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9月1日の超早朝にボストンについて、その足で、これから9ヶ月を過ごすロックポートの新しく契約した家へ。昨年、私の指導教官が主宰するCritical Landscapes Design Labのリサーチの一環で移り住んだCape Annのエリアが気に入って、ボストンからは電車で1時間15分くらいかかるものの、今年は電車通学をすることに決めた。

早速次の日の金曜日には、ハーバードとMITへ。久しぶりのキャンパス、そして授業は、通算ボストン留学4年目とはいえども緊張する。今学期クロスレジスターするMITの学生証をゲットした後は、ハーバードのワイドナー図書館へ。やっぱりここに入ると身が引き締まる思いがする。

数時間リーディングしたのち、流石にお腹が空いて、お気に入りのポケ(ハワイ料理)屋さんへ。留学1年目、デザインスクールから住んでいたキャンパス内の寮に戻るときにいつも通るのがきっかけで、入ってみて、そこからずっと私のお気に入り。ボストンだと、生のサーモンとかも普通に食べられるし、高いお金を払うことさえ厭わなければ、結構食生活には困らない。私にとっては、贅沢の品だけれど。。

コーヒータイムで、同級生となるDoctor of Designの今年度進学のみなさんとの初顔合わせ。予定の合わなかった2人を除いて、6人が集まった。やはり、話題は今学期取る授業の話。デザインスクールの博士課程(DDes)には、1年間のコースワークが課せられていて、それをうまく自分のリサーチにも使っていけるように自分なりに考えて選択しないといけない。

今年、私がおそらく取るのは、この4科目。

  • MIT 4.649 Resonance: Sonic Experience, Science and Art by Caroline Jones and Stefan Helmreich

  • A1450 Water, Infrastructure, meaning by Steven Caton

  • DES 3241: Theories of Landscape as Urbanism by Charles Waldheim

  • ADV9503: Preparation of Doctoral Thesis Proposal

そんなこんな私にとっての今学期初授業に、夕方から参戦してきた。Charles Waldheim先生によるTheories of Landscape as Urbanismの授業だ。昨年研究員(Research Associate)をしていたCritical Landscapes Design Labのプロジェクトの共同研究先がCharles先生が主宰のOffice For Urbanizationのラボだったのもあり、とることに決めた。

しょっぱなから、ものすごく情報量の多いクラスだった。そしてGSDらしく、言葉の定義から概念から、一つ一つを掘り下げていくところから始まるような授業だった。What is Theory? What is Landscape? What is Urbanism? 私たちがあたりまえと思っていることの全てはあたりまえでなく、人が作った言葉であり、概念である限り、他の、別の見方が存在する。

と、、こんな話が延々と続く、そんな博士課程のはじまり。

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