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静馬
2020年11月30日 12:40
行かないでくださいあなたがあなたであるようにあなた自身が守ってきた世界から行かないでくださいあなたがいなくなったあとあなたの残滓を組み立てて部屋に飾って眺めることはあなたに期待しあなたに幻滅しあなたを歪曲しあなたを誇張しあなたからあなたを奪った人々の群れに私も無闇に迎合することになる計り知れないためらいの数々大切なものが多すぎて守りたいものが多すぎて生き
みつま
2020年11月27日 19:44
満を持して響き渡るスタート音好スタートでも出遅れても胸の中を文字だらけにして焦らずにいつも通りに一歩を重ねてくんだ 動きの一つ一つに想いを乗せ命を乗せ
大空ひろ
2020年11月26日 19:49
この空の向こうに在る輝く彼らに想いを馳せると想いの糸が 一筋金色に光り生まれますそれは今この瞬間に幾多の胸の内に生まれ彼の地に向かって一筋また一筋と翔けるのです時を追うごと光は煌めき勢いを増し流星群のようにして彼らの元へ降り注ぎます王蟲の掲げる触手の如く金色に輝く球となって想いの光は彼らを包む糸は織られて強さを増して想う心を繋ぐでしょう今宵 輝くその球体は
和泉とし
2020年11月25日 21:13
秋の夕焼け春のような柔らかい風が夕焼けに伸ばした手のひらをふわりと抜けていくその心地よさ命の喜びの感覚そして思うこの人と自然の営みの中で私の生きる意味を知れたならどんなに嬉しいだろう知りたいいまは自然の中で自分探しの途中
ヨクト
2020年11月23日 23:06
月の光が砕け消え、闇の粒子が沈んでいく時計の秒針がとまるほどゆっくりふかく底の見えない海溝に沈んでいく波のうねりに溺れた鳥は喰われ朽ち分解されて海の雪音も光も吸い込んではらりほろりとおちていく舞う雪は闇の粒子と引きあってしんしんと深深とはるか虚空にふりつづく闇の壁に穴が開き七色に輝く海月が漂い来る雪の欠片がわずかに浮かび光の穴は針の先に消え失せる雪夜のしじまにぽ
東野たま
2020年11月21日 11:53
光 それは 命途絶えることもなく留まることもない光 それは 願い一切の差別なくあまねく命に降り注ぐ光 それは 智慧分厚い疑情を取り払い本当の姿を照らし出す光 それは 言葉意味でも概念でもない久遠の誓い 全託の信心ああ、言葉こそ光生死を超えて 人間を明らめる真実への道標
つよきち
2020年11月21日 12:06
あなたがまっすぐ線を引いたもういろいろ描かれた紙の上がさらに埋まっていくもう冬のようで暖かい日差しと冷たい風が混じっているそんな昼下がりあなたはパパを待っているあなたのご飯を買いに出掛けたパパ大きく風が吹いたあなたの短い髪が大きくなびいた風を振り切るようにあなたは立ち上がるあなたは走り出したもう待っていられなくて靴も履ききっていないままどこにいるかわか
塵の旅人
2020年11月20日 20:15
憂鬱な曇り空を盛り上げようとしきりに鳴く小鳥たち
2020年11月20日 18:24
いろいろな事が押し寄せてさまざまな事情が重なると心がギザギザになったり言葉がトゲトゲしたりするそのギザギザやトゲトゲをわたしの心でキャッチしてふんわりとほんわりとどれだけ包み込んでいられるか自分で自分に挑戦状!ふふん♪やってみせるけどね!勝ち負けにしてみるとちょっとだけ面白くなって来たんだよわたしは応援者なんだけどやっぱり負けず嫌いみたいです自分の力不
2020年11月18日 19:05
忙しくなってくると「自分」を疎かにしてしまうから今を大切に心を整えよう姿勢を正そう踵を揃えて真っ直ぐ立とう翼の付け根を意識しよう言葉を大切にしよう語尾を整えよう詩や物語を丁寧に読もう静けさの中で食事をしよう珈琲をゆっくり淹れよう風纏う服を着て歩いてみようわたし自身の在りようを振る舞いを整え正すことで心の真ん中に取り戻そう
2020年11月17日 18:17
いつもの朝いつものホームが人でごった返していた「○○駅でお客様が列車と接触し…」「大幅な遅れが見込まれ…」「大変ご迷惑をお掛け致します…」確かに列を成すのは迷惑そうなしかめっ面ばかりひとつの思い詰めた命が その肉体と精神が冷たい塊に引き裂かれそこにあったはずのたくさんの時間が奪われたいつもと変わらない 最期の朝数十分の時間と引き換えに命さえ値踏みされる
2020年11月16日 20:43
落ち葉たちは自然のアーティスト美しくこの黒い大地を飾ってゆくその落ち葉も土に還ってゆくそっと大地に手を触れてみた土の匂いがする懐かしい匂い土の匂いが懐かしいのはここが命の根源だから私たちは土に生かされている身土不二そんなことを思って落ち葉のアートをしばらく眺めていた
MELMO
2020年11月15日 21:09
来るなら来てみろ!運命の化け物何もかも喰い潰す竜巻のような侵入者この眼球の底にある水面に映る脅迫者全てを飲み込む巨大な絶望への入口を叩き壊して塞いでやる見えない怪物なら初めからいやしない
2020年11月14日 19:03
ソレは青のように赤く煌めかず輝いている収縮により膨張し瞬間を紡いでいく混沌から礎は生まれ方位の全てに繋がり続ける裏切ることのない真を体現するソレはなによりも眩しくて温かい天翔けるモノを抱いているから編集して再掲しています🏒