『魔の山(下巻)』を読んでいる。 意味があるのかナンセンスを弄しているのかわからないような難解な議論が続くが、不思議にもグイグイ読めてしまう。このグイグイ感はドイツビールのあの感覚にもどこか似ている。 もう少しで最後の第7章に辿り着く。長いけれど充実した読書体験である。