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意味の図画と言葉の工作、このふたつで僕は文章をつくる

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図画とはクリエイティブであり、工作とはエンジニアリングである。実用に資する公的に正しい文章は、伝達と行動を企図した徹底的な他者志向から生まれる。 文化人や知識人は世の言葉の乱れ… もっと読む
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2022年9月の記事一覧

「書くだけでお金がもらえる!?」批評家が作った新しい形の文学サークル

「書くだけでお金がもらえる!?」批評家が作った新しい形の文学サークル

noteやブログで文章を書いても、全然読んでもらえない ――。文章を書き始めて、多くの人が感じる悲しさではないだろうか。自分の文章を誰かに読んでもらえる。文章を書く仲間ができる。さらになんと、お金がもらえる。書くのが好きな人からすると、こんなに嬉しいことだらけでいいんだろうか、と思ってしまいそうな文学サークルがある。その名も「お茶代」だ。毎月出されるお題に沿って、文章を書く。すると“お茶代”程度の

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辞書に載ってない言葉だけど、みんなが知っている

辞書に載ってない言葉だけど、みんなが知っている

おひとりさまから港区女子まで、社会記号は「新しいあたりまえ」を体現日経新聞に「令和なコトバ」っていう連載があります。この連載は令和の世の中に登場する新語を紹介し、そこから世相を読み取っています。今月はレンゲを使わずラーメンのスープを丼から直接のむ行為「デッド飲み」を紹介しています。
僕はかなり前から社会記号の研究をしてきたのでこの連載には興味津々。社会記号というのは「おひとりさま」や「草食男子」み

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英語が苦手な人が英文Writingを学ぶにあたっておすすめの本五選

英語が苦手な人が英文Writingを学ぶにあたっておすすめの本五選

Amazonのミーティングはとても奇妙な形で行われることが多い - ミーティングの最初にドキュメントを参加者が黙読するのだ。議論は全員が読み終わったことを確認してからスタートする。基本的に文章を読まずにいきなり発言し出したりということは許されない。大人数が一つの部屋に集まり、一つの文章を黙って読む姿は結構シュールである。

私はこの奇妙なミーティングをする会社に7年ほど勤めていた。こういった環境で

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文章苦手な人がまず心がける約10個の事柄

文章苦手な人がまず心がける約10個の事柄

最近写真家やクリエイターの方に「文章どうやって書いたらいいですか」とか、「人前で話すときのコツありますか」とか質問を受けることがあります。その都度、「いや、俺は本当は文章苦手やねん」とか「極度の人見知りで本当は人前で話すのは嫌なんだよ」とか言ってるんですが、あんまり信じてもらえないです。なんかやたら書いたり、話したりしてるし、教員という仕事柄もあって、文章系のことが得意だと思われがちなのかもしれま

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仕事の原稿がサクサク書けない

仕事の原稿がサクサク書けない

前日のnoteに書いた通り、月~金、体調が悪く、仕事に集中できなかった。
事実なのだが、体調がよくても、できなかったんじゃない? と思うことがある。

それは記事を書くこと。

アドラー的な見方をすれば、記事がサクサク進められる自信がないから、体調が悪いふりをしてたんじゃない? とさえ勘ぐってしまう。

特に、記事の書き出しが思うように進まない。

イベントレポートなんて、noteでは聴してる時間

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Web小説の見せ方

Web小説の見せ方

 noteでは残念ながら利用できませんが(noteProだとオプションで利用可)、小説に特化した「カクヨム」だと、無料でグーグルアナリティクスの設定ができます。
そんなわけで、カクヨムの方にグーグルアナリティクスを設定してみました。ちなみに小説については実績もないですし、まだまだ「数字が取れる」というには程遠い^^;

これは、DirectとSocial、どこから読者が流入してきたかという指標。

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文章で伝えるってこと

文章で伝えるってこと

あんたもなんかしらの文章を書いていたりするかい?

一億総発信者の世界観になってからこっち、何らかの形で文章を書くことって増えていると思う。

普通に仕事でも文字ベースでのコミュニケーションってのは避けて通れないしね。
特にビジネス文章だと、いかに簡潔に短い時間で用件を伝えるのかってのが重要になってくるって側面がある。

結論から先に書けってのは大昔から言われ続けていることだよな。

でも俺のこの

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月を愛でる心が日本語を美しくする

月を愛でる心が日本語を美しくする

こんにちは、流香です。

昨夜はあまりに月がきれいで…

思わず、見惚れてしまいました。

「すべて」を忘れて、とても無になれる時間…

言い方をかえると、ただただピュアに還っていける時間。

こうした季節の狭間の瞬間を、愛することも

きっと出てくることばを美しくさせるから、わたしは

ほんとうに「何気ない」日常の一コマひとコマも愛しています。

書きたいこと、お伝えしたいこと…

たくさんあり

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noteで承認欲求を満たす。

noteで承認欲求を満たす。

私がもしnoteと言う発信の場所を見つけていなければ、どうしていたかなと思います。

自己顕示欲が強く、人や社会に認めて欲しいと言う承認欲求がある私は、今この時代に私が生きている証を残しておかなければと焦っています。
だからこそnoteで毎日創作をして、発信しているのです。

定年退職がコロナ禍とぶつかったことで、人と顔を合わせることが少なくなり、限られた人とのコミュニケーションしかない中で、自分

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