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【詩】胸が騒ぐ帰り道

【詩】胸が騒ぐ帰り道

帰り道がなんか遠く感じて
寄り道してもどこか違って
何も満たされず
特に求めるものもない

帰り道がなんか遠く感じて
意味もなく星を眺めたり
野良猫に顔を近づけたり
でもどれもつまらなくて
何も求めてないな

帰り道がなんか遠く感じて
悩みが絶えなくて
自分は弱い生き物で
一人でいるのは怖くて
ただ一つだけ求めてるのは
ただ会いたいだけで

以上です。ありがとうございます😭

【詩】カラス

【詩】カラス

乾いた用水路のほとりに立ち
青き車が疾る
黒き影が舞い踊る

コンクリートにたんぽぽの綿が漂い落ち
帽子被りし私が歩む
予想を超えた遠さのコンビニ
コーラが喉に染みる

サンダルの擦れ音響く
新築のアパートここに聳える
小石を軽く蹴ってみると

とんでいく!とんでいく
ないものねだりが心の中
ころがった!ころがった!
ないものねだりが心の中

鴉よ何を教えてくれる
何を見ればいい
用水路の涸れた声

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【詩】いない夏。

【詩】いない夏。

夏の風がそよぎ 心に寄り添う
今年も夏が来る 君のいない季節
遠くで響く芝刈り機の音 懐かしさを誘う
僕らの残した宿題を胸に 夏休みの夢

時雨が降りしきり 記憶を呼び覚ます
君のいた夏が蘇る 微笑みがそっと
神社の奥 石畳をけんけんぱ 足跡を重ねる
入道雲が舞い 夏の終わりを告げる

君がいない夏が来る 寂しさが胸を満たす
くれなずむ夕焼けが さよならを遠ざける

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【詩】雫だけ

【詩】雫だけ

夏の夜ラムネの雫に映る
微笑む二人 夏祭りの夜
街は幻想と現実が交錯し
屋台から響く音割れも風物詩

古びた屋台、風に揺れる提灯
黄色い浴衣、片手の綿菓子
ラムネの雫に映るのは
過ぎ去った夏の記憶だけ

夏の風が運ぶ思い出
二人の微笑み、うるさい夜空に浮かぶ
ラムネの雫に僕らが映るのは
記憶の中だけ

以上です!
ありがとうございます!!

【詩】花の名前

【詩】花の名前

花の名前を知りたくて
夜の闇に問う
星の光に尋ねる
朝の風に耳を傾け

雨の音に溶け込む
線香花火の夜、心揺れる
微かな闇に包まれ
善良なる気持ちが揺れる

君の手は遠い
意味のない言葉を感じて
瓶のコーラを一口
笑みの裏に隠された不安

大袈裟な夢が僕らを包む
少しの嘘が静かに語る
夜霧に包まれた街で
電柱が静かに佇む

名もなき花が咲

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【詩】もっと笑ってよ

【詩】もっと笑ってよ

ほんと笑うよね
鏡の中へと
姿を投げる葛藤の波に
眠れぬ夜に心は疼き
避けるように優しき光

ほんと笑うよね
「大丈夫?」と問う声が
聞こえても逃げるように
心の底に痛みは漲る
笑顔の裏に涙を隠す

ほんと笑うよね
過ちの影と足跡
過ぎ去った日々心に刻まれ
「もういいよ」とささやいても
消えない痛み癒えぬ傷

ほんと笑うよね
涙の痕胸に刻み
強がりの笑顔 心の奥で
「誰か助けて」と願い続け
孤独の

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また笑って話せる日まで

また笑って話せる日まで

皆さんこんばんは。
初めまして。

飴幸彼。です

今日は一つエッセイを交えた詩を書いてみようと思います。

突然ですが僕、飴幸彼。は
実はお笑いの活動もしています。

ていうかnoteでは詩人になりたいと言うことを
1番としていますが
本当に1番目指してるのは実はお笑い芸人なんですね〜。

もちろん。
詩人とか作家になりたい気持ちもかなり強いです。

あと芸名は出しません。
売れてないですし

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僕らはさようなら

僕らはさようなら

熱い四月の日差し太陽が燃える
風が情熱を運び空気が躍動する
思い出の匣を開けばそこには
最後の写真が静かに眠る
僕らはまたさようなら

前列に立つ笑顔微かに身をかがめ
過ぎ去った記憶が幻想のように浮かび上がる
都合の良い過去へと姿を変えていく
忘れ去られた出来事が美しく描かれる
僕らはまたさようなら

