- 運営しているクリエイター
#子育て
バスに揺られ、一歩先へ進んでしまった子供たち。
不安そうな顔をした子供たちがバスに乗り込む。バイバイとぼくに手を振り、二人は並んで席に座る。
そのバスは他に乗客がおらず、静かに、しかし確かに彼らだけを乗せて走り出した。周りは静まり返り、バスのエンジン音だけが鳴り響く。
窓越しに見える不安げな彼らの横顔が、ぼくの前からスローモーションのようにゆっくりと通り過ぎていく。
寒い冬の終わりの風が吹き抜ける中、ぼくはしばらくの間、小さくなるバスのテ
子どもの習いごとのやめ時、どうしてる?習いごとを入れ替えまくっている我が家の判断基準。
「もう、水泳やめたいんだよね……。」
家の前で子どもと遊んでいると、たまたま通りかかった親子連れの会話が聞こえてきた。
お母さんと小学校低学年の女の子。
「そうねぇ、でも最後までやらないとねー」
お母さんは子どもの言葉を受け流し、子どもは下をうつむいたままぼくらの前を通り過ぎて行く。
子どもは習いごとを辞めたい。親は辞めさせたくない。
うちの子たちが3年生になると、こんな話をまわりから
ブライチャーの英会話レッスンが教えてくれた意外な子育てのヒント
「NO!NO!わたしはそう発音してないよ。こうだよ」
Skype越しに、先生はぼくの間違った発音と正しい発音を交互に発音してくれた。
あぁ、そうだった。ここはよく間違えちゃんだよな。
「これで合ってる?」
「O K!よくできてる!」
ぼくがブライチャーの発音レッスンで、ミスを指摘されない日はない。
日本人にありがちなRとLの取り違えや、イントネーションを置くところを間違えたり。
先生
一瞬のきらめきのような幸福感の正体が知りたくて、ぼくは今日も早く家に帰る。
上の子たちが生まれてからの3年間。ぼくは外からはいい夫に見えたと思う。
子どもたちと一緒に遊び、いつでも抱っこをし、残業せずまっすぐ家に帰る。
だけど、ぼくは本質的なことにまったく気がついていなかった。
出産直後の妻に必要なものは、育児をする夫ではなく、優しくいたわってくれる夫だということに。
もちろん、夫が家事育児をすることは必要だけど、ぼくはその行動自体が目的になっていた。
「子ども
カウンター式ダイニングテーブルが、次男の涙を消してくれた話
次男の様子がおかしいことにぼくらが気がついたのは、彼が泣きながら家に帰るようになってからだった。
小学校2年生になってから、彼は家に着いたとたん、まさに玄関を開けた瞬間から泣き出すようになった。
家に帰るたびに泣き出す次男を見て、ぼくと妻の心はキュッと締め付けられた。自分のことよりも何倍も辛いと感じてしまう。
泣きながらしどろもどろに話す彼の言葉はよくわからず、なんども聞き返してやっとなにが
「いたいのいたいの 飛んでけー!」が生む"子どもの発達課題"という呪い
「いたいのいたいの 飛んでけー!」
子どもの頃、ちょっとしたケガ(足をすりむいたり)をしたときに、親からそう言われたことはありませんか?
ぼくは自分の子どもにも言ったことがあります。
「これくらい大丈夫だよ。そんなに痛くないでしょ」
と、泣きくれる子どもに言ったことが。
だけど、よく考えてみると、”子どもの痛いという身体感覚”と”ぼくの身体感覚”は別ものですよね?
子どもの痛覚とぼくの