記事一覧
『チ。ー地球の運動についてー』(第1回放送)【アニメ感想】
アニメ『チ。ー地球の運動についてー』、ついに第1回が放送、さっそく視聴しました!
舞台は15世紀ヨーロッパのP王国。C教によって地動説が異端とされている世界。
地動説を追究する学者、そして地動説を取り締まる異端審問官。
彼らと出会ってしまった1人の少年から始まる、熱き血の物語。
アニメの出来が期待していた以上に素晴らしくて、物語に引き込まれて、あっという間に2話分の時間が過ぎてしまいました。
『ガリレオ裁判ー400年後の真実』
『チ。−地球の運動について−』アニメ化マンガ『チ。-地球の運動について-』のアニメ、10月からの放送開始も迫り、本PVもつい先日公開されました。
15世紀ヨーロッパのP王国で、地動説を追究する学者、そして地動説を取り締まるC教異端審問官と、1人の少年が出会ったことから始まる物語。
この1冊だけでも物語として完成しているマンガ第1集、その展開が議論を呼んだ最終第8集がアニメでどう表現されるのか、今
ロシア=専制政治の歴史〜【読書感想】『ロマノフ朝史1613-1918』 サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ[著]
17世紀初頭から300年間ロシアに君臨し、革命の最中に一族が惨殺されたロマノフ朝。
その皇室の歴史を描いた、サイモン・セバーグ・モンテフィオーリの『ロマノフ朝史1613-1918』上下巻(白水社 2021年:原著2016年刊)を読んだ。
1 『ロマノフ朝史1613-1918』の全体的な印象宮廷の群像劇
『ロマノフ朝史』は、ロシア皇帝とその一族(愛人を含む)、そして寵臣たちの言動や人間関係を中心
『第三の波 20世紀後半の民主化』 サミュエル・P・ハンティントン[著] 【読書ノート】
『文明の衝突』著者の主著、新訳で登場!
100分de名著で取り上げられた『独裁体制から民主主義へ』に興味を持った方には特におすすめ!
民主主義が揺らいでいる今だからこそ読みたい、20世紀比較政治学の金字塔的著作『第三の波』です。
1970年代半ばから1990年の間に、南欧、南米、アジア、共産主義圏で民主主義体制への移行が起きました。
ジーン・シャープの『独裁体制から民主主義へ』は、これらの成功例