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未来の脚本家は言った『2024.1.29』

私は脚本家にならなきゃいけない。


誰もが知っているシナリオコンクールの締切が近付いている。

4ヶ月掛けて、コンクールに応募出来るくらいの文章量を書けるようになった私。「文字数」の沼からは上手く抜けられそうだ。

だが上手く抜け過ぎて、元々いるべき場所からは遠のいてしまった。

文章が多過ぎてしまった。

なのでもう少し長く書けるコンクールを見つけて応募することにした。
大分締め切りが近いものなので、精一杯頑張りたい。


4ヶ月、色々なものを書いてきた。

日記。もうすぐ120本目に到達する。
日々あったことや感じたこと、物書きに対しての意識など、これからの自分が忘れないように書き殴っているものを、たくさんの方に見てもらうことが出来ている。

創作も書いてきた。

noteを始め、Prologueという短編小説サイトやInstagramやXに54字・140字小説の投稿をした。日記とは違った読者が増えた。

読書感想文も書いた。

他にも投稿しているが、私が1番好きな作品で、宝物のように大切にしている物がこの本だ。読書感想文を書くことで、自分の気持ちが整理出来て、それを人に見てもらうことが出来る。その喜びを感じることが出来た。

応募もした。脚本と小説。
審査が通ったものも、通らなかったものも、通ったことで新しい芽を摘もうとされたこともあった。

応募して通らなかったものは見せても良いのだが、通らなかったものを人に見せる気になれなかったし、修正しようとも思えなかった。そもそも題材が面白くなかったかもな、とか思うし。

そこら辺の自己肯定感は低い。


今思えば、4ヶ月で詰め込むだけ詰め込んだ。文章を書く、という行動以外にも、仕事を辞めたから、物書きになりたいと願ったからこその経験が出来た。

そんな経験は、確実に活かしたい。


私は脚本家にならなきゃいけない。

今日、脚本家とは何か、とても考えさせられたからだ。


今季のドラマは何本も観ている。サブスクを駆使しているため、過去の作品も網羅している最中だ。
大好きなドラマから一旦離れていた私は、この人生の長期休みを生かしてドラマを知り、学ぼうと思っている。

ドラマは、ドラマである。

現実的じゃない、そんなの有り得ない、こうだったら良いな。
昨日のドラマ観た?、あのシーンが面白かった、あの俳優さんやっぱり格好良い、この台詞が染みた。

やっぱりドラマは面白い。

そう思ってもらえるものを作らないといけない。

誰もが面白いと思えるものは難しいのかもしれない。でも誰かの心に刺さるような、明日誰かと共有したくなるような作品を、自分の手で作りたい。

誰かを苦しめるような、連鎖して誰かが苦しむような作品は、絶対に生みたくない。


私は脚本家に、ならなきゃいけない。


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