ポス山ドク太郎

こんにちは、海外で生命科学系のポスドクをしているポス山毒太郎(略してポス毒)と申します…

ポス山ドク太郎

こんにちは、海外で生命科学系のポスドクをしているポス山毒太郎(略してポス毒)と申します。ここでは研究業界の闇から、申請書の書き方、留学の仕方などいろいろ思ったままを書いて行きたいと思います。

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ポス山毒太郎の自己紹介

初めましてこんにちは!ポス山毒太郎(略してポスドク)と申します。 筆者は米国で働いているポスドク(Postdoctoral Fellowの略)です。ポスドクと聞いてもよくわからない方も多いと思いますが、要は大学で働く末端、使いパシリの研究者です。 そもそもポスドクとはなんぞや?という方はこちらの記事をどうぞ 筆者は末端ながら現役研究者として「研究者や、論文をもっと皆さんに身近に感じてもらう」ために、研究業界に潜む「闇」や、研究者の生態について面白半分で記事にしております。

    • 大学院の「闇」に迫る!!(後編)博士課程の深すぎる闇を語る(後半のみ有料)

      こんにちは、現役ポスドクの毒太郎と申します。このnoteはあくまで毒太郎のアカデミア研究の体験を元に、偏見に基づいた知見を語っていく場です。ですのでほとんど統計値などは出てきませんので悪しからず。いちポスドクの意見、感想だと思って下さい。 さて、前回は前編として修士号の「闇」と称して、修士課程に進学することを奨励するよくわからん記事になりました。読んでいただけますと本記事の理解も深まると思いますのでぜひご覧ください。 今回はいよいよ本番ですが、本記事の後半は「闇」がとても

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      • 大学院の「闇」に迫る!(前編)修士の「闇」、学歴ロンダについて語る

        こんにちは、現役ポスドクの毒太郎と申します。このnoteはあくまで毒太郎のアカデミア研究の体験を元に、偏見に基づいた知見を語っていく場です。ですのでほとんど統計値などは出てきませんので悪しからず。いちポスドクの意見、感想だと思って下さい。 また今記事は「闇」だのなんだの言っていますが、筆者は修士課程進学を強く勧めています(少なくとも理系の場合)ので、その理由を知りたい方は最後まで読んでいただければと思います。 そもそも「博士」とは? まず、博士(はかせ、はくし)とい

        • 大学生必見!!!大学院の研究室選び方講座(後編、実践編)

          こんにちは、海外で現役ポスドク(生命科学系)をしておりますポス山毒太郎と申します。このnoteはあくまで毒太郎の体験を元に、偏見に基づいた感想を語っていく場です。ですのでほとんど統計値などは出てきませんので悪しからず。 今記事は”大学院の研究室選び方講座”の前、中、後編の後編にあたります。 前、中編はこちら。 これらの記事を先に読んでいただいた方が、本記事の理解もより進むと思います。よろしかったら別タブで開いておいて、後で読んでいただけましたら幸いです。 さて、前編では

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        ポス山毒太郎の自己紹介

          大学生必見!!大学院の研究室選び方講座(中編、いいラボの選定編)

          こんにちは、海外で現役ポスドク(生命科学系)をしておりますポス山毒太郎と申します。このnoteはあくまで毒太郎の体験を元に、偏見に基づいた感想を語っていく場です。ですのでほとんど統計値などは出てきませんので悪しからず。 前置き さて前回は恥を偲んで筆者の経験談を明らかにしました。我ながら身を引き締めて、身バレ防止に努めたいと思います。 今記事では、筆者が考える”いいラボ”について語っていきたいと思います。ただし大学院に入るといってもさまざまな目的があると思うので、一緒く

          大学生必見!!大学院の研究室選び方講座(中編、いいラボの選定編)

          大学生必見!大学院の研究室選び方講座(前編、筆者の経験編)

          こんにちは、海外で現役ポスドク(生命科学系)をしておりますポス山毒太郎と申します。このnoteはあくまで毒太郎の体験を元に、偏見に基づいた感想を語っていく場です。ですのでほとんど統計値などは出てきませんので悪しからず。 さて前記事では、筆者が「アカデミア研究者」を目指す学生に向けて筆者なりの応援メッセージを書いてみました。筆者は身バレはしていないはずですが、筆者の優しい人柄が溢れ出てしまっていたと思います(自画自賛)。学生にとってはいいエッセイだと信じていますが、筆者のよう

          大学生必見!大学院の研究室選び方講座(前編、筆者の経験編)

          アカデミア研究者を目指す学生たちに告ぐ

          さて日本は今頃桜の季節でしょうか?少し前のことですが、軽くNote記事を書こうと思いの丈を筆の滑るまま書いていたら、自分に刺さりすぎてしまいました。。。今回はそんなエッセイを共有したいと思います。ポスドクの方にとっては閲覧注意かと思います。用心してご覧ください。今回はエッセイですので「CNS、IF、PIなどが何ぞや」ということは説明しません。筆者の別記事をご参照ください。では早速ですがどうぞ。 学生の皆さん、アカデミア研究者を目指しているということは、教授もしくはPI

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          研究者以外の方々も楽しめる!研究ブログのすすめ

          こんにちは、海外で現役ポスドク(生命科学系)をしておりますポス山毒太郎と申します。このnoteはあくまで毒太郎の体験を元に、偏見に基づいた感想を語っていく場です。ですのでほとんど統計値などは出てきませんので悪しからず。 筆者のフォロー、またクリエイターページのブックマークをお願いします。毎週土曜日(もしくは金曜日)に更新予定です。 さて、前回は筆者が実際に読んでいる、もしくは読んでいたブログを紹介しました。 今回は、研究者はもちろんのこと、研究者以外の方にも読んでいただ

          研究者以外の方々も楽しめる!研究ブログのすすめ

          X,マシュマロ始めました

          こんにちは、海外で現役ポスドク(生命科学系)をしておりますポス山毒太郎と申します。このnoteはあくまで毒太郎の体験を元に、偏見に基づいた感想を語っていく場です。ですのでほとんど統計値などは出てきませんので悪しからず。 さて普段は毎週土曜日(もしくは金曜日)に記事を掲載しているのですが、今回は緊急短縮版です。 タイトルにもありますが、 この度、Xアカウントを開設しました。 https://twitter.com/pos_dokutaro と言っても基本的に筆者の記事

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          「どれも癖が強い!?」研究者ブログのすすめ!

