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『ワンステップシュートで文字通り✨超一流✨』フットボールペアレンツ059

藍澤誠/Jの先生です。今日もnoteで研究しています。

今回の動画はこちらです。

ここでいう「ワンステップ」というのは、ボールをスライドしたときの軸足を前に(あるいは横に)飛ばして、その着地足を即座にシュートの軸足として使うという動きです。

ここでついた右足が前方へ運ばれて――
シュート動作の軸足となる
いきなりシュートになるので守備は寄せきれない

この動きは、2020年3月~5月に、ハルキの中学校が休校になってしまった際、毎日二人でやった朝練で練習していた動きです。その当時は上手く蹴れなくて、蹴れたとしてもボールスピードがないシュートしか蹴れなかったのですが、ここにきて身体操作が充実してきたため、実戦で使えるようになりました

2番目のシュートの方は最初のシュートとはボールをズラすのに使う足が違っています。今度はボールを右足でずらしてそのまま即接地。その右足は左足と組み換わったあと前方へ運ばれ、左足のシュートの軸足になります。走るのとまったくかわらない足の組み換えなので、シュートがノーモーションに映ります。

ここで一つ参考動画を。ドリブルデザイナーの岡部さんが、YouTubeの中でステップ数に言及しています。

動画の最初の方と5分すぎくらいから、シュートまでにかける歩数の重要性について言及していますが、イメージとしては「ボールを止める局面」や「ボールをスライドさせる局面」と、シュートモーションを一体化させる方向性です。

今回は同じシチュエーションでやっていませんが、岡部さんの動画内の子どもたちがやっている動作をハルキのワンステップに重ねると、最初のボールをトラップとしてトラップするのではなく、ボールタッチの前に加速の準備をしておいて、ボールが自分へ向かって来たら身体を加速させてボールにタッチ。ボールに触れた足がボールと同方向へそのまま前方へ運ばれて、即シュートの軸足になるイメージ、あるいはタッチした足が即着地して、シュートの軸足として前方へ移動するイメージです。

これを足元に早いボールが差し込まれたときに実行するためには、味方からのパスが来る前に、シュートのスペースの確認と身体を前方へ運ぶ準備を済ませておく必要があります。蹴る前に勝負がついている状態です。

岡部さんの動画では、デブライネなどの一流選手が採用している最短の歩数として3歩を挙げていますが、さらにそれを1歩にしようという方向で研究しています(※素早い3歩と定義する人もいるかもしれません)。そうすることで、一流と言われている3歩の運びが相対的に簡単になり、さらに5歩だとものすごくモーションが多くてやりにくいまであります。

シュート自体が実現するかどうかは、身体操作の問題だと思うのですが、実戦においてシュートまでいけるかどうかは、ボールを受ける前の準備にかかっていると思います。

フットボールを楽しんでいる人たちの参考になると嬉しいです。


◎01~10

01 『親としてはやめてほしくない』
02 『できない子を笑わない』
03 『サッカー選手になれなかった人がフットサル選手になる』
04 『サッカーに熱心な親だらけ!』
05 『左足で走るのが苦手とかあり得る? 個人的には画期的な大発見』
06 『走る(ドリブル)は誰でもできる』
07 『子どものプレーにイライラしがちなお父さんお母さんへ』
08 『両足で蹴ればシュート力は2倍になるぜ!!!』
09 『セレクションは気にしない!~12打数12安打11ホームランでも、まぁまぁはまぁまぁ』
10 『パパはゲームメーカー! ボールにいかないと世界がまったく変わります!』

◎11~20

11 『思い出しただけでイラつく経験を語っても……』
12 『ボールにいかない派とかじゃなく、目的は何かっていう話なんだけど』13 『ボールにいかないと1人目のディフェンスはいないも同然。味方はグラウンダーでパスを出さなくてもいいし、利き足じゃなくてもかまわない』
14 『子どもが主役の合宿は、世代を超えて受け継がれていた』
15 『イノシシやゴリラにプレスされても大丈夫! ~今が未来につながっている~』
16 『リフティング(1) ボールを拾って役立てようと 僕は思ったわけでもないが』
17『リフティング(2) 空に向かって蹴るのが楽しい!』
18 『リフティング(3)親と性格が違い過ぎると怒っちゃう問題はこうして解決した』
19 『リフティング(4)私たち親子が回数を目標にしなかった理由
20 『親視点(1)みんなドリブルでいっちゃうツライ日々』

◎21~30

21 『牛若丸ターン! ターン後の着地の姿勢で勝負がついていた』
22 『ドリブルの練習をやめたら劇的にうまくなりました』
23 『質問です。未来を意識していた人は誰でしょう? ゴールの角上とつながる』
24 『原文ママさん 手持ちの動画について意見を交わし合う場を作りました』
25 『世代なので死ぬまでにマラドーナのドリブルを身につけたい――運動神経がダメダメな私でも走れば抜けます
26 『ゴールへの意識があればレアルマドリードにもたどり着ける
27 『4ステップはつまずきそうで怖いという質問への回答』
28 『ギュンです! ボールに触れた瞬間に超絶加速する――写真の次のコマの形を当てられたらあなたは名選手に違いないです』
29 『続ギュンです! たいして傾いていなくてももちろん抜けます』
30 『ハルキの自主練なんて一回もみたことないです』

◎31~40

31 『内田史上最強の動き――研究手を基本動作にするプロセス』
32 『7番と9番へ! ディフェンス目線で整理する走る(ドリブル)2022年8月バージョン』
33 『トップ選手との対決で学んだこと――真夏の微妙な大実験』
34 『ボールにいっちゃっている状態とは何かよくわかります』
35 『手を動かしてイラストにしてみるとフォームを覚えられます――中西を描いてみる』
36 『フリーキックの練習を初めてしました』
37 『4ステップがない世界はもう考えられない』
38 『パパさんでも5人ダイレクト成功』
39 『ボールのレイヤーと身体のレイヤーが違うことで、滑らかなスーパープレーが生まれる』
40 『身体はオートマチック、判断はコース取り』

◎41~50

41『プロは目指すものじゃない――どうしても怒っちゃう自分を克服したきっかけ』
42 『ボールなしの練習は最重要!! しゃべるが先で飴玉は後』
43 『走りながらボールに合流する方法』
44 『すべてのプレーはゴールへ続く』
45『景色のプレーと脳内のプレー』
46『試合を動かす選手になる』
47 ルールは拘束的なものではなく、創造的なもの』
48『ドリブル超得意だけど、、、ドリブルのドの字もみせないぜ!
49 『親視点(2)止める蹴るを正確に!! なんてまったく考えていません』
50 『そもそもシュート練習をする前に・・・

◎51~60

51 『なぜ父親が練習しているのか』
52 『 身体を止めずにシュートを打つ』
53 『常識よりも前提。短い距離でもインステップ 』
54 『三手一組の準備ができていれば得点王も夢ではない 』
55『あわや大ケガ……準備も確認も怠らないこと』
56『日本人ってメチャ楽しそうにプレーするね!』
57『忍者?! 一瞬の速さだったら体格差は関係ない』
58『メッシはボールコントロールではなく、身体のコントロールが正確なのでは』

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