マガジンのカバー画像

社会

579
運営しているクリエイター

2022年11月の記事一覧

日の丸のありがたみは親のありがたみ

日の丸のありがたみは親のありがたみ

今日は「国家主義者の気持ちもわかる」という記事です。ひごろナショナリズムを否定するようなことばかり書いているので埋め合わせをしたい。

さて、ぼくは先日「国家主義はダメだ」みたいな記事を書いた。またTwitterでも「サッカーであろうとナショナリズムは苦手」みたいなことも書いたので、みんなが喜んでいるところに水を差すイヤな野郎である。

また過去には、「"日本"とか"韓国"とかいう名前(=旗)のた

もっとみる
いつかはそういう日が来てほしい

いつかはそういう日が来てほしい

■女性の地位とアジアサッカーは似ている

フェミニズムのことはよくわからないので、以下は、あくまでシロウトの理解に過ぎないということでご了承ください。

さて、フェミニズムというのがなんなのかというと、ごくごく初歩的な理解としては

だと思う。性がちがうというだけで、不当に差別されたり、抑圧されないように、是正を求めているのだと。こういう理解でいいだろうか。いいと思うんだけど・・イイですよね?

もっとみる
神様の悩み事を聞くヤツになりたい

神様の悩み事を聞くヤツになりたい

ドラマなどでカップルがけんかしている場合のセリフで

みたいなのがあるでしょう。男の人がやりがちなのだが、異性に対して無意識に「母親の役割を求めてしまう」。

そういう奴は未熟なんだとか、マザコンなんだとか言って斬って捨てるのは簡単だが、だれでも多かれ少なかれこういうものは持っているだろう。

太平洋戦争で日本軍兵士は「天皇陛下万歳」と叫んで突撃するように教育されていたらしいけど、実際には「おかあ

もっとみる
なんやかんやでこうなった

なんやかんやでこうなった

「なぜこうなったのかわからないけど、なんとなくこうなってしまった」というのは人生によくあるでしょう。

そもそも、ぼくは、なぜいまここでnoteを書いているのだろう?自分でもよくわからないけど、なんやかんやでこうなった。

ほかにもある。ぼくは天下国家を語るようなタイプではないんだけど、現在はそういうことに関心の深い人たちと交わっている。なんでこいうことになったのかがよくわからないんだけど、なんや

もっとみる
ヤンキー化する社会

ヤンキー化する社会

戦前の日本には右傾化という動きがあったが、最近の日本は全体として「ヤンキー化」していると思えてならない。

1990年代あたりには世の中がオタク化した時期があったが、あんな感じで、現在は、社会全体が「ヤンキー化」しているのではないかと思える節がある。

ふつうの人がヤンキー化している

マイルドヤンキーという言葉がはやったけど、この言葉にだまされてはならない。

字面だけ見ると、「セブンスター」が

もっとみる
幕末にうまれなくてよかったな

幕末にうまれなくてよかったな

幕末にうまれなくてよかったな~と思うことがある。幕末には剣の力が求められた。

勝海舟であろうと、坂本龍馬であろうと、木戸孝允であろうと、だれであろうと、「とりあえず」剣術ができなければ話にならなかった。いくら頭が切れようと、弁が立とうと、雄大な構想を持っていようと、とりあえず剣術がなければ切って捨てられて終わりの時代だ。

