マガジンのカバー画像

【授業技術】~授業力を高めていく~

36
大学では授業技術や授業の技能を高めるといったことは、あまりされていません。教育実習のみです。授業技能がないまま現場の教壇に立っている初任者がほとんどです。自主的な研修に学びに出な…
運営しているクリエイター

#子どもとの関わり

一次的支援、二次的支援、三次的支援。一番大事なのは|学校教育|生徒指導

一次的支援、二次的支援、三次的支援。一番大事なのは|学校教育|生徒指導

一次的支援、二次的支援、三次的支援。一番大事なのは|学校教育|生徒指導
一次的支援、二次的支援、三次的支援がある。

学校教育の中の生徒指導で、一番大事なのはどこか。

それは一次的支援である。

一次的支援をおろそかにしているから大変になっていく。

そのような現場が多いように思う。

一次支援をきちんとしていないと、二次的支援をする必要のある生徒が増える。

では、一次的支援のもっとも大切なの

もっとみる
ほめる方法の基本4つとは

ほめる方法の基本4つとは

4つのほめる方法の基本とは
行動を科学的に見たときに、ほめる方法の基本は次の4つです。

①即時性、②明示性、③具体性、④多様性①~④それぞれについて簡潔に書きます。

①即時性についてとにかくすぐにほめることです。

すぐに反応が戻ってくることは、とても脳が気持ちいいです。

※『体罰』や『脅す』という行為を行う人がいるのは、すぐに対象の行動を制御できるようになるためだと考えられます。

ギャン

もっとみる
子どもに届く褒め方4点|教育|特別支援

子どもに届く褒め方4点|教育|特別支援

子どもに届く褒め方4点|教育|特別支援
『褒められたこと』を自分のこととして受け取ることが難しい子もいます。

そこで子どもに届く褒め方について考えます。

①個別化して褒める『みんなすごい!』と言っても伝わらない子もいます。

『名前を呼んで褒める』などの工夫をすることで、

『自分に言われているんだ!』という感覚をもつことができます。

②数値化してほめる『すごいね』『えらいね』だけでは、乗っ

もっとみる
長所伸展|ふろしき理論|一点突破

長所伸展|ふろしき理論|一点突破

長所伸展|ふろしき理論|一点突破
通知表を見たときに、どこに目が行くか。

通知表を見たときに、子どもに何と声をかけるか。

日本の多くの教師が悪い評定の所を指摘するように思える。

短所克服の考え方である。

日本の教育の中で根強い考え方であるように思う。

だが、世の中で活躍している人、これからの時代求められていく人材の考え方は違う。

長所伸展である。

その人の良さ、ストロングポイントを伸

もっとみる
いいことは周りから言わせ、ダメなことは自分から言わせる

いいことは周りから言わせ、ダメなことは自分から言わせる

いいことは周りから言わせ、ダメなことは自分から言わせる。
例えば掃除後の学活のときに次のようにする。

『今日の掃除への取り組み。10点満点で何点でしたか。10点満点とは、汗をかいて掃除をしている状態です。では聞きます。10点?9点?・・・』

挙手させ確認していく。

『10点満点からマイナスをした理由をお隣さんに言いなさい。』

点数化することで、自ら課題を見つけようと脳が動く。

『もう一度

もっとみる
時間を守れと言うならば。授業終了の時間を守れ

時間を守れと言うならば。授業終了の時間を守れ

時間を守ることの大切さを説くのであれば、自らが時間を守るべきである。

授業の終了の時間を守らない教師がいないか。

チャイムが鳴っているのに話し続けている教師はいないか。

時間を守れと言うならば、言っている本人がまずは守るべきである。

言葉と行動が一致していない人の言う言葉は軽い。

信用されない。

授業の終了時間が守れないのは授業者の責任である。

授業の終了時間は必ず守るべきである。

【授業技術】例示、モデリング

【授業技術】例示、モデリング

授業の中で、すべての子どもたちに成功体験を積ませたい。

一人も見捨てたくない。

そのためには、授業の技術の引き出しをいくつももっていることが必要である。

Aという方法でだめならば、Bという方法を。

BがだめならばCといった具合に。

1つか2つの方法しかもっていない教師が子どもに対して行う行為は何か。

それは説教である。

自分自身が未熟なのが原因なのにも関わらず、子どもの責任にし説教を

もっとみる