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「ハレとケ」のハレの残り香
何か行事で特別な料理を食べたその時は勿論嬉しいのだけれど、
翌日かもしくは数日間ハレの気配が残っているような、
日常のケハレに溶け込んでいるような時間がとても好きである。
ハレの日、ケハレの日、ケの日は、
すぐに切り替わるものなのでなく、
グラデーションのような感じで移り変わりを見せているように感じる。
お正月には毎年母にならって、
お節を作る。
大きなお重3段に沢山詰め込むので、三が日で食
営みの街が暮れても、なお営み続ける
実家を出てから、自分で料理をし始めて7年目になる。
「営み」といえば生活や暮らしのこと全般を指すのだろうとは思うけど、
その中でもやっぱり世間一般「食」は営みの中においても、大きなウェイトを占めている。
基本的に毎日夜ご飯と職場に持って行くお弁当は作るようにしている。
週末の土日のどちらかの午前中に、
ある程度のまとめ買いをしておいて、
足りないものは平日に仕事終わりスーパーに寄って買い足す、
メタモルフォーゼするオフィスレディ
毎朝同じように、
駅を降りると地下街を通ってオフィスビルへと向かう。
更衣室にて、
シャツと紺ベストと紺スカートを着用し、
THEオフィスレディへと化する。
更衣室に入ってきた同僚に「おはようございます」と挨拶をし、互いに会話も程々にして、着替える。
この職場に来て、もう1年以上になるけど、
結構ドライな人が多くて、助かっている。
飲み会も多くない。
前の営業職をしていた頃のウェイ系の職場は
ホタルイカと菜の花について思いを馳せる季節と、春の音楽フェスの話
春が来た。
先週日帰りで和歌山に旅行に行った際に、
産直市場で買った菜の花と
近所のスーパーで買った安いホタルイカを使って、自宅で初めて天ぷらを揚げた。
菜の花とホタルイカと玉ねぎのかき揚げ。
かき揚げを家で揚げるのは初めてで、
意外と形取るのが難しかった。
でも食べた時には、菜の花の香りと新玉ねぎとシャキシャキ感とホタルイカの瑞々しさが、
春の訪れを感じさせた。
大葉の天ぷらは特に、揚げ物
アラザンやカラーチョコスプレーでしか表せない青春の煌めきのような儚くも美しいものがある
今年で人生25回目のバレンタインだった。
だからと言って何も無いのだけど、
先日は百貨店の催事に、仕事終わりに向かうと人が多過ぎて、
見物も買い物もそこそこに、サッサと退散してしまった。
美味しい高級なチョコは勿論魅力的ではあるが、
私はまだバレンタインにおける友チョコ交換のような、
チープでキュートでファンシーな物の方に惹かれる部分がある。
小中高時代は、スーパーマーケットで大量の板チョコを