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【日記】私が仕事を見つけるまで

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2023.9.30 仕事辞めました。 私が仕事を見つけるまでの日記です。
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#脚本家

未来の脚本家は言った『2024.1.29』

未来の脚本家は言った『2024.1.29』

私は脚本家にならなきゃいけない。

誰もが知っているシナリオコンクールの締切が近付いている。

4ヶ月掛けて、コンクールに応募出来るくらいの文章量を書けるようになった私。「文字数」の沼からは上手く抜けられそうだ。

だが上手く抜け過ぎて、元々いるべき場所からは遠のいてしまった。

文章が多過ぎてしまった。

なのでもう少し長く書けるコンクールを見つけて応募することにした。
大分締め切りが近いものな

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吸い寄せられて『2023.11.30』

吸い寄せられて『2023.11.30』

今日は映画を二本観た。
でも寝坊したので時間を変え、予定より遅く帰宅した。

どうしても観たかった一本目。
好きなYouTuberが動画で話していた本が気になり購入した時に、映画化が決まった。
読了した時に、この本の作者にこれから一生ついて行くと決めた私がいた。

小さい頃から日本のドラマが好きだった。生きている人間よりも死んだ人間の方が多いかと思うくらいの刑事ドラマから、ドキドキキュンキュンする

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楽観的人生『2023.11.10』

楽観的人生『2023.11.10』

最近、何かを忘れている気がする。

頭の上にあるメガネとか、クッションの下にあるリモコンとか、差しっぱなしの鍵とか、そんな物体ではなく、もっと、概念的なもの。

今日はそれを思い出した。
私が忘れているのは『目標』だ。

一月から、プロの脚本家になりたいと思って創作を投稿してきた。もう少しで一年が経つ。
だが今は、各SNSに創作を投稿して、長編の小説を考えて、一日が終わる。

小説家になりたくない

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拾ってきた!『2023.11.8』

拾ってきた!『2023.11.8』

先日、友達に140字小説を書いてみたらと提案された。
そんな友達の話は↓の日記から。

なのでXで140字小説を始めた。
始めたといってもまだまだ手探りで、何をどうすれば小説になるのかはまだ分からない。

元々Xはnoteの宣伝か、何かのはけ口になれば良いと思いながらアカウントを開設したので、フォローもフォロワーもたくさん欲しい訳ではなかった。
自分の創作を、同じように創作活動をしている方に見ても

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誰かのために『2023.11.7』

誰かのために『2023.11.7』

今日は外に出向いた。

ニートともなると、自分でも驚くほど外に出ないので、外出する日に全ての用事を詰め込む。

打ち合わせという名の会話を弾ませたり、初めてカフェで執筆をしたり、この後アルコールを酌み交わす予定があったり。

最後の予定まであと二時間半。
日記を書けなくなるまで飲んだくれるはずなので、もう今日分の日記を書き始める。

今日ほど有意義な時間は、大学の卒論執筆時以来だった。

この前行

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荒波には丸腰で飛び込め『2023.11.6』

荒波には丸腰で飛び込め『2023.11.6』

仕事を辞めて、特に何もしない中で少しの発見や楽しみがあったら書こうと思っていた日記。
毎日書き進めてこれで38本目になる。

たまに自分の投稿を見るが、この時こんなこと思ってたんだーと、なんだか全くの他人を作品を見ている気分。毎日充実していて羨ましいなとよく分からない感想を持つ。

私は書いて数時間経った文章を読み返す時「これ誰が書いたんだ」現象が起きる。
私は、その時思ったことをその時にしか書け

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無知ほど楽しいものはない『2023.11.5』

無知ほど楽しいものはない『2023.11.5』

「娘さんは世の中のことをあまり知らない」

中学三年の春。
塾の先生が、母に伝えた言葉だ。

私はプロの物書きになりたいと思っている二十三歳。
だが自分のなりたいものについての知識があまり無い。というか世の中の物にあまり興味が無かったのか、知らないものが多かった。

