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2022年秋学期全般 振り返り

デザインスクールの博士課程(Doctor of Design) の1年目はコースワークということで、コロナで修士の時には実質半年ちょっとしか経験できなかった他対面授業を、ハーバード4年目にて再び体験することができました!

今回とった4つの科目のうち、特に印象深かったのが、音の理論について、もっと様々な方向から学んでみたいとMITで受講したCaroline Jones先生とStefan Helmreich先生によるResonance: Sonic Experience, Science and Artの授業。Stefan Helmreich先生の潜水艦での音体験の論文は、2020年春学期に受講したCartographic Auditionの授業でも紹介されていて、そんな先生から直接、学べるとあって、毎回、ワクワクが止まらない、そんな時間でした。

個人的には、EDAYAの竹楽器の活動をどのように研究と繋げていくことができるのかこれまで3年間模索してきていて、クラスプロジェクトとはいえ、初めて全面的に竹楽器のことを、思いきって扱ってみたというのもあり、とても感慨深い授業となりました。

伝統の竹楽器をどのように次の世代に繋げていくのか、という命題を、Vibration/振動を通して、全人類的な感覚から訴えることを提案した、かなりラディカルなプロジェクトとなりましたが、もうこれ以上考えられない、というくらいまで、唸って捻り出した案を、とても意義深いものと捉えて評価してもらえたことは、ちょっと自信になりました。

徹夜で捻り出した提案の最終プレゼンのためにトガトンを早朝演奏




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