『リフティング(1) ボールを拾って役立てようと 僕は思ったわけでもないが』フットボールペアレンツ016
藍澤誠/Jの先生です。
今日はリフティングについて、ハルキの幼少の頃の映像から現在の取組まで,
動画を交えながら、順を追ってシリーズで書いていきます。
リフティングは、サッカーの練習において「ボールを落とさずに何回つけるか」という技術です。そして子どもたちが取り組んでいる「リフティングの練習」自体が、必要とか不要か意見がわかれているようです。
上記のような意見が多く、あとは
などの中立 or 条件付きのグループでしょうか。
私はというと、現在(2022年)の意見としては
というものです。つまりリフティング自体には価値があるとかないとかはなくて、「それをどう役立てたいのか」を大切にしたいです。
現在の私の目標はなんといっても
です。
だからどの練習においても、プレーのスピードが上がることを目指しています。プレーのスピードをアップさせるために「ボールにいかない」ことが必要で、そのための身体操作が必要です。わかりやすいように動画を作りました。
「プレー中に体を止めない」「居つかないスムーズな重心移動とは?」「どうやったらボールから意識を切り離せるか」
そのヒントを得るためにリフティングの仕方を変化させているし(回数や安定性を求めない)「物理を無視したファンタジーな仮説を立てがちなのを修正する」「身体操作でどこまで理想の動きができるかをチェックする」という方向でリフティングを活用しています。
このような考えですので、チュートリアル的な動画では全くなく「私はこうやってリフティングを役立てている」という動画になりました。みんな自由に、それぞれの目的に合わせて練習を工夫するのが一番だというのが私の意見です。
現在の私は、回数ではなく「スピード重視」にシフトしていますが(ジダンのプレーが好き)、数を目的としている時代もありましたので、次回はそこについて書きたいと思います。
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