【マガジン追加記事ご紹介】研究者のリアル 女性編①

【マガジン追加記事ご紹介】研究者のリアル 女性編①

インタビューを通じて先輩研究者の皆様から感じることは、「研究が好きで続けたい」という想いは共通しつつも、ご経験や向き合い方は人それぞれ違う、ということです。 幼いころから研究者しか考えていなかった方もいれば、人との出会いやきっかけで研究者になった方、果敢に海外に飛び出す方、今の研究にこだわらないことで幅を広げていく方までいたり、本当に様々でした。「研究者」と枠に当てはめてしまいがちですが、正解は1つじゃないと感じています。 研究者を目指す方、今悩みつつ研究している方のモヤ

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第12話 パートナーは大事にゃ!(の解説にゃ!)

第12話 パートナーは大事にゃ!(の解説にゃ!)

本文は現在準備中のまとめ本(有料)に掲載する予定の解説エッセイです。一部のみ無料でご覧いただける設定になっています。 第4話の解説で「研究することを誰も望んでいない」という女性研究者の声を紹介しました。仮に親が賛成してくれなくてもパートナーの応援があれば多くの選択肢が生まれます。自分の人生プランと合い、価値観が嚙み合うパートナーを選ぶことは重要だと思います。そのためにはまず「自分の人生プラン」を明確にすることが大事でしょうか?大学院に進み研究を志す人はある程度人生プランを描

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第11話 海外ポスドクを体験してみたにゃ!(の解説にゃ!)

第11話 海外ポスドクを体験してみたにゃ!(の解説にゃ!)

本文は現在準備中のまとめ本(有料)に掲載する予定の解説エッセイです。一部のみ無料でご覧いただける設定になっています。 このトピックでは博士の学位を取得した後、ポスドクとして働く方法をまとめました。これは海外だけではなく国内でポスドク先を探す時も一緒です。基本的には自分で予算を獲得するか、PIのプロジェクトで雇用してもらうかの2択になります。一見、自分で予算を持っていくのが良いようにも思えますが、良い面ばかりではないことをエッセイの中で言及しました。海外であっても国内であって

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089_speedometer.「Tourist N.B.」

089_speedometer.「Tourist N.B.」

これも、いつか見た光景だ。赤い夕日の沈んでいく漁師町。半島の先っぽにある研究所から車を走らせる途中で、俺はこの色褪せ小汚く打ちひしがれたような漁師町に寄り付いた。磯と海藻と漁船のエンジンにそそがれたガソリンの匂いとが、混濁した意識のように混ざりあっている。 決して落ちることのない、ここいらの漁場に染み付いた匂い。そこには古い廃船が打ち捨てられていた。しかし、かえってこの蒸せ返るような、暴力的とまで言える自然の似姿のようなものが、今の自分には無性に言いようもないくらい懐かしい

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博士よ、さまようなかれ

博士よ、さまようなかれ

2年前に『さまよう博士』というドキュメンタリー番組を観た。 2018年の九州大学元院生による放火自死事件を題材としている。 亡くなったオーバードクターは、常勤の大学教員になれず苦悩していたそうだ。 そして、彼と同じ悩みを抱える博士号取得者が登場し、共感を寄せていた。 私も、20代前半の頃なら共感していたかもしれない。 しかし今では、こうした問題への見方も変わってきた。 何より、無断で使用していたキャンパスの一室に放火して自爆するという出来事に対し、過剰にシンパシー

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分かり合える仲間に助けられた。研究者も人間関係が大切。新居浜高専 橋本先生

分かり合える仲間に助けられた。研究者も人間関係が大切。新居浜高専 橋本先生

インタビュアーの恩師である佐藤先生にご紹介いただき橋本先生にインタビューをさせていただきました。 環境の変化により性質が変わる高分子の研究 —今、どんな研究をされていますか? 今は主に、高分子の分子分光学的な研究をしていて、高分子の中でも、刺激応答性高分子、温度やPH、いわゆるいろんな環境の変化によって、急激に大きさが変わったり、親水性が大きく変わったりする高分子を扱っています。 —そんな高分子があるんですね。 面白い高分子ですよね。一度、高分子学会でもブー

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ポスドクを、海外で(3)-書類準備のススメ(1)公募書類を読み解く・履歴書の書き方- #ポスドク総研

ポスドクを、海外で(3)-書類準備のススメ(1)公募書類を読み解く・履歴書の書き方- #ポスドク総研

公募書類を書き始める前に 前回では、海外ポスドクのポストは大まかに以下の3種類に分けられることをお話しました。 グラントポスドク:グラントを獲得した上で、研究機関に受け入れてもらうポスドク 機関ポスドク:研究機関が設けるポジションで雇われるポスドク プロジェクトポスドク:大きなプロジェクトのメンバーとして募集されるポスドク 今回は、実際に応募書類を準備する段階の注意点などについてお話します。 自力で研究費を獲得するグラントポスドクは少し別になりますが、機関ポスドクとプロジ

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ポスドク問題はポストが少ないのが問題じゃない(その1)

ポスドク問題はポストが少ないのが問題じゃない(その1)

以前の学会からポスドク問題についてのアンケートが回ってきて色々な取り組みをやろうとしているようでした。 ポスドクをやっていた時からポスドク問題については懐疑的な目で見るようになりました。 まず分野と大学を変えてわかったのは「大して優秀じゃないポスドクはたくさんいる笑」ということ笑、「優秀な奴ほどアカデミアを辞める」というのは本当だということ笑 また、個人的には働く環境も場所が変わって「自由度が高いが激務(給料は低い)」なコンサル型ブラックから「自由度が全くなく仕事レベル

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疑問全てを明らかにするまで、トライ&エラーを繰り返す 明治大学 越水先生

疑問全てを明らかにするまで、トライ&エラーを繰り返す 明治大学 越水先生

インタビュアーの大学時代の先輩にご紹介いただき明治大学 越水先生にお話しを伺ってきました。 色素がないのに発色する花の構造色の研究— 今どんな研究をされているかお聞きしてもよろしいでしょうか? 越水先生:テーマが今2つありまして、1つは「花の構造色」を研究してます。構造色というのはタマムシの背中が緑色に見えるように、そのもの自体に色はないけれど、表面にある微細な構造によって光が干渉することで金属光沢的な発色が見られる現象のことです。 構造色が植物の花弁にもあるんです。花

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私が知っている二人の大学教授。【有料追記有】

私が知っている二人の大学教授。【有料追記有】

今日は私の知っている二人の大学教授について書いていこうと思います。 何故これを書こうと思ったのかというと高学歴ワーキングプアが社会問題化しているからです。折角博士課程出たのに年収200万円前後しか貰えてないとか・・・ 博士課程出るのだって無料じゃないですからね。国公立大学の大学院ですらそれなりに学費かかりますからね。 短大専門学校卒の私にとって、博士課程は未知のエリアです。 Twiiter見ていると博士課程迄の奨学金600万円かかった人も居ますし博士課程はガチで研究が好きな人

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