逗子アートフィルム

逗子アートフィルムでは、様々な映像表現のレクチャー、上映、ワークショップなどの活動を行…

逗子アートフィルム

逗子アートフィルムでは、様々な映像表現のレクチャー、上映、ワークショップなどの活動を行っていきます。世界の見方を変え、今までの価値観を揺さぶるような映像表現に出会うことのできる場を作っていきます。代表・仲本拡史 https://linktr.ee/h2nakamoto

記事一覧

オーバーハウゼン国際短編映画祭2023

オーバーハウゼン国際短編映画祭もコロナ禍によりオンライン対応をしました。映画関係者向けのプロアカウントの登録が必要です。世界有数の実験的な映画が見られるフェステ…

ヴィジョンデュレール映画祭2023

ヴィジョンデュレール映画祭(Visions du Reel)はスイスのニヨンで行われている、世界で最も先鋭的なドキュメンタリーを上映する映画祭です。 コロナ禍によりオンライン対…

【ひのはらアート2022】檜原村観光情報(ランチや温泉、絶景スポットなど)

こんにちは。 ひのはらアート展示作家の仲本です。 へんぼり会場の古民家で「五助と六左右衛門」という檜原村の民話を元にした怪談ドキュメンタリーを展示しています。 檜…

〈ちょっかいを出す様に〉_上映会振り返り_視聴覚派のシネマ入門(本藤)

本藤です 今年の逗子アートフィルム上映会が無事に終了しました。 あまり積極的な広報をしなかったのにも関わらず、満席御礼でございました!本当にありがとうございます!!…

視聴覚派のシネマ入門_ディスカッション

小作品をいくつか作ってみた視聴覚派は、お互いの作品や影響を受けた作家や作品についてディスカッションを行いました。 本記事は、そんなディスカッションの文字起こしを…

視聴覚派のシネマ入門_本藤のノート1

宮田さま、みなさま、ご無沙汰しております。本藤です。 つい先日まで逗子で小さな写真の個展「ハロー」を催してました。 ここでちょっとだけ展示について ・《ハロー》…

2022年 視聴覚派 往復書簡② (宮田涼介→本藤太郎)

本藤さん 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 現在絶賛繁忙期で、体調も芳しくなく執筆が遅れてしまいました。 創作したい衝動は衰えていないようなので、合間を縫…

幽かな音_或いは霊について_はたまた近況と振り返り

宮田さま 我々にとっての2度目のらせんの映像祭が無事に終わった事に胸を撫で下ろしております。お疲れ様でした。 また、今回の様々な試み(kinotope含)を通し、宮田さ…

2021年振り返り(仲本)

12月30日の徹夜明け、街中華の日満亭で、ようやく年末の空気を感じる余裕ができました。今年は今まで生きてきて一番、カットを切っては繋げ続けた一年だったと思います。 …

手紙7_宮田から本藤へ 「ghost note」を振り返り〜来年への抱負

本藤さん まずは、2021年のらせんの映像祭お疲れ様でした。我々、視聴覚派のパフォーマンスをはじめ、上映プログラムも盛況に終わり、心置きなく2021年を締めくくることが…

逗子葉山のレストランや宿泊先情報!(逗子アートフィルム)

逗子のランチや宿泊先などをまとめました。これを機に、心ゆくまで逗子葉山をお楽しみいただけたら幸いです。 逗子、葉山の観光はレンタル自転車がおすすめです!(雨なら…

<らせんの映像祭2021>展示・パフォーマンス作家一覧

<らせんの映像祭2021> 公式ウェブサイト:http://artfilm.jp 期間:2021年12月3日、4日、5日(金土日) 会場:逗子文化プラザ さざなみホール/市民交流センターフェステ…

<らせんの映像祭2021>上映作家一覧

<らせんの映像祭2021> 公式ウェブサイト:http://artfilm.jp 期間:2021年12月3日、4日、5日(金土日) 会場:逗子文化プラザ さざなみホール/市民交流センターフェステ…

<らせんの映像祭2021>開催概要

12月3、4、5日(金土日)の日程で、逗子アートフェスティバル「らせんの映像祭2021」を開催します。 映像の歴史は真っ直ぐではなく、社会や他の芸術に影響を与えつつ、らせ…

ニューヨークの科学映画祭、イマジンサイエンス映画祭2021の受賞作品が決定!

