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自己紹介&好きな本のこと
今まで Xで書いてきた詩や短歌、俳句や呟き
ショートショート(短い読み物)
撮りためた写真などを
少しずつ載せております
詩やショート作品は Xの作品より
文章を変えたり書き足したりして
少し長めに書いています
立ち寄って作品達を見て頂ければ
大変嬉しいです
いつか本を出すのが夢です……
中々、自分の時間がゆっくりとれず
投稿や更新もマイペースですが
どうぞ
よろ
The Black Communion
ゴシック・アンソロジー『黒の聖餐』
本日無事に届きました
外観もゴシック調デザインで素晴らしいですが
内装も非常に手が込んでおり、美しい本です
最後に書かれている総解説も、とても丁寧で
引き込まれるように読んでしまいます
黒の聖餐は、官能的な大人向けの作品が比較的多く
濃くて黒みを帯びた極上の赤ワインのような一冊
……という感想を持ちました
私の場合
今回、吸血鬼(ヴァンパイア)がテーマと
季節の狭間で
彼岸が過ぎ
夜の訪れも早くなり
急に涼しい空気が
流れ始めた 九月の終わり
暦の上では秋といっても
晴れた午後には
まだ時折
暑く強い陽射しが照りつけ
夏の名残りが続く日々
空もまだ
夏と秋を
行ったり 来たり……
葉月の終わりに
入道雲と
異国の雰囲気漂う裏路地
眩しい太陽に
目を細めながら見た
真夏の午後の風景
今年の八月が
厳しい残暑と
熱帯夜を残し
最後に
台風を呼び寄せて
もうすぐ
どこかに
過ぎていく
焼けつく程の
強い日差しに包まれながら
過ごした夏を
またひとつ
思い出に
変えて