー魂の不死についてー』

          今回のおすすめ本 青山美智子『月曜日の抹茶カフェ』

          みなさんこんばんは📚 今回おすすめするのは、青山美智子『月曜日の抹茶カフェ』という本です!  本作は前作に引き続き、川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」を起点に物語が始まっていきます。前作同様特徴的なのは12個の章立てがなされていて、それぞれがつながっているということです。章タイトルには旧暦が一つずつ付いていて、計12個のストーリーとなっています。舞台も東京と京都の二つがあり、綺麗にストーリーが交差しています。  本作は一年を通して12個のストーリーが展開

          今回のおすすめ本 青山美智子『月曜日の抹茶カフェ』