イマジンサイエンス映画祭の受賞作品が発表されました。 科学を冠した映画祭ですが、応募された映画は科学の枠を越えて、多様な創造性に満ち溢れたものばかりです。各国か…

アマゾン出身の監督エリベルト・グァリンガがアマゾンの現在を描いた映画「THE RETURN」

ニューヨークで開催中のイマジンサイエンス映画祭の短編部門の審査が終わった。 審査員3名による4時間にわたる激論の末、受賞作品が決定。受賞発表は日本時間で24日朝9時半…

オーバーハウゼン国際短編映画祭2023

オーバーハウゼン国際短編映画祭2023

オーバーハウゼン国際短編映画祭もコロナ禍によりオンライン対応をしました。映画関係者向けのプロアカウントの登録が必要です。世界有数の実験的な映画が見られるフェスティバルです。

前回の記事に書いたヴィジョンデュレール映画祭に比べて、ドキュメンタリー要素はやや物足りなかったけど、実験映画や劇映画、ドキュメンタリーやアニメーション、ミュージックビデオなど幅広いジャンルのラインナップが見れるのが素晴らしい

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ヴィジョンデュレール映画祭2023

ヴィジョンデュレール映画祭2023

ヴィジョンデュレール映画祭(Visions du Reel)はスイスのニヨンで行われている、世界で最も先鋭的なドキュメンタリーを上映する映画祭です。
コロナ禍によりオンライン対応がされるようになり、映画関係者用のプロアカウントに登録すれば、日本にいてもオンラインで作品を閲覧できるようになりました。

個人的なメモとして、気になった作品を残しておきます。

Myriam Raccah "Domus

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【ひのはらアート2022】檜原村観光情報(ランチや温泉、絶景スポットなど)

【ひのはらアート2022】檜原村観光情報(ランチや温泉、絶景スポットなど)

こんにちは。
ひのはらアート展示作家の仲本です。
へんぼり会場の古民家で「五助と六左右衛門」という檜原村の民話を元にした怪談ドキュメンタリーを展示しています。
檜原村に初めて訪れる方向けに、ランチや観光情報など、行ったことのある場所を中心にまとめました。

11月は紅葉の季節!
会期後半に向けて、どんどん綺麗になっています。
1日で全てのおすすめスポットは見切れませんが、温泉に宿泊、もしくは日を分

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〈ちょっかいを出す様に〉_上映会振り返り_視聴覚派のシネマ入門(本藤)

〈ちょっかいを出す様に〉_上映会振り返り_視聴覚派のシネマ入門(本藤)

本藤です

今年の逗子アートフィルム上映会が無事に終了しました。
あまり積極的な広報をしなかったのにも関わらず、満席御礼でございました!本当にありがとうございます!!

コロナを経て改めて〈皆で同時になんか眺める事〉のバイブスというか、ある種の儀式がもっと必要だよなと思っていたので、そんな場所作りの手伝いが出来た事、また作家として作品をお披露目できた事を喜ばしく思います。

これからは静止画か動画

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視聴覚派のシネマ入門_ディスカッション

視聴覚派のシネマ入門_ディスカッション

小作品をいくつか作ってみた視聴覚派は、お互いの作品や影響を受けた作家や作品についてディスカッションを行いました。
本記事は、そんなディスカッションの文字起こしをしたものです。
記事作成_本藤

2022.8.7 21:00

本藤
「視聴覚派のシネマ入門」ということで、なんだか映画を作ってみたくなった我々は、試行錯誤しながら、小作品をYOUTUBEに全部で7本。私が5本、宮田さんが2本とりあえずで

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視聴覚派のシネマ入門_本藤のノート1

視聴覚派のシネマ入門_本藤のノート1

宮田さま、みなさま、ご無沙汰しております。本藤です。

つい先日まで逗子で小さな写真の個展「ハロー」を催してました。
ここでちょっとだけ展示について

・《ハロー》について。
テーマはズバリ「ハロー」でした。
会場のプロフを見た方は分かるかと思いますが、私がギラギラと東京や海外で活動していた時間は、とある家族の問題とコロナ禍によって切断されました。
次々と立ちはだかる様々な問題の対応に終われ、電車

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2022年 視聴覚派 往復書簡② (宮田涼介→本藤太郎)

2022年 視聴覚派 往復書簡② (宮田涼介→本藤太郎)

本藤さん

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
現在絶賛繁忙期で、体調も芳しくなく執筆が遅れてしまいました。

創作したい衝動は衰えていないようなので、合間を縫ってこの往復書簡の執筆に勤しんでいます。

また、牛歩ですがiPhoneを片手に映像も少しずつ撮ってみたり…。

さて、前回の返信で本藤さんを取り囲んでいた「亡霊」についてのお話をお聞かせ頂きました。
本藤さんの家庭を取り巻いていた事情

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幽かな音_或いは霊について_はたまた近況と振り返り

幽かな音_或いは霊について_はたまた近況と振り返り

宮田さま

我々にとっての2度目のらせんの映像祭が無事に終わった事に胸を撫で下ろしております。お疲れ様でした。

また、今回の様々な試み(kinotope含)を通し、宮田さんの中でジェンダーを中心としたアイデンティティの様なものが確立されつつあることを、一友人として喜ばしく思っております。

ジェンダーに纏わる諸問題については、私も視点は違うかもしれませんが強く問題意識を抱いています。

私は基本

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2021年振り返り(仲本)

