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やりたいことがあるなら、すぐに予定に入れよう

世界にはまだ見たことのない景色があって、
会いたい素敵な人たちがいて、
きっとワクワクするようなストーリーも沢山ある。

生き急ぐわけじゃないけれど、先延ばしにせず、温度感が高いうちに楽しみたいと思う。

というのは、私はやりたいことを先延ばしして、強く後悔したことがあったから。

コーチングに出会った時、「これをやろう!」とすぐに決めたけれど、いつ仕事にするのかを明確に決めていなかった。

「お客さんが集まったら」
「上手くできるようになったら」
「資金を貯めたら」

一見もっともらしい理由をつけて、2年後かなーなんて引き伸ばししていたけれど、結局のところ、人生の舵を自分が握るという決意がなかったのだと思う。

既にやりたいことが見えていて、当時の仕事は愛せないという状況で、それでも先延ばしにした結果、何が起こったかというと、体からのサイン。

最近よくいう「強制終了」みたいな、倒れて動けなくなったとか全身湿疹が出たとか、そういうのではなかったけれど、胸にしこりを見つけた瞬間の頭から冷や水を浴びせられたような、ゾッとした感覚はよく覚えている。

サインを受け取って「死ぬのかも」と思った瞬間、息子の顔が浮かんだと同時に、「やっぱり早くやっておけばよかった」という思いがパッと浮かんで驚いたことを覚えている。それでハッとして、私そんなにコーチになりたかったんだと気付いたという顛末。

結局、ありがたいことに大事には至らず、後悔から学んだ私は、当時の会社に即辞表を出して、プロコーチになった。

なぜこんなことを今ここで書こうと思ったかというと、やりたいことや自分らしくあることを抑えている人に早く気付いていただいて、私みたいに怖い思いを味わうなんてステップはすっ飛ばして、やりたいこと・望む人生を実現してほしいと思うから。

「私、死ぬのかも」なんて経験は、しないに越したことはないと思う。元看護師として思うけれど、本当に病気になってしまった後に、死の床でやらなかったこと、愛する人を残していくことを後悔することは、もっと悲しい。

「サイン」は、それを求めている人にしか見えない。私たちが見るものは、自分の内面の反映でしかないから。

何か「サイン」を感じたのならば、それは心が求めているものを見ているということ。そこを素直に感じ取って行動していくことで、人生は劇的に変わっていく。

「行動」っていうと大袈裟だけれど、小さなもので十分。気になる人に話を聞く。食べたいものを食べる。着たい洋服を着てみるとか。見たい絵を見に新幹線に乗ってどこかへ行ってみるなんていうのも素敵。

小さな行動だと、これが何につながるんだろうって思うかもしれないけれど、いつか何かに繋がっていくし、「これに繋げる」と意識してやれば、必ずそうなっていく。

何よりも、何もしなかった後悔よりも、何かした後悔の方が爽やかなのではないかと思う。好きな人に告白してふられる方が、ただ見ていた好きな人が誰かと恋仲になってしまうより後味よいのと似ている(かな?)

これを読んで、ドキッとした人は、胸に秘めているやりたいこと・実現させたい夢を書き出して、日付を入れよう。日にちを入れてしまえば、それは漠然とした夢ではなく、予定になるから。あとは、そこに向けて何をするか、明確にしていくのみ。大丈夫、誰も見ていないから!思いきり書いてください。

あなたの「予定」が近いうちに実現しますように!


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