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#応用行動分析
新生児の感覚発達:応用行動分析学(ABA)からの洞察
この記事の概要応用行動分析学(ABA)のレンズを通して、新生児が生得的な感覚をどのように活用し、環境や保育者とどのように相互作用しているのか、その複雑なメカニズムを掘り下げていきます。正の強化と負の強化がどのように赤ちゃんの反応を導くかを探り、親子の愛着の基礎を形成する強化子と古典的条件付けについて論じます。さらに、感覚処理の問題を抱えた子供を育てる時に直面する課題について論じ、早期介入と支援の必
もっとみるABAで解説:ポジティブな子育ては、子供の可能性を最大限に引き出すことができる
子供の可能性を最大限に引き出すためには、ポジティブな子育てが不可欠です。
でも「ポジティブな子育て」と聞くと、どんな子育てを思い浮かべますか?
そもそも「ポジティブ」ってなんでしょう?
日本語のポジティブの意味「ポジティブ」は英語の「Positive」をそのままカタカナにしたものですが、すでに日本語の形容詞のように、一般的に使われています。前向きで明るい、楽観的な考え方や性格、態度を表すときに
ADHDママのリアル:新生児双子育児の日々と心身の限界
今でこそ応用行動分析(ABA)の認定行動分析士(BCBA)の私ですが、双子のママになりたての時は、ABAも普通の育児のやり方すら知りませんでした。もしタイムマシーンがあるなら、あの頃に戻って有益なABAの子育て法を教えてあげたい!そうすれば、もっと楽で、充実した育児ライフを送れていたに違いありません。今後は、とっても有益なABAの子育て方法を発信していく予定です。
今回は、私の双子新生児の育児の
子どもの言葉の遅れチェック#9:マネをしますか?
「誰かが何かをやっていることに注目し、自分も同じことをやってみる」ことをマネと言います。
この「見て、やって」のプロセスができれば、人はあらゆることを効率良く学ぶことができます。
だからこの模倣スキルは、人の発達にとても重要で、私たちは通常、生まれながらにして持っています。
生まれたばかりの赤ちゃんのマネこれは「新生児模倣」と言われるものです。かわいいですよね!
生後3、4ヶ月の赤ちゃん:「相
子どもの言葉の遅れチェック#7:【受容言語】簡単な指示に従えますか?
「こちらの話していることは理解できているのですが、言葉がなかなか出てこないんです…」というお悩みをよく耳にします。
「お子さんは、お母さんやお父さんの言うことを聞きますか?」
「それが、全然言うことを聞かないんですよ〜」
このような場合、実は親が思っているほど、子どもは聞いたことを理解していないことが多いです。
親は、子どもが自分の指示に従わないと「性格の問題」だと取り違えてしまうことがあるの
子どもの言葉の遅れチェック#6:いろんなおもちゃで遊びますか?
「うちの子、遊んでばっかりで…。いつになったら話せるようになるのかしら…?」
子どもは、遊びを通して全てを学ぶ
遊びは言語発達に重要です。なぜなら、
遊びは子供たちが学ぶのに最適な方法だからです。
遊びを通して認知能力が高まるおもちゃに夢中になっている子どもは、一見するとただ遊んでいるだけのように見えます。しかし、子どもはおもちゃを前にして試行錯誤し、問題解決能力を高め、脳をフル回転させている
子どもの言葉の遅れチェック#5:注意を共有すること【共同注意】ができますか?
「注意を共有する」ってどう言う意味?専門用語で「共同注意」「Joint Attention」と言います。
まぁ、一言で言うなら、
「ねー、ママ見てー」と言えるスキル
のことです。
「え?これってスキル?」
と感じるかもしれません。お話できるようになると、
「ねー見て見て!」
ばっかりですもんね。
でも実は、これってとっても大切なスキルなんです。
特に、言葉の習得やコミュニケーションスキル、社