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エッセイ

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自分の哲学・ただ思ったことなど…
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#人生

『フランスの高校生が学んでいる 哲学の教科書』を読んで

『フランスの高校生が学んでいる 哲学の教科書』を読んで

『フランスの高校生が学んでいる 哲学の教科書』
を読んでみた。
哲学は好きだけど、難しい内容も多いので、
ちょっと哲学書は敬遠しがちだが、
これならわかりやすいかな、と…。

でもやっぱりちょっと難しかった…💦
「選択の連続が自分をつくっている」
という箇所と、
「なすべきことをしたと思えれば、
 死への恐怖は弱まる」
というところは心に刺さった。

確かに毎日、人生は選択の連続。
これを選んだ

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やめ時がわからないこと

やめ時がわからないこと

すすぐのが苦手だ。
どこで終わりにしていいか、
引き際がわからない。

例えば、米とぎのすすぎ。
まだ水は白いが、透明になるまですすぐのは
ほぼ不可能だし、ご飯がパサパサになってしまう。
どの辺までやればいいのか、毎回迷う。

トリートメントのすすぎもだ。
あまり残ったままだと
髪がベタベタになりそうだし、
すすぎ過ぎると髪がパサパサになりそうで…。
まだ滑らかさが残っている辺りで、
この辺かな、

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幼なじみがいない

幼なじみがいない

私は父の仕事の都合で、
幼稚園年中の時と、小学1年生の時に引っ越し、
転園・転校したため、小さい頃から
つきあっている友達がいない。

小学生からのつきあいだった友達とも
だんだんつきあいがなくなり、
現在、一番古い友達は
高校1年生の時からのつきあい。
いわゆる幼なじみがいない状態なのだが、
チビ子は生まれてから10年間、
同じところにいるため、
児童館やベビースイミング、保育園で一緒だった、

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#3年後の自分への手紙 参加者紹介3

#3年後の自分への手紙 参加者紹介3

#3年後の自分への手紙
にご参加くださった方々のご紹介、第3弾です。

10人目の参加者は、えりかさんです👇
ご自身の通院のこと、症状のこと、
また親御さんとのことなどについて書かれています。

11人目の参加者は、ばっぷくどんさんです👇
眠れない夜のこと、人間関係のこと、
約束した方との再会等について書かれています。
“心は経験知識から積み上げた小さなパーツと
魂が抱えている過去の記憶と

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#3年後の自分への手紙 参加者紹介2

#3年後の自分への手紙 参加者紹介2

#3年後の自分への手紙
にご参加くださった方のご紹介第2弾です。

👆前回5人の方々をご紹介したので、
今日は6人目の方から紹介させていただきます。

6人目の参加者は、春永睦月さんです👇
幼少期に医師から「激しい活動はできない。
無理すると長生きできない」と
言われた春永さんですが、そんな言葉に負けず、
恵まれた人生を送ることができている
と書かれています。
素敵ですね。”孤高たりとて孤

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嫌なことの乗り越え方

嫌なことの乗り越え方

生きていればいいことばかりじゃない。
特に最近は悪いことが続いている。
昨日も犬の散歩中に、すれ違った人に
因縁をつけられて嫌な気持ちになった。
子どもの登校渋りはよくなったが、
家を出るまでは毎朝戦争のような激しさで、
送り出した後はしばしボー然となり、
しばらく何もできない。
嫌なことやつらいことで気分が沈みがちな時、
どうやって元気を出している?

私は、現実逃避の一種かもしれないがよく寝る

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#3年後の自分への手紙

#3年後の自分への手紙

昔、どこかで3年後の自分に
手紙を書こうという企画が
あったのを思い出して、
今、書いてみようと思った。
公開で書くのはちょっと恥ずかしいけれど、
3年後に向けてここに残しておこうと思い、
思い切って書いてみることに…。

3年後のありすへ

元気でやっていますか?
この歳になると毎日の生活で、
健康が重要な要素を占めると思います。
元気で頑張れているといいのだけど。

もう本を出版できましたか?

