Ayaka @ハーバード/ デザイン大学院 博士留学/ 景観と文化と音の研究
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ハーバードで教えるということ- TF(Teaching Fellow)について
私が通うハーバード大学デザイン大学院の博士課程では、2年目になると、TF(Teaching Fellow)というポジションで、修士の学生を教えることがほぼ義務付けられます。私が担当したのが、前期はTheories of Landscape as Urbanism そして、後期はTheories and Practices of Landscape Architecture。建築に設計と理論があるよ
もっとみる2024年春学期全般 振り返り
今学期も沢山の教える機会をいただけて、幸せでした。担当していたデザイン大学院の景観論の修士向け、30名の未来のデザイナーたちとの時間は、私の方が勉強になることが沢山でした。前学期と合わせて1年間、哲学的な景観理論を色々扱ってきたので、英語力ももうちょっと前進したかな。まだまだがんばります。
そして、ハーバードで日本語を勉強する学生たちに、ゲスト講義をする、というとっても素敵な機会もいただき、デザ
2023年春学期全般 振り返り
春学期は、ピーター・ロウ先生他担当の博士課程全員の必修のデザインリサーチ方法論のクラスに加え、私の博士論文の副指導教官でデザインスクールの前学長モイセン・モスタファヴィ先生の授業Architecture: Histories of the Presentと、ハーバード感覚民族誌学ラボのスタジオコース、Sensory Ethnography 1&2を取りました。特に、Sensory Ethnogra
もっとみる2020年春学期全般 振り返り
コロナの影響で対面からオンラインへの変更があったりと大変でしたが、授業はとても刺激的で、印象に残る学期となりました。とった授業は、必修のTheories for Practices in Crisis, Conflict and Recoveryほか、Cartographic Audition、Interdisciplinary Art and Design Practices、Design An
もっとみる2019年秋学期 振り返り③ -Mapping: Geographic Representation and Speculation-
Fall 2019 にとった授業から、3つ目に紹介するのがMapping: Geographic Representation and Speculationというクラスで、ランドスケープデザインの先生 Prof. Robert Pietruskoによるとても刺激的な授業でした。地図を描くことの意味をひたすら考えつつ、新しい地図作りからの問題提起を考えていきました。
中でも印象的だったのが、この