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日本人男性が日本のジェンダーギャップの惨状を知らなくてショックを受けたお話し
先日コペンハーゲンでお会いした日本人男性が、2023年のジェンダーギャップ統計を見て「え、日本はそんなに低いの!?」とおっしゃったのを聞いて、「え、知らなかったんですか!?」と逆にショックを受けました。日本人男性の一般認識ってそんなものなの?と。もちろん、よく分かっている男性諸氏も沢山おられると思いますが、デンマークに出張でいらっしゃるようなエリート層の男性でもその程度にしか男女格差という問題を気
もっとみる文化に個人が制限される時
こんにちは!かーなーりお久しぶりの更新です。今日はインスタには書ききれないであろう、私の心に触れる出来事があったので、こちらでシェアしたいと思います。
何があったのかというと、文化というものが人をこんなにも苦しめるものなのだと久しぶりに温度感を持って感じたのでした。
日本やアフリカ、アジアで仕事していた時には、割と頻繁に文化に苦しめられている・機会を奪われている人達、特に女性を見ていたので、常
ネガティブな言葉はポジティブより7倍力強いって知っていましたか?
最近は英語でのコーチングのスキルアップに力を入れていまして、火曜日はワークショップに参加していました。そこで改めて数字として学んだこと。それは、ネガティブはポジティブの7倍影響力があるということでした。前からネガティブの方が強いとは知っていましたが、具体的な数字で聞くとなかなかインパクトがありました。
口に出す言葉は、頭の中で考えるより5倍(くらい)力強いそうです。ということは、ネガティブなこと
特に問題はないんだけど...
それでいいんですか?といつも突っ込みたくなってしまう、この言葉。あなたの仕事、家族、人間関係、人生。「特に問題はない」レベルで本当に満足ですか?と余計なおせっかいかもしれませんが、気になってしまいます。その後ろにどんな言葉が続こうと、特に問題はないという表現をする時点で、何かしら引っかかっていることが分かりますよね。
どうせなら、「心から満足しています」とか「最高です」とか言い切れるような生き方
「正しく傷つくべきだった」 映画ドライブ・マイ・カーを観て感じたこと
先日、コペンハーゲンで映画「ドライブ・マイ・カー」のプレミア上映会が行われ、ハルキストな友人たちと鑑賞しに行きました。
会場では日本人に沢山会うだろうと想像して行ったのですが、意外にも観客の大多数はデンマーク人でした。さすが、世界の村上春樹。デンマークでは翻訳が素晴らしいこともあって、村上ファンはとても多いです。
ちなみに会場は、Grand Teatretというコペンハーゲン中心部にある映画館
日曜の午後に魚屋さんで気付いたこと〜プロっぽさを醸し出す要素
昨日、手巻き寿司パーティーをするため、久しぶりに魚屋さんに行ったら、今までと違う店員さんが一人いました。
取り立ててハンサムでもニコニコしているわけでもないけれど、内面のハッピーさとか暖かさがが滲み出ていて、魅力的に感じさせる人でした。雰囲気とかオーラとでも言うのでしょうか。
店員さん「こんにちは。何にします?」
私「お刺身にするマグロと鮭を下さい。こっちの魚は何?生食できる?」
店員さん
人は人であって、形容詞ではない
今日は軽度のADHDと診断を受けているというデンマークの方からお問い合わせがあり、久しぶりにデンマーク語でカウンセリングセッションを提供しました。久しぶりだったので、内心冷や汗ダラダラでしたが、いいお話ができました。
話していて思ったのは、ADHDのようなケースの場合、診断がついてほっとしたという方が少なくないということでした。自分の性格に問題があるのかと思っていたけれど、診断がついて問題になっ