また、いくら弁に長けていても剣がからっきしな人間のところに人は集まらなか

もっとみる
何とかなる人とどうにもならない人

何とかなる人とどうにもならない人

田代さんが出所した

田代まさしさんが3度目のおつとめをぶじ終えられたそうで・・いやいや、ぼくやあなたのような田代ファンにとってみればじつに感慨深い。

思い返せば、2008年の1度目の出所時には大騒ぎになったものだったが、3度目になるとさすがに田代さんも自然体というか、どことなく風格すら漂っている。

『ミニにタコができる』事件が2000年だったので、あれから22年の歳月が流れたことになる。田代

もっとみる
死んでしまいたいときには下を見ろ

死んでしまいたいときには下を見ろ

ぼくがSNSに投稿を始めたのは2019年だったんだけど、やろうかどうしようか迷っている時に最後に背中を押してくれたできごとがあった。それがこの事件だった。

生活に行き詰まったオーバードクターが大学の研究室で焼身自殺したのだ。

ぼくも大学の世界を捨てて娑婆に出たタイプなので、かれの行き詰まり感がよくわかる。だから、自分のようなものが元気に生きている様子を見せることにも意味があるのではないかと思っ

もっとみる
精神主義の時代への備え

精神主義の時代への備え

歴史には揺り戻しがある

「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」といったのはマークトウェインだった。

これは、歴史がそっくり繰り返されることはないが、似たパターンで繰り返されるという意味で、いいかえれば「周期性がある」ということ。

歴史にかぎらず、ファッションも同じだ。ズボンは太くなったり細くなったり、ネクタイも太くなったり細くなったり、一定の周期で昔のスタイルがよみがえる。だから、ベルボトムもい

もっとみる
テレパシーなんてロクなもんじゃない

テレパシーなんてロクなもんじゃない

電卓のほうが「民主的」

こどものころしばらく「そろばん塾」というものに通ったことがあるんだけど、いまでもあるのだろうかと思って調べてみると意外にしぶとく残っていた。

1980年をピークに10分の1まで減ったそうだが、2005年を底に、増加している。

と言われれみれば、集中力のトレーニングとしてはいいのかも。ただし実用性はない。

そろばんでものすごい桁数を計算をしようと思えばできることはでき

もっとみる
人類は樹上生活している

人類は樹上生活している

樹上生活というのは、森の中で暮らすオランウータンや、ムササビや、コウモリの暮らし方を指す言葉だ。木の枝につかまったり、木の又に腰掛けたりして大半を過ごし、移動は木から木へ、枝から枝へ渡っていく。

一方で、人類は地上生活だと言われる。

1.若いころの樹上生活

でも、ぼくが学生だったころにはひとり暮らしで汚くしていると「樹上生活」と呼んでバカしていた。ひとり暮らしの部屋の中が散らかると、次第に居

もっとみる
自分を大事にする人は他人も大事にする

自分を大事にする人は他人も大事にする

マメについての考え方が変わった

このnoteについてぼくがいつも感謝している人たちがいる。

ほとんどの記事にスキを押してくれている人や、告知のツイートを全部リツイートしてくれている人。つまり、ほんとうにマメに付き合ってくれている人たち。

ありがたいとは思っていたけど、そのマメさの本質を今日の今日まで理解していなかったかもしれない。よく「マメな人はモテる」というけど、つい最近までその本当の意味

もっとみる
世界の果ての巨大な崖

世界の果ての巨大な崖

世紀末の雰囲気いま40代より上の人なら、1990年代の雰囲気をなんとなくおぼえているのではないだろうか。

ベルリンの壁が崩壊し、バブル経済も崩壊し、新興宗教ブームが起こった。

1995年には阪神・淡路大震災があり、翌年には地下鉄サリン事件が起こって、末世(まっせ)を感じさせるような出来事が続き、このぶんでは1999年7の月に

本当に恐怖の大王が来るのではないか

と思った人もいただろう。

もっとみる
物欲がない?

物欲がない?

物欲はないのか

最近、「物欲がない」という人が増えた気がするけど、ほんとうだろうか。ぼく自身は物欲があると思ったことはないけど、そもそも物欲ってなんだっけ?と思ってみるとよくわからない。

ブランド物の靴、バッグ、洋服などをやたら買いこむという「消費のイメージ」が浮かぶけど、これは狭くとらえすぎだろう。

「欲しいモノがある」というのが広い意味での物欲だとすれば、ぼくにも欲しいモノはある。いま何

もっとみる