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なぜファッションデザイナーだったわたしが水引なのか Vol.2
前回の続きです。記事は↓ https://note.com/33amenousme/n/n0a6fd5656268 ってなると思うんです。 どんなにかわいいモチーフでも どんなに考えられたデザインでも 用…
──────循環。わたしたちは自然の、地球の、宇宙の一部。
33AMENOUSがたいせつにしている循環について
──────循環。
慌ただしいわたしたちの生活の中で、人間らしさとはなんだろう。
本来の在り方とは何かを問うたとき、循環の中にあることだとわたしは答えます。
わたしたちは自然の、地球の、宇宙の一部でした。
確かに文明はわたしたちに様々な便利で物質的に豊かさをもたらした。
だけど、豊かさと引き換えに、自然とつながることを陰に追いやってしまった。
"祈りが重なり合い優しく巡りあう"
祈りのイヤリングに込めた思い。
33AMENOUSとは、紙をベースに、意外性を感じさせるマテリアルとの組み合わせで伝統美を現代的に再解釈する、金沢発のファッションジュエリーブランドです。
───見ているだけで心が解け、じわーっと暖かくなるような、
兆しに氣持ちが弾むようなものを身に着けられたら───
inori collection の中でも、優しさと広がるイメージを体現したのがこのアイテ
"祈りを伝えるメッセンジャー巫女の凛と立つ姿のイヤリング"
あなたをそっと応援するような、凛と美しいエンパワメントアイテムがつくれたら。そんな思いから生まれたイヤリングです。
美しく佇む。
天と體が真っ直ぐに繋がる。
無垢な色で朱を纏い
祓いの所作のように潔く
強く、祈りは空気を伝わっていく。
儀式のように厳かで
でも柔らかく女性的でもある。
祈りが拡がる様子は、立体的になるよう少しずつずらして重ねることで表現しています。
凛と潔い強さは
祈りが届く『inori collection』
ブランドの1stコレクションである、inori collectionに込めた思い
日本古来から伝わる神事に見る精神性や祈りが、波紋のように広がっていく様子を日常に取り入れることをテーマとしています。
水引は古来より縁を結ぶ縁起物として現代まで伝わってきた。
33AMENOUSの1stコレクションには、日本の伝統の核となる部分を表現したかった。
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新しい生産について思う
サステナブルとか、近年でこそよく言われるようになったけど、私が初めて聞いたのは20年ほど前と記憶しているが、ステラマッカートニーはじめモード界でその概念は提唱されていた。
しかし今そういった概念は今、大企業が絡んだ欧米主導の新しい産業となっているように見える。
わたしには人工でDNAに手を加えたりして作る産業ってどうしてもピンとこないのだ。
そう言った中で感じたこと。
すでにあるものの中か
JAPANクオリティの弊害
3年前の体験。クオリティと価値について。
日本製のいいところ。
その1つに挙げられるのが
高い商品クオリティだ。
大量消費に対応するため
高度経済成長を経て生産技術があがり、
画一的に均整のとれた完璧な商品が並ぶようになって久しい。
ちょっと曲がっていたり、
欠けていたり、穴が開いていたり。
そんなものは、商品じゃない。
とばかりにB品としてはじかれて、
正規ルートには出回らないし、
基本的に
なぜファッションデザイナーだったわたしが水引なのか Vol.4
前回の続きです。記事は↓
前回は値段についての考えをまとめました。
今日は、ポジショニングについて。
ここにもっていける商品を創れば、もしかして新しい価値をつくれるんじゃないか?
そう考えて試行錯誤の末、一つ一つのアクセサリーをカタチにしました。
それはもう、何百と試作品をつくって。
かなしいかな、不器用で形にしてみないとわからないんですよね。
かわいい!とおもう形もそうだし、Pro
なぜファッションデザイナーだったわたしが水引なのか Vol.3
前回の続きです。記事は↓
今日は値段について
使い捨てなので安価なのではという仮説。
率直に、わたしは水引に、安くて使い捨てのただの飾りでいてほしくない。
だからその理由を探してみた。
そこにとんでもない価値が眠ってないか??という可能性を感じたから
どうしてもそこに留めたくないし
なんなら全然ちがうステージを用意してみたいと思ったのです。
じゃあ水引や一般的な水引アクセサリーが安
なぜファッションデザイナーだったわたしが水引なのか Vol.2
前回の続きです。記事は↓
https://note.com/33amenousme/n/n0a6fd5656268
ってなると思うんです。
どんなにかわいいモチーフでも
どんなに考えられたデザインでも
用途はあくまで贈答品のラッピングですからね。
一定期間で、捨てられます。
そうです。水引って一過性、使い捨てなんです。
ここに私は問題を感じます。
使い捨てであるから安価である。と
なぜファッションデザイナーだったわたしが水引なのか Vol.1
今日からnoteに投稿していこうと思います。
最近地元にUターンして、金沢を軸に活動を始めました。
目標は、金沢から、世界へ。
ありがちだし、そのわりでかい目標で笑われそうですが。
そうそう、なぜわたしが水引のアクセサリーをつくっているのか。
水引アクセサリーってとくに目新しいコンテンツではないし、買う層も限られますよね。
水引については最近かわいいご祝儀袋などポップなデザインが増えて