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『スピードが遅い人は 矢印をたよりに!』フットボールペアレンツ075

こんにちは。スクールの誰よりもスピードが遅いマコトです。

お父さん・お母さん世代でプレーしている人の中には、自分のスピードの遅さに悲しくなっている人もいると思います。私も毎回動画を見るたびに、自分のプレーの遅さに絶望します。

でも研究をやめるわけにはいきません。
そんな私が、スピードですばやい小学生をかわしているように見える動画がこちらです。

いい感じで2回、相手を置き去りにしているように見えます。
さらにはゴールまで決められました。

2対2 ゴールとキーパーありの状況。私は右側の緑の〇印の選手です。

スピードがない私が抜けた理由はズバリ

相手の矢印の反対を行く

という方法を適用したからです。

まず1つ目は、相手に矢印を出させたパターンです。
私は1回外に広がりました。これは目的である「シュートを打つためのスペースを作る」行為です。

そうすることで、私をマークしていた選手は、外側に向かってきました。
「矢印を出させる」ことに成功したのです。そして矢印が出た瞬間、私は入れ違うかのように走り出してボールを受けました。

相手の矢印を操るイメージです。

しかし、相手のもう1人のディフェンスのポジション取りが良く、目的のシュートのコースが消されていました。

縦軸とは自分から見て縦のラインです。

そこで予定を変更して、中央~左サイドからの攻撃になりました。

左タッチライン際の攻防

上の写真は左タッチライン際、私がボールキープしている場面です。

まず相手が、私にスピードを上げて寄せてきました。
相手が矢印を出したパターンです。

ここで「たいていの守備者は」という但し書き付きですが、ディフェンスは私のボールに寄せきらないで、なぜか私の前で急ブレーキをかけるかのように身体を止めてしまうことが多いです。あるいは足を出してボールを突こうとしてきます。

いずれにせよ、ボールに対して矢印が向いてくる、しかも、身体ごと刈り取られるのではなく、手前でちょっと減速が入るというのが判っているので、私はぎりぎりまで引き寄せ、タイミングをみて正反対の矢印に進みました

この持ち出しは、縦一閃というような磨き抜かれた素早い技ではなく、単に相手と約180度反対の方向に進んだだけです。

その結果、守備者をわずかですが置き去りにでき、反対サイドへ向かう仲間へのパスに成功。さらにはゴール前に走りこんでリターンをもらってゴールすることまでできました。

自分が遅いなら矢印を操作する。
相手と自分の相対速度の違いを利用する。
これは互いのスピードのレベルが上がれば上がるほど意識した方がよいことだと思います。

フットボールを楽しんでいる人たちの参考になれば嬉しいです。


◎01~10

01 『親としてはやめてほしくない』
02 『できない子を笑わない』
03 『サッカー選手になれなかった人がフットサル選手になる』
04 『サッカーに熱心な親だらけ!』
05 『左足で走るのが苦手とかあり得る? 個人的には画期的な大発見』
06 『走る(ドリブル)は誰でもできる』
07 『子どものプレーにイライラしがちなお父さんお母さんへ』
08 『両足で蹴ればシュート力は2倍になるぜ!!!』
09 『セレクションは気にしない!~12打数12安打11ホームランでも、まぁまぁはまぁまぁ』
10 『パパはゲームメーカー! ボールにいかないと世界がまったく変わります!』

◎11~20

11 『思い出しただけでイラつく経験を語っても……』
12 『ボールにいかない派とかじゃなく、目的は何かっていう話なんだけど』
13 『ボールにいかないと1人目のディフェンスはいないも同然。味方はグラウンダーでパスを出さなくてもいいし、利き足じゃなくてもかまわない』
14 『子どもが主役の合宿は、世代を超えて受け継がれていた』
15 『イノシシやゴリラにプレスされても大丈夫! ~今が未来につながっている~』
16 『リフティング(1) ボールを拾って役立てようと 僕は思ったわけでもないが』
17『リフティング(2) 空に向かって蹴るのが楽しい!』
18 『リフティング(3)親と性格が違い過ぎると怒っちゃう問題はこうして解決した』
19 『リフティング(4)私たち親子が回数を目標にしなかった理由
20 『親視点(1)みんなドリブルでいっちゃうツライ日々』

