なぜファッションデザイナーだったわたしが水引なのか Vol.4
前回の続きです。記事は↓
前回は値段についての考えをまとめました。
今日は、ポジショニングについて。
ここにもっていける商品を創れば、もしかして新しい価値をつくれるんじゃないか?
そう考えて試行錯誤の末、一つ一つのアクセサリーをカタチにしました。
それはもう、何百と試作品をつくって。
かなしいかな、不器用で形にしてみないとわからないんですよね。
かわいい!とおもう形もそうだし、Productとして成立するのか?とかも超重要。
水引アクセサリーって聞いておそらくイメージされるのは、ハンドメイド。
POPでかわいい色合いで、ものによっては着物に合わせるようなイメージ。そしてその価格は1000~2000円台の低価格帯。どれもかわいいです。
だけどわたしが目指すのはそこではないんです。
既存の、高感度ファッション・アクセサリー市場で、水引引っ提げて戦ってみたい。
そうすればなんか水引ってかっこいいな、って思ってくれる人の巾が増えるかなと。
そりゃ数多のブランドひしめくゾーン。
だけど水引はほかの素材にはない魅力がすごくあるとおもう。
世界観をつくって、耐久性をあげれば、実現できるしそこでナンバーワン&theオンリーワンになりたいと思いました。
とはいえこのテイストにしたのは、単純に私が身に着けたいと思えるかどうかがすごく重要でした。
いちユーザーとして、納得のいかない物は提供できないし、
私たちが服やアクセサリーを身に着けるのは、ココロオドルその瞬間のためだからです。
好きなものを身に着けることはすばらしい。
時には誰かの人生を救うことだってあるって、私は信じています。
わたしは今からがスタートです。
折しもこんな時代の変革期。みんなが大変な中です。
だけど、だからこそ挑戦したいんです。
いつかこれが誰かのためになると信じながらやる。
どうやっていけばいいのか、すごく手探りなんですが、
もっとこうすればいんじゃない?とか、そりゃちがうよ、とか、一緒になにかできそうだよ!とか、ぜひコメントください。
助けてもらえたらうれしいです。
それから、いま私と同じように挑戦をはじめている方、一緒にがんばりましょう。
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