中学二年の冬。
当時の担任に「行ける高校なんてない」と馬鹿にされて終わった三者面談から、私は塾を探した。

マンツーマンの塾。
私の

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彼女の居場所『2023.11.4』

彼女の居場所『2023.11.4』

今日は、元同僚が主催のイベントに向かった。
私がニートなのを知っていて、アルバイトをして欲しいと頼んでくれたのだ。

彼女のイベントの世界は、今までの私の視野には入っていないものだった。

なんて素敵な世界なんだろう。そう思った。

私はスタッフの方と受付をしていた。
精算したお客さんにドリンクチケットを渡す。本当にそれだけ。
イベントの参加経験も労働経験も無い私にとってはとても有難かった。

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まあこんなもんか『2023.11.3』

まあこんなもんか『2023.11.3』

自分のやりたいことってなんだろう。
今日の日記を書く前にふと考えた。

昨日の自転車旅は、ニートにはキツく疲労で昼前まで寝てしまっていた。

ゆっくりご飯を食べてから、
最近ハマっているドラマを母と眺めた。

そこからはあんまり覚えていない。
前日からの創作を完成させて投稿し、知らぬ間に寝てしまった。そしてこんな時間。

私の創作頻度は見違える程変わった。

仕事を辞めて、一日八時間の労働時間、往

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私は生きている。『2023.11.2』

私は生きている。『2023.11.2』

仕事を辞めて初めて、生きている心地がした。

今日は自転車の旅。
年金の手続きと『ご褒美』を手に入れに外に出た。

ご褒美の話は昨日の日記から↓

家から役所へ二十分、
役所からCDショップへ二十分、
CDショップから家まで二十分。
合計一時間自転車を漕いだ。

自動車免許を持っていない私が自転車を使って外に出る理由は三つ。

雪が降る前に自転車に乗りたかったから。
交通費を一円も使いたくなかった

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月の始まりなのに『2023.11.1』

月の始まりなのに『2023.11.1』

ご褒美。

一日仕事を頑張ったから、コンビニに寄ってスイーツを買おう。
テスト頑張ったから、今日は好きなだけゲームをしよう。
部屋の掃除を一頻り終えたから、大好きなアイドルのDVDを観よう。

自分へのご褒美。
頑張った、努力した周りの人達へのご褒美。
そんな風に使う言葉。

私は今、この言葉を上手く使えない。

学生時代や、仕事を辞める前の自分は、頑張った日に『ご褒美』と題して、スイーツを買うし

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やれやれだぜ『2023.10.31』

やれやれだぜ『2023.10.31』

今日はハロウィンですね。
日記を初めて一ヶ月になりました。
十月ももう終わりなんですね、早いですねー。
そんな話を日記に書こうと思っていたのに、

脚本が締切に間に合わなかった。

あー本当に。
自分って何なんだろう。
締切守れないってなんなんだろう。

今思えば私、締切を守ったことなんて一回も無いかもしれない。
小学校の自由研究も、中学の夏休みの課題も、高校のワークも、大学の途中提出も、間に合っ

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出世払い『2023.10.24』

出世払い『2023.10.24』

「分かる」

ビールのジョッキを片手に、半分以上入っていたアルコールを一気に体に流し込む。彼女は酒と仲が良い。

「分かってくれるの先輩だけです。正社員でいると、働いているうちにどんどん責任感が増していくというか」
「仕事を卒なくこなすと次の仕事が回ってきて、それをこなしたら新しい仕事教えられて、自然と出来る仕事を増やされて」
「そうなんです!!」

私は、ジョッキを手に持った。取っ手に親指以外の

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宝石も最初はただの石『2023.10.23』

宝石も最初はただの石『2023.10.23』

昨日眠りについたのは、今日の朝八時だった。眠れなかった訳ではない。創作をしていたからだ。

一冊の本を読んでから、自分は脚本や日記だけではなく小説や詩、短歌や歌詞などにも手を付けてみようと思うようになった。

その本のレビューはこちら↓

自分の才能や、自分の好きはどこに埋まっているか分からない。掘り起こしてみたって分からない。掘り起こして、それがキラキラ輝いて見えるか、今は輝いていなくても、自分

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