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A piece of rum raisin - 第1ユニバース第7話 スーパー・スターフィッシュ・プライム計画 👈NEW、1979年6月13日(水)

フランク・ロイド

A piece of rum raisin - 第1ユニバース
第7話 スーパー・スターフィッシュ・プライム計画 👈NEW

第5話 神岡鉱山、2025年9月8日(月)、第3ユニバース
「う~ん、私もちょっと思い出してきたぞ。あれは、第3の2025年9月8日のことだ!そうだろ?」

「あ!そうだ!あれは、実際に、2025年9月8日にペガスス座IK星Aが極超新星爆発を起こして、地球にガンマ線バーストが降り注いだ日よ。私と小平先生は、ハイパーカミオカンデのコントロールセンターにいたわ。洋子とアイーシャはセルンにいた。明彦と絵美は、KEK(高エネルギー加速器研究機構)のスーパーKEKBに、湯澤研一はJAXAの宇宙科学研究所の研究棟の地下にいたのよ!」とメグミ。

「私と明彦は、地下のスーパーKEKBのトンネルにいたわ」と絵美。
「私も思い出した。私とアイーシャは、セルンのLHCのトンネルに避難していた」と洋子。
「そして、ガンマ線バーストのショートバーストが地球を襲った。それはコンマ数秒という短い時間だったけど、太陽が発する電磁波エネルギーの数年分が一時に地球のバンアレン帯を破壊し、オゾン層を剥ぎ取った」

 その時、地球の昼面にあった北米大陸では、バンアレン帯もオゾン層もなく、太陽からの電磁波を直接浴びた。空を飛ぶ鳥は舞い落ち、地表から十数メートルの地表の生物は大部分が死滅した。

 続いて、ロングバーストが襲来した。残ったオゾン層もほとんど消えた。

 北米大陸だけではなく、夜面にあった欧州大陸、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、日本、オセアニア各国の電力グリッドが消失した。電子・電気部品を載せた機器は使用不能となり、あるものは火を発した。

 大気中のオーロラは、太陽風のプラズマが低緯度地域まで高速で降下し、酸素原子や窒素原子を励起させ、燃え盛った。

 スイス、ジュネーブのセルンでは、クエンチ発生の超電導破れで60トンの液体ヘリウムが600倍に気化した。洋子とアイーシャはそれを生き延びた。

 北米から太平洋、オセアニアと地球は時点で昼面に移っていって、ハイパーカミオカンデが地下650メートルにあると言っても、日本列島が昼面になった時が、自分たちの最後と小平先生は言っていた。

「それで、ブラックアウトしたら、2025年から2010年5月11日に戻っていた、ということね?その同一ユニバースでの記憶の転移を起こしたのは・・・」とメグミがまだ首をかしげている。

「そうよ!その第3の同一ユニバースでの記憶の転移を起こしたのは、この第1の私たちなのよ!」と絵美が言った。「思い出したわ。未来の私たちは、記憶転移装置を完成させたのよ。それも異なる宇宙間じゃなく、同じ宇宙でも転移できるような装置を完成させた。そして、滅亡する第3の2025年から2010年に第3の私たちを引き戻したのよ。未来の私たちがやったのよ、それを」と絵美が説明した。

 洋子が頭を抑えて「ちょっとぉ、まだ私、頭がヒリヒリするのよ。誰か、チャートか何かで説明してくれない?」と言った。

「わかった。みんな打合せ室に行こう」とメグミがみんなをせきたてて、原宿の家で打合せ用にしている部屋に行った。その部屋には黒板があるのだ。1979年にホワイトボードやプロジェクターなどない。

 メグミが第1、第3とかの時間軸を書いていく。

「つまり、最初の偶発的な記憶の転移は、この①と②よね。セルンのクエンチで起こったこと。この時、第3の2008年の部分記憶が転移した。これはいいわね?そして、不完全ながら記憶転移装置を湯澤とアイーシャが開発して、2010年の全記憶転移が起こった」とメグミ。

