青田努(@AotaTsutomu)

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青田努(@AotaTsutomu)

LINE ←PwCとか ←Amazonとか ←リクルートとか。人事したり、メンターしたり、講師したり、たまにバズったりしています。■https://www.facebook.com/TsutomuAotahttps://twitter.com/AotaTsutomu

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自分のキャパは何で決まるか(4種類のキャパの話)

キャパオーバーしてしまうと、自分を自分らしく保てなくなりますよね。ということで、今日はとても大事な「キャパ」の話。 予定がないから休む、ではなく 休むという予定を入れる 先日、大学にお邪魔してお話しした時に、学生から「つい自分の予定を詰め込み過ぎて、ヘトヘトになってしまうんですけど、どう管理すればいいですか?」と聞かれました。分かる分かる。 その時、僕はふたつのことを伝えました。 ひとつめ。 自分を自分らしく保って、パフォーマンスを発揮するためには、休息が必要です。特

    • 雑メモ:美大に行こうと思った理由 〜正直あまり参考にならない40代後半の衝動〜

      ↓すでにこちらのエントリでいくらかお伝えしましたが、いま一度改めて整理しておこうと思います。 WILL (ベースにあった意思) 1. 意外と先は長いと気付いた 40歳を過ぎた頃から「意外と先は長い」と思い始めた。早上がりの人も増えてきた。22歳〜65歳まで働くとしたら、40代前半はちょうど折り返し地点でハーフタイム。焦って藻掻いてきた甲斐もあってか、思っていたよりも前半戦で満足のいくキャリアにはなってきていた。 40代前半までの20年くらいで(仮に)一人前になれたので

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      • もう一度生きてみた(2023年のストーリー)

        社会人になると時の流れは早く、若い頃を懐かしんでは「もしも学生に戻れたら」と、これまでに何度も想像してきました。そんな僕にとって、今年は絶対に忘れられない年になりました。 ちなみに2023年の出来事は↓こちら↓に整理しました。興味のある方はあとでご覧ください(スマホからだと見づらいのでPC推奨)。こんな感じでスプレッドシートを継ぎ足して自分のログとしていけるといいかもですね。 LINEを3月で卒業することは実は1年前に伝えており、十分すぎる準備期間があった僕。その間に後任

        • 叶わず。 だけど。 -後編-

          これまでのあらすじ。今日は本当に嬉しいです、がんばりますという話です。 ①LINE卒業したよ。美大に行きたいな。ってエモいお話 (退職エントリ系にしてはよく読まれた) ↓ ②武蔵野美術大学のCI学科、補欠2番のままでした。4月からは学科ちょっと勉強して合格するつもりだけど、教員の仕事もあるし本も書くよ、旅もしたいな、週3日くらい休みたいな。ってお気楽アンポンタンなお話。 ↓ ③正直、自分の心の声に蓋していました。勇気をくれてありがとうございました。怖いけどがんばります、

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          叶わず。 だけど。 -中編-

          中編です。前編の続きです。 中編(今回)はこの17:00の直後のことです。僕にとって大きな内面の変化が起こりました。 蓋 その日は18:30くらいから、僕が古巣で採用活動をした代の人たちとの飲み会がありました。 彼らが社会人になったのは13年前のこと。その中には美大出身の人がいて、新卒採用担当だった僕は10歳くらい年下の彼女を採用活動で出会った当時から尊敬していました。この人が選んだ学び舎はさぞかし素敵なところなのだろうと思っていました。 飲み会の中で彼女に今回の受験

          叶わず。 だけど。 -中編-

          叶わず。 だけど。 -前編-

          武蔵野美術大学 造形構想学部、落ちました。補欠2番の状態で待っていましたが、補欠1番で止まったまま、最後まで繰り上がらずでした。関心を持っていただいていた皆さん、ありがとうございました。 先日のエントリはこちらです。 さらに見渡してみる機会 残念ではありますが、次に進みます。この年齢になると1年の出遅れは誤差ですので、来年度の受験に向けて真剣に、焦らず臨みます。 今年度は学科は1つしか受けませんでしたが、見渡してみるとほかにも興味のあるところはいくつかあります。せっか

          叶わず。 だけど。 -前編-

          もう一度生きてみようと思った (LINE退職エントリ)

          2023年3月末日をもって青田はLINEを卒業します。在職中は大変お世話になりました。 ※「卒業」という表現を好まない人もいるかと思いますが、これはR地方由来のビジネス方言ですので、方言として許容いただけますと幸いです。 なぜ卒業するのか? 僕は今47歳ですが、仮に65歳まで働くとあと18年あります。これまでの延長線上であと18年過ごすのはあまりにも長いと感じました。 また、1社目を1年で辞めてキャリア弱者意識を持って以来 20年以上「このままじゃまずい」という危機感や

          もう一度生きてみようと思った (LINE退職エントリ)

          意見の異なりはどこからくるのか(4つの異なり)

          ダイバーシティ&インクルージョン、多様性という言葉が日本でも広く使われるようになって数年が経ちました。 多様な人たちが集まると多くの意見が生まれますが、これら意見の異なりや議論はややもすると「自分への攻撃」と捉えられてしまうことがあるため、私たちは「なぜ異なっているのか」「その異なりはどこから来ているのか」について自覚的であり、無用なヘイトを生まない必要があります。 個人的にはこの意見の異なりや食い違いの元となっているものは大きく4つに大別されると考えています。 ※この

