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サイエンス×テクノロジー=エンジニアリング

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科学とは「事物の本質を表す体系的な知」であり、技術とは「特定の場面で応用される実践的な知」である。すなわち工学および工業とは「人々にとって有用な構造物や発動機関の設計・組立・運用… もっと読む
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2021年1月の記事一覧

フェイクミートも全然あり、むしろ良い

フェイクミートも全然あり、むしろ良い

焼肉ライクでフェイクミートが食べられるネクストミーツというアップがあります。こちらは代替肉開発スタートアップとして最近話題になっています。

こちらが年末くらいに「フェイクミート」という代替肉を、焼肉チェーンの焼肉ライク49店舗で日本初の焼肉用代替肉として販売開始したというニュースがTechCrunchであがっていました。

提供店舗へ新宿西口店でも提供しているようなので訪れました。

食べ比べセ

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ルービックキューブ好きが高じてルービックキューブを作ってしまいました

ルービックキューブ好きが高じてルービックキューブを作ってしまいました

こんにちは。ものづくりとルービックキューブが大好きなにゃにゃんです。

題名の通り、ルービックキューブ好きが高じてついに2x2ルービックキューブを作ってしまいました。まずは動画をご覧ください

次に写真です

名前
「巧克(ちゃおくー)」という名前をつけました。競技用ルービックキューブ(という名前は商標の関係で使えないので「立体パズル」とよく言います)は現在、主に中国で開発・生産されています。こん

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時代の常識を乗り越えていく科学者 ~Beyond Science~

時代の常識を乗り越えていく科学者 ~Beyond Science~

最近、「チ。―地球の運動について―」(ビッグコミックス)第一巻を読みました。

この漫画は15世紀のヨーロッパを舞台に、当時、天動説が常識とされていた中で、地動説の正しさを示そうと奮闘した人たちの姿を描いたものです。

タイトルの「チ。」は地球の「地」を表したものでしょう。

宇宙への忠誠心
話はいきなり、「苦悩の梨」という器具を用いた凄惨な拷問シーンから始まります。当時、キリスト教の教義に反する

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娘の誕生日プレゼントを作る 4歳 テック話

娘の誕生日プレゼントを作る 4歳 テック話

先日投稿した次女の4歳のプレゼントについて、テクニカルな話を紹介してみようと思います。どういう気持でつくったかなどは、こちらに書いてあります。

さっそく作る目線で語っていきます。

作る前に下調べとスタディ今回のプレゼントでは、以下のようなことが出来ます。

・ボタンを押すと自撮り的に写真が撮れる
・とった写真はすぐにSlackの特定のチャンネルに投稿される
・とった写真はデバイスの画面に表示さ

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タイプライターの美。

タイプライターの美。

「はじまりは道具としてよりも機械として。」英文タイプライターと言う道具自体は子供の頃に大人の一部が使ってはいたものの、その当時ですらすでに時代遅れ感のあるレトロな道具になり始めた頃でした。なので、私がそれなりの年齢になった時にはもう実用の道具ではなく、アンティークショップで装飾用で売られるものになっておりました。そんな道具ですが、持っております。

我が家には 10 年ほど前に迎えました。存在その

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システムの設計って何?を考える

システムの設計って何?を考える

ひと口に「設計」と言っても、それが意味するところはさまざまです。

まず最初に実際のプロジェクトの中で、設計を効果的に実践するための
ポイントを押さえておきましょう。

そもそも、「システム」と「ソフトウェア」はまったく異なるものです。…いえ、言い方を変えましょう。

 「システム」とは「ソフトウェア」を内包した、仕組み全ての総称

です。当然、ハードウェアやネットワークインフラ、ミドルウェアやそ

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「技術立国日本を取り戻す」ためにFindyが取り組んでいきたいこと

「技術立国日本を取り戻す」ためにFindyが取り組んでいきたいこと

2020年はFindyにとっても、個人にとってもジェットコースターのような1年でした。同時に、資金調達を完了し仲間の採用が進むなど2021年にステップアップしていくための準備が整った1年とも言えます。

社員数は2021年1月で40名を超えて、サービスに登録してくれているユーザー数も4万人以上、利用企業数も500社以上と増えてきており、スタートアップやベンチャー企業はもちろん、マイクロソフトさんや

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スタートアップ創業エンジニアにオススメの積読を消化したい本5選+α

スタートアップ創業エンジニアにオススメの積読を消化したい本5選+α

明けましておめでとうございます!!

本日は2021年1月1日ですね。もしかすると皆様にとって一年で一番モチベーションが高まっている時期ではないでしょうか...?はい、私がそうです。

積読してしまっていた本を消化したいですし、また新たに読みたい本がたくさんあります。特にスタートアップで働いていると日々の業務に追われなかなかインプットの時間に割けない状態になりがちですよね。去年は私も本を読む量が少

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道具との共進化への道: 二足歩行という無謀な選択

道具との共進化への道: 二足歩行という無謀な選択

●人類進化の源泉、オルドヴァイ渓谷[1][2] 今も続く進化のホットスポットの一つ「アフリカ/グレート・リフト・バレー」[3]、多くの哺乳類の進化を促し、そして類人猿からヒトへの分岐は西リフト・バレーと東リフト・バレーに囲まれたヴィクトリア湖の東、オルドヴァイ渓谷に始まった。

 1000~500万年前、地下マントルの上昇によってアフリカ大陸を引き裂くように、南北7000kmにもおよぶグレート・リ

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