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『自分も味方も等価で全員を一緒に動かしているイメージ』フットボールペアレンツ071

こんにちは。ダイレクトプレーを研究中のマコトです。

今回もダイレクトプレーをこころがけていて気づいたことをまとめます。
扱う動画はこちらです↓

では前回の続きで2つめのシーンから。

ダイレクトパス縛りなので、自分の元にパスが来る前に次に何をすべきか(パスなのかシュートなのかドリブルなのか)を決めなくてはいけません――こう書くといかにもな感じですが、考えてみるとそもそも次のプレーを決めずにそこにいる、目的ももたずにボールをもらうということが、スポーツにおいて決定的なエラーです。ダイレクト縛りでなくとも「何をやるかを決めずにそこにいる」というような準備のなさはなくしたいものです。

しかし、できる自分になるまでは、味方も含め「準備ができていないことが多くなりがち」なのですから、準備が整っていない人でも助かるような仕組が必要だと思います。それが平行にポジションを取るというものです。

ボールをもっているのがマコト。そのとなりの赤ゼッケンがハルキ

マコトがキープしているすぐ横にハルキがサポートしてくれています。
これは、私たちが「平行の位置で待ち合わせる」ということを決めているからです(結局パスを送る相手としては、奥の選手を選択しました)。親子だから息があっていたのではなく、攻撃時に味方がボールを持ったときは、平行にサポートへ行くことを共通の規準として持っていたからです。

動画24秒の場面で、私が右の選手の平行のサポートに行ったのも、同じ理由です。また動画の32秒の時点でボールが右に出たときに、私は振り返らずとも、ハルキのおおよその位置を把握していました。そして私がボールをすぐにとめず、流すような形で前向きになったときに、ハルキとその奥の選手という二か所のパスコースが生まれていました。

平行の位置に味方がサポートに来てくれているにちがいない!

その安心感の中でプレーできるとすごく助かります。
サポートに来てくれた選手を使って、別のプレーを選択することもできます。とにかく平行の待ち合わせを共通認識として持っておくのはおすすめです。

その見地から動画を振り返ると、10秒の場面でハルキがボールをもったときに、私がサポートをサボっているのがわかります💦

ボールを持っている人だけが攻めているのではなく、複数人でグループになって攻める。そういう意識がないと、攻めを継続させることができなくなります。

上の写真でいえば、写真の一番左に映っている赤ゼッケンの選手が攻撃の意識をもっているかが大切です(※今回の攻めでは、彼はボールとは反対サイドでシュートできるタイミングをうかがっていたことが見て取れます)。

最近私とハルキで話しているのは、自分だけが自分じゃなくなるというか、自分も味方も等価で、全員を一緒に動かしているようなイメージでプレーできるのでは? というイメージです。そして少しずつですが実現できているような気がします。

フットボールを楽しんでいる人たちの参考になれば嬉しいです。


◎01~10

01 『親としてはやめてほしくない』
02 『できない子を笑わない』
03 『サッカー選手になれなかった人がフットサル選手になる』
04 『サッカーに熱心な親だらけ!』
05 『左足で走るのが苦手とかあり得る? 個人的には画期的な大発見』
06 『走る(ドリブル)は誰でもできる』
07 『子どものプレーにイライラしがちなお父さんお母さんへ』
08 『両足で蹴ればシュート力は2倍になるぜ!!!』
09 『セレクションは気にしない!~12打数12安打11ホームランでも、まぁまぁはまぁまぁ』
10 『パパはゲームメーカー! ボールにいかないと世界がまったく変わります!』

