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#コラム

効果的な会議のポイントは仕組みにあり

効果的な会議のポイントは仕組みにあり

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

※ 本記事は日経朝刊投稿募集企画「 #その会議必要ですか 」への寄稿です。

リモートワークが導入された当初、無駄な会議が減ったという声をよく聞きました。今までと働き方の延長で普段の定例会議をなんとなくそのままリモートでも開催してみたところ、一人が延々と話して終わることが多いことがわかり見直しを迫られた等などです。

紙が中心だった文化を変えて、それまで

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ジョブ型雇用と解雇の話- Are you ready to get fired?

ジョブ型雇用と解雇の話- Are you ready to get fired?

こんにちは。Funleash志水です。前回のパーパスについての記事もスキやメッセージをありがとうございます。最近は経営や人事以外の皆さんにも読んでいただけるようになり、嬉しく思います!

さて今日のテーマは「ジョブ型と解雇」。この数年、経済紙で話題のジョブ型について。ああ、うちの人事が入れようとしている制度だけどよくわからないな。そう思われるかもしれませんが、将来的に皆さん自身が経験するかもしれな

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仕事でやりがいを求めるのが困難な時代になったのか?ーー書評『ブルシット・ジョブ』

仕事でやりがいを求めるのが困難な時代になったのか?ーー書評『ブルシット・ジョブ』

久しぶりに「ロック」な本を読んだ。なんとなく、その存在に気づいていたけど、深く考えてみなかった事柄。それをずばりと表現し、否応なくこちらが考えざるを得なくさせる。

『ブルシット・ジョブ』である。サブタイトルは、「クソどうでもいい仕事の理論」がロックな表現だ。日本では昨年7月に刊行された。

ブルシット(bullshit)とは「たわごと」「くだらん」「バカいえ!」などの意味で、「クソどうでもいい仕

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戦略コンサルという高級ソープランドビジネス

戦略コンサルという高級ソープランドビジネス



学歴職歴強者がめちゃ肯定してくれるこれは大きい。当然ながらクライアント・ファーストのビジネスなので、スポンサーというクライアントの責任者側の人を全肯定する。クライアント側が考えていること、やりたいこと。それらをどうやったら実現できるか、もしくは株主が納得してくれるような論理的なストーリーに仕立て上げるか(中計など)をサポートしてくれる

「いや、我々は真に正しいことを」という反論はあるが、本当

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【徹底解説】コーポレートガバナンスとは何か?(基礎編)

【徹底解説】コーポレートガバナンスとは何か?(基礎編)

TAKA(@Murakami_Japan)です。私、職業柄、たまたまなんですが2003年からコーポレート・ガバナンス("CG")をそのものをテーマにしたり、その考えに基づいて仕事をしたりし続けてきました。丁度、米国で意識が高まり始めた頃と重なります。今も、コーポレート・ガバナンスに直接関与していますし、それを考える立場にもいると自覚しています。

ただ、この18年間、常にぼんやりと感じ続けてきたこ

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だれでも見やすいプレゼン資料の作り方

だれでも見やすいプレゼン資料の作り方

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

最近は筋トレネタばかり書いていたので、友人からは「電脳じゃなくて脳筋じゃないか!」というツッコミを受けました。今日はビジネスネタにしようと思います。お題は「プレゼン資料」です。

COMEMOを読んでいるビジネスパーソンのみなさまは、日々さまざまな資料作成をしていることでしょう。ワードであったり、パワーポイントであったりツールもいろいろあります。はじめは

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宗教から逆算するオンラインサロンのコミュニティ設計と運営戦略(おまけのみ有料)

宗教から逆算するオンラインサロンのコミュニティ設計と運営戦略(おまけのみ有料)

オンラインサロンに入ってみて半年たったのでコミュニティ設計を考える、というnoteの続きです。

前回のnoteでは参加者目線でコミュニティを類型化してみたのですが、今回は主催者目線でコミュニティをどう設計するのがいいのか?というのを探ってみます。

コミュニティ=中小規模の連帯のある集団とした場合、これってビジネスの顧客集団やお店のファンや常連さんとの小さな輪っかでも同じですよね。

つまり、い

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正論だけ言ってればいいと思っているようじゃ、POISON

正論だけ言ってればいいと思っているようじゃ、POISON

「君は、物怖じせずに意見を言えるところが素晴らしいよね」

インターンしていた職場で言われたことがある。当時にしてはTwitterのフォロワーが多く、取材もしてもらったりしていた学生の私は、だれかに対して意見を述べることに人よりも慣れていた。

それからも、フラットで自由な会社に入り、1年目から自分の意見を求められる環境に身を置いていた。「ただの『決めてください』というレポートはナンセンス。自分は

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ケンカじゃない方法で、よりよい関係をつくるためのコミュニケーションについて

できればケンカをしたくない。

ケンカはコミュニケーションだという文化もあるかもしれないけど、わたしは、コミュニケーションのゴールが「人を言い負かしたい」とか「自分が正しいと認めさせたい」という勝負の土俵には一瞬たりとも上がりたくない。なので、そういう人がケンカを売ってきたときは無言でダッシュで逃げる。

だけど、仲良くしたい相手やこれからも関係性が長く続く相手とも、意見が食いちがったり考えが伝わ

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