          こんにちは、海外で現役ポスドク(生命科学系)をしておりますポス山毒太郎と申します。このnoteはあくまで毒太郎の体験を元に、偏見に基づいた感想を語っていく場です。ですのでほとんど統計値などは出てきませんので悪しからず。 さて、いきなりですが研究者はなんだかんだ待ち時間が多いです。なぜかというと例えば生命系研究者は細胞やマウスを扱うため、マウスに何か薬を投与して次の日にマウスの状態を確認したり、また酵素反応、化学反応も一瞬で終わるわけではないので、試薬を入れたら1時間、次に別

          「どれも癖が強い!?」研究者ブログのすすめ!

          第一回!現役研究者ポス山毒太郎の自記事10のレビューと考察(後半のみ有料)

          さて、私ポス山毒太郎は2023年12月にnoteを開始してから、なんとか10記事掲載することが出来ました。ですので今記事では、自分の10記事を簡単にレビュー(考察)していきたいと思います。論文でも”考察”は必須ですからね。いわば各記事は”方法”で、”結果”がビュー数、スキ数、記事購入数といったところでしょうか? 第11回目の記事として自己紹介記事を上げましたが、これは番外編とします。自身の記事ツリーもありますので初めて筆者の記事に辿り着いた方はどうぞ。 フォローとクリエイ

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          第一回!現役研究者ポス山毒太郎の自記事10のレビューと考…

          ポスドクは全員留学しろ!お前ら人生の半分損するぞ!!海外ポスドク留学のすすめ

          こんにちは、海外で現役ポスドク(生命科学系)をしておりますポス山毒太郎と申します。このnoteはあくまで毒太郎の体験を元に、偏見に基づいた感想を語っていく場です。ですのでほとんど統計値などは出てきませんので悪しからず。 さて前回まで「学振や申請書の書き方講座記事」、「学振DC採用者へ物申す記事」、「学振PD、海外学振の耳寄り情報記事」とアップしてきました。今記事もこれら記事の続きとして読んでいただきます幸いです。 筆者は現在米国で働いているポスドクです。今記事では日本の研

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          学振PD、海外学振に物申す!?学振PD、海外学振、RPD、RRAのすすめ

          こんにちは、海外で現役ポスドク(生命科学系)をしておりますポス山毒太郎と申します。このnoteはあくまで毒太郎の体験を元に、偏見に基づいた感想を語っていく場です。ですのでほとんど統計値などは出てきませんので悪しからず。 前記事では、筆者が採用されなかった学振DCについて散々こき下ろしました。学振DC採用者の皆様、筆者のやっかみですので何卒ご容赦ください。Noteにはバッドマークがなくて心底よかったと思っております。 さて今回は学振PD(特別研究員)と海外学振(海外特別研究

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          学振DCを目指す人必見!DC採用者に物申す。(DC医師にもちょっと物申す)

          こんにちは、海外で現役ポスドク(生命科学系)をしておりますポス山毒太郎と申します。このnoteはあくまで毒太郎の体験を元に、偏見に基づいた感想を語っていく場です。ですのでほとんど統計値などは出てきませんので悪しからず。 筆者は学生時代、学振DCには採用されませんでした(PD、海外学振に採用されたとは言ってない)。ここでは毒強めでDCに採用されて調子に乗っている意識高い系の奴らに一言物申したいと思います。DC採用者の方はもちろん、これからDCを目指す方、特に申請しようか迷って

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          学振(DC、PD,海外学振)、科研費の書き方講座 (後半のみ有料)

          こんにちは、ポス山ドク太郎です。いつも闇だの、裏技だの暗い話題ばかりなので、今回は久しぶりに明るい話題です。筆者は学振や科研費、民間の奨学金のいずれかに採用されたような気がしているので(身バレ防止)、今回は学振などの申請書の書き方のコツを紹介したいと思います。後半は有料記事としますが、前半だけでも十分役立つ情報だと思います。前半を読んでみて役に立ったと感じたら後半もぜひご購入ください。ワンコインです。 まず行うこと まず必ず行うことは対象の研究資金、奨学金に採用された申請

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          自分の論文の被引用数を上げる裏技?論文構成を語る!

          前回は研究者の戦闘力h-indexが勝手に上がっていく”魔法”を紹介しました。以下の記事もご覧ください。 そもそもh-indexとはなんぞや?という方はこちらもどうぞ。 さて本記事では論文の構成に関して簡潔に語りながら自分の論文の被引用数を上げる裏技を紹介したいと思います。これから初めて卒業論文を書く方にも見ていただきたいと思います。 では前回同様、知り合いでもなんでもない山中伸弥先生に出張ってもらいましょう。彼のノーベル賞を受賞するに至った根拠論文の一つである<In

          自分の論文の被引用数を上げる裏技?論文構成を語る!