◎11~20

11 『思い出しただけでイラつく経験を語っても……』
12 『ボールにいかない派とかじゃなく、目的は何かっていう話なんだけど』
13 『ボールにいかないと1人目のディフェンスはいないも同然。味方はグラウンダーでパスを出さなくてもいいし、利き足じゃなくてもかまわない』
14 『子どもが主役の合宿は、世代を超えて受け継がれていた』
15 『イノシシやゴリラにプレスされても大丈夫! ~今が未来につながっている~』
16 『リフティング(1) ボールを拾って役立てようと 僕は思ったわけでもないが』
17『リフティング(2) 空に向かって蹴るのが楽しい!』
18 『リフティング(3)親と性格が違い過ぎると怒っちゃう問題はこうして解決した』
19 『リフティング(4)私たち親子が回数を目標にしなかった理由
20 『親視点(1)みんなドリブルでいっちゃうツライ日々』

◎21~30

21 『牛若丸ターン! ターン後の着地の姿勢で勝負がついていた』
22 『ドリブルの練習をやめたら劇的にうまくなりました』
23 『質問です。未来を意識していた人は誰でしょう? ゴールの角上とつながる』
24 『原文ママさん 手持ちの動画について意見を交わし合う場を作りました』
25 『世代なので死ぬまでにマラドーナのドリブルを身につけたい――運動神経がダメダメな私でも走れば抜けます
26 『ゴールへの意識があればレアルマドリードにもたどり着ける
27 『4ステップはつまずきそうで怖いという質問への回答』
28 『ギュンです! ボールに触れた瞬間に超絶加速する――写真の次のコマの形を当てられたらあなたは名選手に違いないです』
29 『続ギュンです! たいして傾いていなくてももちろん抜けます』
30 『ハルキの自主練なんて一回もみたことないです』

◎31~40

31 『内田史上最強の動き――研究手を基本動作にするプロセス』
32 『7番と9番へ! ディフェンス目線で整理する走る(ドリブル)2022年8月バージョン』
33 『トップ選手との対決で学んだこと――真夏の微妙な大実験』
34 『ボールにいっちゃっている状態とは何かよくわかります』
35 『手を動かしてイラストにしてみるとフォームを覚えられます――中西を描いてみる』
36 『フリーキックの練習を初めてしました』
37 『4ステップがない世界はもう考えられない』
38 『パパさんでも5人ダイレクト成功』
39 『ボールのレイヤーと身体のレイヤーが違うことで、滑らかなスーパープレーが生まれる』
40 『身体はオートマチック、判断はコース取り』

◎41~50

41『プロは目指すものじゃない――どうしても怒っちゃう自分を克服したきっかけ』
42 『ボールなしの練習は最重要!! しゃべるが先で飴玉は後』
43 『走りながらボールに合流する方法』
44 『すべてのプレーはゴールへ続く』
45『景色のプレーと脳内のプレー』
46『試合を動かす選手になる』
47 ルールは拘束的なものではなく、創造的なもの』
48『ドリブル超得意だけど、、、ドリブルのドの字もみせないぜ!
49 『親視点(2)止める蹴るを正確に!! なんてまったく考えていません』
50 『そもそもシュート練習をする前に・・・

◎51~60

51 『なぜ父親が練習しているのか』
52 『 身体を止めずにシュートを打つ』
53 『常識よりも前提。短い距離でもインステップ 』
54 『三手一組の準備ができていれば得点王も夢ではない 』
55『あわや大ケガ……準備も確認も怠らないこと』
56『日本人ってメチャ楽しそうにプレーするね!』
57『忍者?! 一瞬の速さだったら体格差は関係ない』
58『メッシはボールコントロールではなく、身体のコントロールが正確なのでは』
59『ワンステップシュートで文字通り✨超一流✨』
60『このドリブルの最大のコツは、ディフェンスの矢印に意識を払うことだけど』

◎61~70

61『動画編集=宝さがし』
62『ディフェンス時における身体操作(第1歩目)』
63『攻撃の手を緩めない 足を止めたりしない』
64『上手く止めることを目的にしない』
65『次の展開を予想しないでプレーする方がずっと難しくないですか?』
66『親の自分もビビッてしまうけど・・・何ができないかを知りにいく! 』
67『守備の意識が劇変しました』
68『ジンガやフリースタイルのように見えるかもしれないけど』
69『引き込みドリブルのbefore after
70『自然に思えたプレーがエラーだと気づく』


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