マガジンのカバー画像

エッセイ集

55
僕の人生の1ページを切り取りました。
運営しているクリエイター

2019年11月の記事一覧

部屋と22歳女子と僕

こんばんは。

体調を崩してしまって、前から約束してたデートもキャンセルして泣く泣く家でボーッとしてる三連休を過ごしています。

さて、本題。

22歳女子を家で保護しております。保護するのは今回で2回目。今回保護した理由は「同棲した彼氏と別れたから」。次の住処を探して引っ越すまでの一時避難所として我が家を使われております。

僕としては、過去に付き合っていた女性と同棲をしていたこともあるので、誰

もっとみる

部屋と煙草と僕〜JK vs 僕〜

 僕の部屋は賃貸なので、家で吸う時はベランダでタバコを吸っています。今日はそんなある日の出来事を。

 僕の部屋がある2階建てアパートの道路を挟んだ向こうには4階建ての女子校があります。

 女子校の校舎の廊下に面している窓と僕のベランダが向かい合わせになる形の構造で、休み時間にJKたちが教室を出てぞろぞろと廊下に出てくるのが見えてしまう距離の近さです。

 皆さんは女子校って聞くとお嬢様とか清楚

もっとみる
会社ってところは・・・

会社ってところは・・・

こんばんは。

今日は熱も出てきてうなされておりました。

さて、本題。

僕の家に匿っている22歳女子について。

元同期であるという事は以前の記事に書きましたが、会社を辞める前にも休職をしていたりと波乱万丈の日々を送っておりました。休職の理由は、”先輩との相性が極端に悪かった”ということにしておきましょう。

今日は、そこから皆さんにも伝えたいことがあります。

①結局、会社とは人の集合体であ

もっとみる
ここに居ることに意味なんている?

ここに居ることに意味なんている?

「私なんて生きている意味がない。」

そっか。

僕の生きている意味も無いよ。

生きている理由を探すのも面倒だよ。

でも、死ぬのはもっと面倒だし怖い。

生きる理由や意味付けしたいなら、その程度でいいんじゃないかな。無理に綺麗な理由を探して息苦しくなるくらいなら、そんなの考えなくていいんじゃないのかな。僕は行きつけのバーで、亡き友人に捧げて飲むアムルットとハイライトのメンソールを吸っている時に

もっとみる
”幸せ”っていうやつの話

”幸せ”っていうやつの話

こんばんは。

だんだん朝が冷え込んできましたね。僕は、布団から出る時間がどんどん遅くなってきています。

さて、本題。

今日は学生時代の仲間と飲みに行った話。

学生時代の僕の周りは上昇志向で昇り竜のような勢いのある人たちばかりで、就職先もCMや広告でその会社の名前を見たり聞いたりしない日はないと断言できるような大きな会社へ進んでいきました。

そんな中、僕はただ1人"自分は小規模な会社でどこ

もっとみる
全てを0(ゼロ)にしたい!

全てを0(ゼロ)にしたい!

こんにちは。

今日は誰にも理解されない僕の感情について。

僕は“リセットしたい”衝動に駆られるイベントが不定期的に開催されます。この期間は本当に誰とも会いたくないし中途半端に残っているものは断捨離したい欲に常に襲われています。

ネットで調べてみると僕は”人間関係リセット症候群”に近いものがある。でも、人間関係だけでなくモノもリセットしたくなる時もあるのです。

①このイベントと期間

数年間

もっとみる
Beautiful Life

Beautiful Life

SNS上に煌めく写真の数々。みんなネット上の仮想現実に自分を良く見せようと必死になっている。綺麗な写真を撮るためにパンケーキを食べて、写真に収めるために絶景スポットへ旅行に行く。

”インスタ映え”が流行語になるくらいには、みんなTL上に流れている世界に着飾った自分を乗せようと頑張っている。今日も見知らぬ誰かが何気なくタップした”いいね”の数に一喜一憂している。

僕は写真が嫌いなわけではない。デ

もっとみる

僕の理解者

「辛かったよね、私も分かるよ。」

ある時、彼女にそう言われた。その頃の僕は、仕事でも上手くいかないし家族とも色々と揉めていて毎日いつも心をすり減らしているような生活だった。そんな時に彼女に泣きながら相談をしたら、彼女は親身になって聞いてくれてそう言ってくれた。

しかし、当時の僕にとってはその一言は逆効果だった。「僕の何が分かるのか。」と心の中で少しムッとしてしまった。”僕”を”僕”として認知し

もっとみる
あの頃の僕は正義だったのだろうか

あの頃の僕は正義だったのだろうか

中学生時代の話。

僕は小学生の頃からいじめがあまり好きではなかった。かと言って、大きな声で「いじめをやめたほうがいい」と言えるほどの勇気を持っていなかった。

その頃から”いじめ”はただのモブジャスティスの一種にすぎないと思っていた。SNSでも”〜隊”とか付けている人たちを見つけると引いてしまう。そういう人たちは、自分1人だと自信が無いから誰かと群れて自信を付けているにすぎない。身分相応以上の自

もっとみる
君は空を見ているかい?

君は空を見ているかい?

「空を見るといい。」彼はそう言った。小笠原諸島の満天の星空を頭上に僕らは酒を酌み交わしていた時だった。

大根踊り大学に通っていた僕は長期休みに小笠原諸島でボランティアに何回か行った事がある。その時に現地の協力してくださった林野庁の職員の方と飲む機会があって、その時に言われたセリフだった。

「小笠原ほど綺麗な星空は見れないかもしれないけれど、空を見る時間は取ったほうがいい。」と言われた。その時は

もっとみる
あの時、時計は止まったのではなく終わったのだ。

あの時、時計は止まったのではなく終わったのだ。

久しぶりに彼女と連絡を取った。

彼女と言っても付き合っていたわけではない。ただ、お互いに少なからず好意は持っていたことだけはたしかだ。お互いに大学を卒業してから離れ離れになってしまい、かれこれ数年以上が経っていた。

僕は気まぐれに彼女に連絡をしてみた。理由は何もない、もしも付けるとすれば「ふと寂しくなった気持ちを紛らわしたい」ということにしておこう。数分程度で彼女から返信が来た。お互いに他愛も

もっとみる