          意見の異なりはどこからくるのか(4つの異なり)

          2021年をつらつらと振り返る

          外出自粛が続きましたが、多くの出会いや変化があり、ここ数年の中でも楽しい1年となりました。結論から言うと、徹底的に攻め、突っ走りました。 そもそも年始はこういうことを言っていましたが・・・ ・・・動画編集と書籍の執筆以外の半分くらいはできたかなと。 じゃあ半分だけしか達成していないからNGかというと決してそういうわけではなく、それ以上のことができたのではないかと思います。 出来事でまとめると↓こんな感じです(スマホじゃ見づらいかも)。 出来事について 2021年は

          2021年をつらつらと振り返る

          人を動かすに足る「ビジョン」の考え方

          自社の存在意義を言語化したり、Purpose(パーパス)を新たに策定する企業が増えています。存在意義は「Who we are ?」「Why ?」を言語化したものであり、ビジョンにかなり近い概念と言っても良いでしょう。 そこで今回は自社や自分たちの部署で新たにビジョンを策定する際にヒントになるようなことをお伝えできればと思います。 ビジョンとは何か? まず、ビジョンとは何か。ビジョンとは自分たちの「在りたい姿」≒「なぜやるのか?」≒「目指す状態」を言語化したものです。(要

          人を動かすに足る「ビジョン」の考え方

          努力を「有効な努力」にするために必要な「量質転化」と「経験学習」の話

          美化してしまいがちですが、やはり「ムダな努力」というものは存在してしまいます。がんばった割に報われなかったり、時間をかけている割には上達しなかったり。「努力はムダにならない」と思いたいものの、これはなかなか難しい問題です。 一方でやはり、努力が成果に結びつき報われることもあります。今日は「有効な努力」「いいがんばりかた」について、「量質転化」と「経験学習」というキーワードで説明します。 量質転化 初めて聞く方もいるかも知れませんが、「量質転化」という考え方があります。

          努力を「有効な努力」にするために必要な「量質転化」と「経験学習」の話

          あなたの原動力と、刺激するトリガー

            チームのモチベーションアップのためにいろいろ頑張ってみたけど効果がない。そういうときは「原動力」と、原動力を刺激して引き出す「トリガー」が合っていないのかもしれません。 たとえば、「チームのビジョンを考える」ことは自分の仕事の意義を大事にするビジョンタイプのメンバーの活力を引き出すには効果がありそうですが、とにかく難ミッションに立ち向かうことが好きなクエストクリアタイプのメンバーには響かないことがあります。 そのため、モチベーションについて考える時には、まずは以下のよ

          あなたの原動力と、刺激するトリガー

          仕事における7つの報酬

          一部の業界では人材獲得競争が激化し、給与レンジの見直しを迫られている企業も少なくありません。 いろいろな調査がありますが、昔から転職理由のTOP2は概ね「人間関係」と「給与」となるくらい、金銭報酬は重要な要素です。 しかし、はたして本当に優秀な人材を金銭報酬だけで引き止めることは可能でしょうか? 私は仕事における「報酬」には少なくとも以下の7つがあると考えます(人によっては、もっとあると思います)。「給与は上げたのにその効果を感じらづらい」という時に、金銭報酬以外で会社

          仕事における7つの報酬

          転職者に必要なunlearnと、迎え入れる人たちがすべきonboarding支援

          優秀な人でも、環境が変わったら今までのように優秀でいられなくなることがあります。なぜなら、私たちの能力には「発動条件」があるからです。 ↓こちらの記事のように、今まで大企業で発揮できていた能力が、中小企業で発揮できなかったということは珍しくありません。 万能の優秀さは存在しない これは私自身が経験したことですが、自分自身の能力をフルに発揮できた職場もあれば、あまり発揮できなかった職場もありました。 同じ人間なのに、基本的な保有能力が変わっていないはずなのに、優秀な自分

          転職者に必要なunlearnと、迎え入れる人たちがすべきonboarding支援

          採用ではターゲットだけでなく、マーケットも見よう (たとえば高専卒採用の場合)

          一昔前だったら「ロボコン」のイメージが強かった高専。しかし最近では「全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2021」(高専DCON)なるものが開催され、AI関連領域でも存在感を発揮しています。↓この様子は僕もNHKで観ていました。 また、徳島県に新たにできる次世代高専「神山まるごと高専」は先日クラウドファウンディング上で大きな話題となり、昔から熱い存在であったが高専は今も変わらず熱いと感じます。 こうなってくると「高専いいじゃん、うちも大卒採用で苦戦してるから高専生

          採用ではターゲットだけでなく、マーケットも見よう (たとえば高専卒採用の場合)

          副業先として強みを発揮できた京都の旅館の話

          副業を許可する会社が増えている。副業を受け入れる会社も増えている。こちらの記事↓では、東京に住みながら石川県の和洋菓子店で副業する会社員の方が紹介されている。 記事によると、この方はリクルート社のサンカクを利用したようだが、ほかにもキャリアSNS YOUTRUSTの「すごい副業」「かなう副業」も注目を集めている。また、ヤフーのギグパートナー募集では10歳から80歳までの104名と業務を開始した。 このような副業増加の背景としては、以下の4点が考えられる。 ① 個人の変化

          副業先として強みを発揮できた京都の旅館の話