暑さが身を包み汗が流れる
四月の風景が心に焼きつく
最後の写真が語る物語は
暑い四月の光と共に風

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この指止まれ

この指止まれ

この指とまれ 孤独の海に
流れる波音 心のうねり
星影が揺れる 暗闇の中で
ひとり舟を漕ぐ 夢への航海

この指とまれ 悲しみの闇よ
絶え間ない雨 心に打ちつけ
傷ついた心 星屑のように
夢を照らす光 見つけ出すため

この指とまれ 自己嫌悪の闇に
沈みゆく足 踏みしめて歩む
過去の痛み 今日を彩る
夢を描く勇気 抱きしめて

この指とまれ 孤独の海

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【詩】ベランダのコーヒー

【詩】ベランダのコーヒー

朝の陽差し
ベランダでのコーヒー
ひとり静かな部屋に座る

掛けてあるバスタオル
確かにあった
嘘の温もり

僕は使わないアイロン
未来のしわを一つずつ
伸ばしてくれないか

甘美と苦悶
一口吸ったタバコの香り
ベランダの風に優しく散る

以上です。ありがとうございます!

とりあえずはようこそ。

コーヒーも甘いのしか飲まないし
タバコは吸いません。

これって未来のしわと過去のしわ
どっちが良

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【詩】渚にて

【詩】渚にて

ガードレールを飛び越えて
裸足で海へ駆ける
波が耳元でざわめき
焼けたメロンパンの甘い香りが漂う

渚では砂浜が柔らかく揺れる
世界の片隅が見えた気がした
波がやさしく押し寄せる
遠くには船影が浮かぶ

しかし海辺の猫は寝ている
この美しい水平線を見ずに
その世界の片隅で
猫は他の夢を見る

しかし海辺の猫は眠る
水平線の静かさと寂しさが
波風と共鳴した
猫はまた夢を見る

以上です。 ありがとう

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【詩】秘密があるよ

【詩】秘密があるよ

あなたの秘密、聞かせてくれるなら
私は静かに耳を傾ける
その深い闇や輝く星のような輝き
何でもいいよ

心の奥に秘めた思いを
少しだけ交換しよう
その秘密が儚くても
私は受け止めるよ

夜の静けさに包まれて
二人だけの世界で語り合おう
その秘密が辛くても
私は共に歩むよ

あなたの秘密
聞かせてくれるなら
私はただ寄り添う
その深い闇や輝く星のような輝き
何でも受け止めるよ

以上です。
ありがと

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【詩】ホームと僕と月と

【詩】ホームと僕と月と

意味も目的もないけど
一人が怖くて
駅に足を運んだ

頼りないスニーカー
靴擦れそうな革の靴
町行く人は何かに追われている
みんなみんなみんな
目的があってここにいる

目的なくここにいる自分が
なんか疎外されてる気がして

時々人は生きる意味や価値を問う
僕もその一人だ
目的ないとここにいてはいけないのか
生きていてはいけないのか

十五人ほどの駅のホーム
孤独の中で 月の

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【詩】公園の空、片手に缶コーラ

【詩】公園の空、片手に缶コーラ

晴れましたね。

記事を読んでくれてありがとうございます。
とても嬉しいです。

さてさて、
僕はTikTokのアカウントを運営しておりここと同様に『詩』を投稿しております。
そこで投稿したものがまさかの酷評でした、、
コメントもいただいたのですが
運営からフィルターがかかるレベルのものでした。
ちくしょ!!
実際僕自身もあまり自信がない作品だったのですが人間性まで否定されると心が痛みますね
そん

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