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人と組織をつくる哲学 ―マネジメントと教育の「共通解」―

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マネジメント=管理とは「兵站(生産・物流・調達部門)を通じて限りある資源(ヒト・モノ・カネ・トキ)を把握・分配し、適時適切に適所で活かす」ことである。古来より兵站を軽んじ、人材や…
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2018年12月の記事一覧

デザインチームでよりよいコミュニケーションをおこなうための工夫

デザインチームでよりよいコミュニケーションをおこなうための工夫

本記事はコネヒト株式会社Advent Calendar 2018の11日目のエントリーです!

こんにちは。コネヒト株式会社デザイナーのなっぴーです。最近どんどん寒くなってきました。Advent Calendarも11日目です。クリスマスの足音を感じますね。

私は6月にコネヒト株式会社に入社し、今月で半年が経ちました。
私が入社する前は、デザイナーのきよえしさんがお1人(!)でママリのすべてのデ

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SaaSに関わる人であれば読んでおきたい記事・スライドまとめ

SaaSに関わる人であれば読んでおきたい記事・スライドまとめ

こんにちは!
橋本 大祐(@hashimoto_pres)です!

先日、会社の同僚がSaaSに関してもっと学びたいということで提供した記事やスライドをまとめたところ好評だったので、noteにまとめました!
皆さんのお役に立てますと嬉しいです!!

【目次】
・SaaS全般(10記事)
・マーケティング(7記事)
・セールス(7記事)
・カスタマーサクセス(7記事)

SaaS全般(10記事)■S

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長く愛されるコンポーネントのための取り組み

長く愛されるコンポーネントのための取り組み

はじめにこの記事はGoodpatch UI Design Advent Calendar 21日目の記事です。

僕が担当しているプロジェクトではWebアプリケーションを開発しているのですが、その開発の中で発生したコンポーネントにまつわる問題とそれを改善するための取り組みについてご紹介します。なお、この記事の中で言う"コンポーネント"はUIを構築するための"UIコンポーネント"を指すのだと思ってく

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ダイレクトリクルーティング活用のためのノウハウ<その2>

ダイレクトリクルーティング活用のためのノウハウ<その2>

こんにちは。大阪も寒くなってきました。。寒いの苦手なので、ますます外に出ない日々が続きそうです...笑
さて、前回はダイレクトリクルーティング を活用する際に苦戦する1つ、候補者の抽出についてお話しました。
ダイレクトリクルーティング活用のためのノウハウ<その1>
今回は苦戦するもう一つ、求職者へどのようなメッセージを送れば良いのかについてお話できればと思います。

まず各媒体のスカウト返信率の平

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「階層がないフラットな組織」より「階層があり、社員が自分の役割を越えて動き回る組織」のほうが強い説、を考える。

「階層がないフラットな組織」より「階層があり、社員が自分の役割を越えて動き回る組織」のほうが強い説、を考える。

カヤック人事部の柴田です。以下のツイートの内容を自分でもっと考えるためにブログ記事にしてみました。

まとめ・階層がない組織にも、非公式な階層はできている。
・平時は組織の階層を活かして動き、有事は階層を気にせず自分の役割を超えて動くような社員を増やすのが良さそう。
・「自分の役割を越えて動く」を社員に学習させる方法があるはず。そうしないと、結局組織が硬直化する。
・「役割を超えて動く方法」を学習

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青山住民が考える児相問題と「青山」のふしぎ

青山住民が考える児相問題と「青山」のふしぎ

 この度、南青山児童相談所関連のニュースを見て考えたこと、思ったことをお話させていただきます。note初投稿なので至らない部分はご勘弁。長く、拙筆ですがぜひ最後まで読んで拡散お願いします。※一部表現の訂正を行いました ※新聞に封入されている広報などで児童相談所計画は示されており、私も当時それを確認してはいますが、その後南青山へ決定してからの告知チラシ等は一切投函などがなく認識していませんでした。

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南青山の児童相談所騒動に決定的に足りないもの

南青山の児童相談所騒動に決定的に足りないもの

小さいころ、児童相談所に連れて行かれたことがある。妻以外の誰かにはじめて打ち明ける話だけど。

例の南青山の騒動で、利用者(と言っていいのかわからないけど便宜上)の子供の側からの声がほとんどないのが気になった。

もちろん当事者の子供が声を上げることなんて難しいし、自分がそうだったときのことを思い返しても、周りの子も大人たちも多くの人は児童相談所とは無縁に生きていて、その空気感は誰もわからないのが

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IT時代に適した能力、性格、そして教育

IT時代に適した能力、性格、そして教育

それぞれの時代に適したスキルというのは変わっていきます。また、それぞれの時代に適した性格というのもあるでしょう。また、教育制度もそれぞれの時代に適したカタチがあるはずです。そこで今日の記事では、

- それぞれの時代に適したスキル
- 適した性格
- 時代に即した教育制度

について考えてみようかと思います。

石器時代
石器時代に何よりも大切なの、獲物を捕まえたり、食べられる植物を採集してくると

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「相互監視」と「抜けがけ禁止」は日本のカルチャーです

「相互監視」と「抜けがけ禁止」は日本のカルチャーです

昨日の朝日新聞の技能実習生の記事が話題になっています。

まったくひどい話ですが、率直に言ってなんの驚きを感じません。「今日も日本は平常運転」という印象です。例えばこれ、AKB48の恋愛禁止といったい何が違うんでしょうか? また、日本全国に数知れずあるブラック企業も相当ひどい話ですが、それらの企業が槍玉に上がり、厳しく罰せられたという話も聞いたことがありません。

考えてみればブラック企業も長時間

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マンパワーは足し算では動かない

先日、タイムラインにジョーク動画が流れてきた。

動画そのものはネタ動画だ。が、人的リソースの運用ミスを、端的に表現している。

一人で素早くできる作業が、共同作業になった瞬間にグダグダになる。いくつかの条件がそろうと、マンパワーの追加は生産性に貢献しなくなる。

・状況が刻々と変化し、リアルタイムのチューニングが必要になる
・作業者の間で、多くのインタラクションが発生する
・インタラクションその

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「当たり前」は誰かにデザインされている

「当たり前」は誰かにデザインされている

誰かがやってのけたことは簡単に見える、という話。

「モノマネは最初に見つけた奴が偉い。モノマネのモノマネは誰でもできる」と、以前モノマネ芸人の誰かが言ってたけど、万事そうなんだろうと思う。

誰かが作ったフォーマットのコピーは簡単で、当たり前に見える。その当たり前である「オリジナル」のフォーマットを作った人は、実は膨大な量の情報の取捨選択を行なっている。
例えば、モノマネ芸人のホリさんが木村

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「人に期待しない」の正しいやり方

「人に期待しない」の正しいやり方

「おれは人に期待していないから」と言いながらめちゃめちゃ期待してるじゃねえか、と思った話。

「人に期待しない」というのは人生を軽やかにする方法としてよく聞く言葉だ。だけど、その使い方や捉え方にもやっと違和感を覚えることもよくある。

「どうせ俺をバカにしているんだろう」「どうせ何を言っても口だけだろう」「どうせ俺が困っても助けないだろう」と、「どうせ」のオンパレード。そして「それが俺にはわかって

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