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逃げ出さないことが大事

逃げ出さないことが大事

こちら(👇)の記事でも書いたが、
私はパニック障害を患っている。
いつも発作が起こるわけではなく、
限られた状況でしか発作は起きないので
普段は忘れているが、
断続的に25年以上も付き合いを続けている。

昔買って、時間がなくて読めていなかった本、
『パニック障害からの快復
こうすれば不安や恐怖は改善できる』
を今週やっと読んだ。

実体験でわかってはいたが、
ストレスがたまっている状態で

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人は余力を残して旅立つ

人は余力を残して旅立つ

「人は余力を残して旅立つ」
と聞いたことがある。
まだ少し力がある状態で、
「この辺で、もう逝こう」
と、自分で引き際を決めるらしい。

人と機械は違うけれど、
最近“もう手の施しようがない状態”と
メーカーの人に言われた私のパソコンも、
ウンともスンとも言わない状態ではなく、
かなりゆっくりだったが動いてはいたため、
なんとかなるのではと希望を持ってしまった。

でも専門家によると、
もう何もで

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人は生きている間に使わなかった自分の運を、まわりの大事な人に譲って旅立つ

人は生きている間に使わなかった自分の運を、まわりの大事な人に譲って旅立つ

「人は亡くなる時に、大事な人に対しては
 自分が使わなかった“運”を残して旅立ちます」
という文章を、以前読んだことを思い出した。
何の記事だったか全く覚えていないが、
母が亡くなった1年後くらいに
読んだのを覚えている。

私はもとから運がいい方だったが、
母が亡くなってから、
更に運がよくなった気がしていたので、
それが納得できた。

それに私だけじゃなく、
妹も仕事がうまくいき始めたり、

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流れは自分でつくっている

流れは自分でつくっている

人生が思わぬ方向へ
どんどん流れていく時ってあるよね。
でもどんどん落ちていくのではなく、
心地よい流れに身を任せているような状態。

突然夢が現実になりそうな時とか、
急に結婚が決まるとか、
念願の仕事に就けるとか、色々。

そういう流れに乗る時って、
いい流れが勝手に来て、
自分はその流れに乗っかるだけ
みたいな気持ちになりがちだけど、
受身的に流されっぱなしなのではなく、
実は、舵は自分で取

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停滞している時は少しだけ先を見て進もう

停滞している時は少しだけ先を見て進もう

コロナの後遺症で、
予定がある時以外は寝てばかりいる。
本当にだるいし、疲れやすい。

味覚は少し鈍ったけれど、
そんなに重症ではない。
でも濃い味のものしかあまりよくわからない。
これはそんなに困っていないけれど。

とにかくこのだるさは、いつまで続くのだろう。
今までひどいインフルエンザにも
かかったけれど、
治ったらすっかり元気だった。
やはりコロナは違うんだなと感じる。

そういうわけで、

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電車の吊り革に手が届くようになった日

電車の吊り革に手が届くようになった日

電車の吊り革に手が届くようになったのは、
いつ頃からだろう。
ちょうど今、娘が精一杯手を伸ばせば
届くくらいの高さだ。
だけどまだ腕がピーンと張り詰めていて、
つかまっても自然には見えない。

余裕を持って吊り革に
つかまれるようになった日、
私は自分が大人になったかのような気分で、
ドヤ顔でつかんだのを覚えている。
多分中学生になっていたか、
なっていなかったか、の頃かなぁ…?

どうでもいいこ

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飛び続けるより、飛び立つ方が大変⁈

飛び続けるより、飛び立つ方が大変⁈

以前、飛行機に乗って考えたこと。
エンジンをかけて助走し、飛び立ち、
軌道に乗るまでは本当に大変そう。
一生懸命飛んでいるという感じがする。

でも軌道にさえ乗ってしまえば、
勝手に動いているという感覚。
実際は勝手に動いているわけでは
もちろんないけれど、
人生も同じだなと思った。

自分が一番一生懸命やらなければいけないのは
飛び立つまで。そして軌道に乗せる辺りまで。
後はきっとラクになる。

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