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2020年秋学期 振り返り② -Landscape Representation-

Fall2020は実は一つだけだった、GSDの授業。でもやっぱりとても好きでした、デザインスクールの授業。特にこのクラスは、ランドスケープ修士の1年生の必修に組み込まれていて、実際のデザインというよりはデザインそのものを考えるのが中心で、私はひとり他学科からの参加者でしたが、とても学びが多かったです。

場の表象について、あらゆる方法を考えていくというのが授業の根底にあり、毎回、自分の思考方法の限界を試されている感じ。現実社会にどれだけ実装可能かはわからないけれど、思考実験として可能性を模索する感じが楽しかったです。

例えば、ある課題では、自分が決めたサイト(私は修論の対象地にしました)を符号化して表現する課題(notational analysis)が出て、そのために、自分なりの符号化のルールを考える必要がありました。そして、そのベースとなったのが、その一つ前のNon-siteという課題。ざっくりいうと場を抽象化して描きだすことが求められていて、さらにそのために、自分のサイトのどの要素を抜き出すか、を決める必要がありました。私は、Sidewalk-Corner-Wallをひたすら集めることにしてデザインのベースにしました。

Sidewalk-Corner-Wallの課題のために集めた写真の一部

本当に様々な思考実験が求められた授業で、作品の一部は下記のクラスサイトにまとめられているのでみてみてください!

ちなみに、クラスの最後の課題は、クラス全体を4つに分けて、それぞれのグループが、一定のルールのもと、メンバーの作品を集めて作ったCollective Non-siteという課題でした。どういうものが出来上がるか最後までわからない面白さがあった課題で、最後の最後まで楽しむことができました!下記が完成作品です!

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