◎21~30

21 『牛若丸ターン! ターン後の着地の姿勢で勝負がついていた』
22 『ドリブルの練習をやめたら劇的にうまくなりました』
23 『質問です。未来を意識していた人は誰でしょう? ゴールの角上とつながる』
24 『原文ママさん 手持ちの動画について意見を交わし合う場を作りました』
25 『世代なので死ぬまでにマラドーナのドリブルを身につけたい――運動神経がダメダメな私でも走れば抜けます
26 『ゴールへの意識があればレアルマドリードにもたどり着ける
27 『4ステップはつまずきそうで怖いという質問への回答』
28 『ギュンです! ボールに触れた瞬間に超絶加速する――写真の次のコマの形を当てられたらあなたは名選手に違いないです』
29 『続ギュンです! たいして傾いていなくてももちろん抜けます』
30 『ハルキの自主練なんて一回もみたことないです』

◎31~40

31 『内田史上最強の動き――研究手を基本動作にするプロセス』
32 『7番と9番へ! ディフェンス目線で整理する走る(ドリブル)2022年8月バージョン』
33 『トップ選手との対決で学んだこと――真夏の微妙な大実験』
34 『ボールにいっちゃっている状態とは何かよくわかります』
35 『手を動かしてイラストにしてみるとフォームを覚えられます――中西を描いてみる』
36 『フリーキックの練習を初めてしました』
37 『4ステップがない世界はもう考えられない』
38 『パパさんでも5人ダイレクト成功』
39 『ボールのレイヤーと身体のレイヤーが違うことで、滑らかなスーパープレーが生まれる』
40 『身体はオートマチック、判断はコース取り』

◎41~50

41『プロは目指すものじゃない――どうしても怒っちゃう自分を克服したきっかけ』
42 『ボールなしの練習は最重要!! しゃべるが先で飴玉は後』
43 『走りながらボールに合流する方法』
44 『すべてのプレーはゴールへ続く』
45『景色のプレーと脳内のプレー』
46『試合を動かす選手になる』
47 ルールは拘束的なものではなく、創造的なもの』
48『ドリブル超得意だけど、、、ドリブルのドの字もみせないぜ!
49 『親視点(2)止める蹴るを正確に!! なんてまったく考えていません』
50 『そもそもシュート練習をする前に・・・

◎51~60

51 『なぜ父親が練習しているのか』
52 『 身体を止めずにシュートを打つ』
53 『常識よりも前提。短い距離でもインステップ 』
54 『三手一組の準備ができていれば得点王も夢ではない 』
55『あわや大ケガ……準備も確認も怠らないこと』
56『日本人ってメチャ楽しそうにプレーするね!』
57『忍者?! 一瞬の速さだったら体格差は関係ない』
58『メッシはボールコントロールではなく、身体のコントロールが正確なのでは』
59『ワンステップシュートで文字通り✨超一流✨』
60『このドリブルの最大のコツは、ディフェンスの矢印に意識を払うことだけど』

◎61~70

61『動画編集=宝さがし』
62『ディフェンス時における身体操作(第1歩目)』
63『攻撃の手を緩めない 足を止めたりしない』
64『上手く止めることを目的にしない』
65『次の展開を予想しないでプレーする方がずっと難しくないですか?』
66『親の自分もビビッてしまうけど・・・何ができないかを知りにいく! 』
67『守備の意識が劇変しました』
68『ジンガやフリースタイルのように見えるかもしれないけど』
69『引き込みドリブルのbefore after
70『自然に思えたプレーがエラーだと気づく』

◎71~80

71『自分も味方も等価で全員を一緒に動かしているイメージ』
72『すべては自分次第。ボールウォッチャーになる? それとも得点者になる?
73『オレは基本的にダイレクトでプレーするぜ!
74『決め打ちを見破れれば超一流』

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