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人類の『未来』をつくる、「脳」と「心」と「精神」のメカニズム

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脳科学、心理学、精神医学――切り口は違うが、どれも「人の心のしくみを知る」学問だ。 精神活動や知的生産活動とは、突き詰めれば「約1000億個の生体回路とその100倍の数の接続点を…
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2019年1月の記事一覧

やさしさ、 ってなんだっけ

やさしさ、 ってなんだっけ

僕はよく「やさしい」という言葉をよく使います。CAMPFIREの行動指針にも「他者にやさしくあろう」とはっきりと入っています。他の活動や発言にも、結構昔から使っているはずです。

周囲の子やスタッフにもよく聞かれます。家入さんの言う「やさしさ」ってなんですか、と。それは甘やかしと違うんですか。そう。「やさしさ」と「甘やかし」。似てるようで違う。違うようで似てる。

でも僕の中では、明確に、定義が違

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人は自分の優秀さを見せびらかしたくてモノを買っている

人は自分の優秀さを見せびらかしたくてモノを買っている

人間誰しも、他人にどう見られたいかを意識して生きています。あるいは意識していなくても、あるべき自分、ありたい自分をにおわせて生きています。

それは恥ずかしいことでも何でもなく、ごく自然で生物学的な現象です。他人のかっこつけを指差して笑う人もいますが、実は指差して笑うこと自体も「自分はわざとらしくかっこつけない謙虚な人間である」というイメージを見せびらかしているにすぎません。

慈善団体に寄付した

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自信はどこから来るのか

自信はどこから来るのか

自信大事です。サッカーだけではなく、生きていく上で大切なものです。

新しい環境や難しい状況に直面した時に、自信というものは自分の能力を最大限発揮するためにメンタル、フィジカル面共に大きな役割を果たしています。

とまあ、自信が大事っていうのはほとんどの人がわかっていることだと思います。

自信を持てと言うのは簡単です。当たり前です。口ではなんとでも言えます。でも実際に自信を持つことは人によっては

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この世界で、私の子どもの心を最も深く傷つけるのはきっと私だ

この世界で、私の子どもの心を最も深く傷つけるのはきっと私だ

自分の子どもが誰かによって傷つけられることを望む親など、きっといないだろう。

クラスメイトからのいじめや、先生や上司からの暴言、見知らぬ他人からの中傷等、この先の人生で子どもが何かで傷つく可能性を考えればキリがない。それらから子どもを守ってやりたいと思うのは、親の自然な気持ちだろう。

にも関わらず、きっと実は私自身が一番深く、子どもの心を傷つけてしまっているのだ。今までも、これからも。

* 

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虫の声~外国人と日本人の違い

虫の声~外国人と日本人の違い

こんなコンテンツあればなぁ~が「note」でした!気休めにお読みいただいて、「ほうっ」「へえ」「う~ん」といったような声が出そうなことを、ジャンルを問わず、掲載していこうと思います。日付が変わるころのひとときにでも、ちょっとした他愛のない気づきにでもなれば、大変うれしいです。さて、初回の今回は、虫の声って、外国人にはどんな風に聞こえるんだろうかというお話。

▼日本の株式市場では、圧倒的に外人投資

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創作で不安になったあなたに捧げる3つの提言

創作で不安になったあなたに捧げる3つの提言

みなさん、こんばんは。

ついに2019年ですね。振り返ってみますと、昨年2018年7月にこのアカウントを開設し、これまで書くノウハウやら漫画やら日常雑記などをお届けしてきました。

嬉しいことにご好評のお声もいただき、多少は誰かの励みになっているようです。

なんとなく始めたウサギシリーズは、このアカウントの記事の中でも評価をいただいており、最初の投稿は昨年のnote編集部のおすすめnoteとし

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「感覚」とは100万回繰り返したロジックである

「感覚」とは100万回繰り返したロジックである

「なんか良い」「なんか悪い」という感覚がある。
そんなことをミーティングの場で言ってしまえば、「ハッキリした理由を言えよ」と槍玉にあげられ、誰かの論理立った主張の元に淘汰されることもしばしばだ。
だが、本当にそれでいいのだろうか?論理によって感覚を安易に押し除ける前に、ふと疑問を持って欲しいと僕は思うのだ。

小学生の時の学級会で、こんなことがあった。レクリエーションに関して討論する場面。「ドッ

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本棚を見るとその人の頭の中が分かる

本棚を見るとその人の頭の中が分かる

「これ、誰の本? あ、みさきちゃんのかー。なんだかみさきちゃんの頭の中をのぞいているみたいだね」。

この台詞が、すべてのヒントになった。

そうか、本棚って、その人の思考と嗜好が、まるっと表現できるんだ。

あれだけ本屋にあちこち通っていながら、そんなことに気づくのに、こんなに時間がかかるなんて、と誰に対してでもなく口惜しくなった。

それから、始めた民泊では「あなたの好きなものに関する本を持っ

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