いいことは周りから言わせ、ダメなことは自分から言わせる
いいことは周りから言わせ、ダメなことは自分から言わせる。
例えば掃除後の学活のときに次のようにする。
『今日の掃除への取り組み。10点満点で何点でしたか。10点満点とは、汗をかいて掃除をしている状態です。では聞きます。10点?9点?・・・』
挙手させ確認していく。
『10点満点からマイナスをした理由をお隣さんに言いなさい。』
点数化することで、自ら課題を見つけようと脳が動く。
『もう一度手を挙げてもらいます。10点だった人?9点?8点?・・・。』
『5点以下に手を挙げた人、起立。』
『理由を言ったら座ります。○○君からどうぞ。』
次々に自分から言わせていく。
テンポよくやっていくことがポイントだ。
また、発言は教師に対してするのではなく、教室の中央を向かせ、みんなに対して言わせることも大切な指導である。
マイナス面や課題は自分から言わせる。
そういった場を意図的に作っていく。
教師から一方的にダメだったことを言っていても、自ら考える力は育っていかない。そもそも聞く耳をもたない。脳の動き出さない。
マイナス面や課題は自分から言わせるのである。
そのための場を作ることが教師がやるべきことだと考える。
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