「ちょっと待って。今の私たちは1回じゃなく、第3の2008年と2010年の2回の転移の記憶があるということ?」と絵美。

「そうとしか考えられない。まだあるのよ、聞いてよ。この②の転移は、この青い線、つまり、第1の2010年の未来の私たちが第3の2025年の記憶を、2010年に引き戻したこの④の後だと思うのよ。だから、みんな、2025年のガンマ線バーストを覚えているのよ」
「なるほど。じゃあ、この⑤は何なの?第2ユニバースってなんなの?

「湯澤が言っていた宇宙よ。なぜか、第3から偶発的に第2にも記憶が飛んじゃった気がする」
「う~ん。それで、第4ユニバースの⑥?その第4の私の記憶だけが第2?これは何?」
「何かそういう気がするのよ。どこから来たのか知らないけど」

「ちょっと、錯乱しすぎだわ。第2と第4はひとまずおいておいて、でも、第1と第3の転移のやりとりはスッキリしたわ。洋子、わかった?」と絵美。「まあ、だんだんと・・・しかし、もしも、2010年の未来の私たちが、これからの31年間で、なんていうかなあ、失敗?そう、記憶転移装置の開発を失敗したり、ガンマ線バーストからの地球の防衛に失敗したら、どうなるの?だって、この記憶は、私たちが成功した場合の記憶なんでしょ?」と洋子。「そうなると・・・この私たちの今の記憶も宇宙のパラドックスを調整するために、改変されるのかもしれない。いや、宇宙の調整機構とかって何だ、とか聞かないで欲しい。未だにマルチバース理論なんて証明されていないんだから、その仕組だってわからんよ」と明彦。

「まあ、いいわよ。洋子の言う失敗をしないように、これからの31年間、入念な準備をしないといけないのよ」とメグミ。「そういうことだ、メグミ」

シリーズ「A piece of rum raisin - 第1ユニバース」

第1話 メグミの覚醒1、1978年5月4日(火)、飯田橋
第2話 メグミの覚醒2、1978年5月5日(水)
第3話 メグミの覚醒3、1978年5月7日~1978年12月23日
第4話 洋子の不覚醒1、1978年12月24日、25日
第5話 絵美の覚醒1、1979年2月17日(土)
第6話 洋子の覚醒2、1979年6月13日(水)
第7話 スーパー・スターフィッシュ・プライム計画
第8話 第二ユニバース
第9話 神の摂理

メグミちゃんの「ガンマ線バースト」の解説

シリーズ「フランク・ロイドのヰタ・セクスアリス(Ⅱ)

第一話 清美 Ⅰ、1978年2月24日(金)
第一話 清美 Ⅱ、"1978年2月24日(金)1978年2月27日(月)
第二話 メグミ Ⅰ、1978年5月4日(火)
第三話 メグミ Ⅱ、1978年10月25日(水)
第四話 メグミ Ⅲ、1978年10月27日(金)
第五話 真理子、1978年12月5日(火)
第六話 洋子 Ⅰ、1978年12月24日(土)
●クリスマスイブのホテル・バー
●女性弁護士
第七話 絵美 Ⅰ、1979年2月17日(土)
●森絵美の家
●御茶ノ水、明治大学
●明大の講堂
●山の上ホテル
第八話 絵美 Ⅱ、1979年2月21日(水)
第九話 絵美 Ⅲ、1979年2月22日(木)
第十話 絵美 Ⅳ、1979年3月19日(月)1979年3月25日(日)
第十一話 洋子 Ⅱ、1979年6月13日(水)


シリーズ「フランク・ロイドのヰタ・セクスアリス(Ⅰ)」

シリーズ「雨の日の美術館」(完結版)


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フランク・ロイドの随筆 Essay、バックデータ

弥呼と邪馬臺國、前史(BC19,000~BC.4C)


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