2021年振り返り(仲本)

12月30日の徹夜明け、街中華の日満亭で、ようやく年末の空気を感じる余裕ができました。今年は今まで生きてきて一番、カットを切っては繋げ続けた一年だったと思います。

ちょっと長くなりますが雑感。実験ドキュメンタリーを作り始めておよそ10年、ありがたいことに、作家としてのキャリアを活かせるような映像制作のお仕事をたくさんいただけました。

特に、YCAMの搬入プロジェクト、SIAF LABの支笏湖デ

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手紙7_宮田から本藤へ 「ghost note」を振り返り〜来年への抱負

手紙7_宮田から本藤へ 「ghost note」を振り返り〜来年への抱負

本藤さん

まずは、2021年のらせんの映像祭お疲れ様でした。我々、視聴覚派のパフォーマンスをはじめ、上映プログラムも盛況に終わり、心置きなく2021年を締めくくることが出来そうです。

今年の前半はやはりコロナに振り回され、仕事も変化があったりと何かと激動でしたが、そんな中で私も、今まで以上に私らしい私であるために、自分の性自認と真正面から向き合い、ありのままに生きるという一つの決意を掲げました

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逗子葉山のレストランや宿泊先情報!(逗子アートフィルム)

逗子葉山のレストランや宿泊先情報!(逗子アートフィルム)

逗子のランチや宿泊先などをまとめました。これを機に、心ゆくまで逗子葉山をお楽しみいただけたら幸いです。

逗子、葉山の観光はレンタル自転車がおすすめです!(雨ならバスも可)

Hello Cycling アプリをダウンロード

個人的には以下の経路が逗子葉山が初めての方でも楽しめるマスターコースだと思っています。逗子海岸までのシンボルロードや、葉山のあたりには途中途中に素敵なカフェもたくさんありま

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<らせんの映像祭2021>展示・パフォーマンス作家一覧

<らせんの映像祭2021>展示・パフォーマンス作家一覧

<らせんの映像祭2021>
公式ウェブサイト:http://artfilm.jp
期間:2021年12月3日、4日、5日(金土日)
会場:逗子文化プラザ さざなみホール/市民交流センターフェスティバルパーク(逗子市逗子4-2-10) 

<チケット・料金>
予約フォーム(40席限定):https://sff2021.peatix.com
 12/3 オープニング上映「音の映画-Our Sounds

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<らせんの映像祭2021>上映作家一覧

<らせんの映像祭2021>上映作家一覧

<らせんの映像祭2021>
公式ウェブサイト:http://artfilm.jp
期間:2021年12月3日、4日、5日(金土日)
会場:逗子文化プラザ さざなみホール/市民交流センターフェスティバルパーク(逗子市逗子4-2-10) 

<チケット・料金>
予約フォーム(40席限定):https://sff2021.peatix.com
 12/3 オープニング上映「音の映画-Our Sounds

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<らせんの映像祭2021>開催概要

<らせんの映像祭2021>開催概要

12月3、4、5日(金土日)の日程で、逗子アートフェスティバル「らせんの映像祭2021」を開催します。

映像の歴史は真っ直ぐではなく、社会や他の芸術に影響を与えつつ、らせん状に拡がっていきました。様々な芸術が混ざり合い、新たな創造に向かっていくような祝祭です。どなたでも楽しめるアニメーションやメディアアートの展示とパフォーマンス、現代美術の映像作品の上映があります。子ども向けアニメーションワーク

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ニューヨークの科学映画祭、イマジンサイエンス映画祭2021の受賞作品が決定!

ニューヨークの科学映画祭、イマジンサイエンス映画祭2021の受賞作品が決定!

イマジンサイエンス映画祭の受賞作品が発表されました。
科学を冠した映画祭ですが、応募された映画は科学の枠を越えて、多様な創造性に満ち溢れたものばかりです。各国から応募されたあらゆるジャンルの45作品から、それぞれテーマに沿った賞を選んでいます。

短編部門の審査員はAnna Lindemann(アーティスト、映像作家、作曲家、アニメーター、パフォーマー)、Ian Harnarine(原子物理学者、

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アマゾン出身の監督エリベルト・グァリンガがアマゾンの現在を描いた映画「THE RETURN」

アマゾン出身の監督エリベルト・グァリンガがアマゾンの現在を描いた映画「THE RETURN」

ニューヨークで開催中のイマジンサイエンス映画祭の短編部門の審査が終わった。
審査員3名による4時間にわたる激論の末、受賞作品が決定。受賞発表は日本時間で24日朝9時半から。

太田光海監督の映画「カナルタ 螺旋状の夢」によってアマゾンが俄かに注目されているので、イマジンサイエンス映画祭に応募された短編映画の中からひとつ、紹介をしたいと思う。

「THE RETURN」はエクアドルのアマゾンの先住民

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