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日本人研究者のためのグローバルプラットフォーム United Japanese researchers Around the world (UJA)の公式Noteアカウントです。 https://www.uja-info.org/

マガジン

  • UJA座談会

    研究、留学、研究者の生活など、ゆるっと本音が飛び出す座談会の記録です

  • UJAキャリア

  • UJA留学の困りごと相談

    留学の際の人間関係、性被害、健康や自衛のための情報を集め、公開するためのマガジンです

  • UJA 為替変動と研究留学のすゝめ

    本シリーズでは海外留学にあたり為替変動のあおりを受けた人たちの声を特集します。本記事のように可能であれば所属先から補填を受ける、為替変動による影響が少ない国への留学を検討する、家族帯同の留学をサポートしている機関を探す、現地でのフェローシップを探すなど、海外留学を支援する仕組みは数多くあります。なお、あくまで個人の一例ですので、個々の事例への対応は国によっても異なりますので、各自治体や所属機関などにお問い合わせください。

  • UJAインタビュー

    海外や国内で活躍する研究者になんでも聞いちゃうインタビュー企画です

最近の記事

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無限に広がる可能性を探そう

 海外日本人研究者ネットワークUJAは、様々な分野のアカデミア研究者、企業研究者、医者、会社員、政府関係者など豊富な人材を持つ一般社団法人です。https://en.uja-info.org/about  日本人研究者のキャリアにおける相互支援の場として、留学を検討する方への情報提供や支援、教育・科学技術行政機関との情報交換や連携を行っています。  我々は科学を通して日本の発展を応援しています。進路に悩む若者に情報を提供する目的で、キャリア体験談を集め、公開することにしま

    • UJA座談会「ハンディキャップをもった子どもとの海外留学」後半

      ※本記事は後半です。座談会前半はこちら! はじめに海外日本人研究者ネットワーク(UJA)のキャリアディベロップメント部では、若手研究者や若手PIのキャリア形成の一助となるべく、海外留学の経験がある研究者にインタビューを行ったり、キャリア体験談をnote記事としてまとめていただいたりといった活動を行っています。 上記活動をしていく中で、ハンディキャップを持つお子さんと一緒に留学すること、海外で生活すること、に関する情報が少ないことについて考えるようになりました。そのために、留

      • UJA座談会「ハンディキャップをもった子どもとの海外留学」前半

        はじめに海外日本人研究者ネットワーク(UJA)のキャリアディベロップメント部では、若手研究者や若手PIのキャリア形成の一助となるべく、海外留学の経験がある研究者にインタビューを行ったり、キャリア体験談をnote記事としてまとめていただいたりといった活動を行っています。 上記活動をしていく中で、ハンディキャップを持つお子さんと一緒に留学すること、海外で生活すること、に関する情報が少ないことについて考えるようになりました。そのために、留学をあきらめている人や、留学先で苦しんでい

        • ドイツでの7年間を振り返って、今の僕が言えること

          現在ドイツ東部にあるOtto-von-Guericke University MagdeburgのProf. Dr. Constanze Lenschowのラボでポスドクをしております陶山一です。専門は感覚系、社会行動の神経科学です。今回は博士課程でドイツに来てからのことを自分でも振り返りつつ、良かったこと悪かったこと苦労したこと、その他思うところを書いていこうと思います。 僕がドイツに来るまで まずは僕の日本での経歴をお話していこうと思います。千葉県の出身で、子供のころか

        • 固定された記事

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        • UJA座談会「ハンディキャップをもった子どもとの海外留学」後半

        • UJA座談会「ハンディキャップをもった子どもとの海外留学」前半

        • ドイツでの7年間を振り返って、今の僕が言えること

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        記事

          創薬研究者の道:日本からドイツへ、夢を追い続けるキャリアストーリー

          こんにちは。2022年の秋からドイツのテュービンゲン大学(エバーハルト・カール大学テュービンゲン)で研究員をしている秤谷 隼世(はかりや・はやせ)と申します。核酸医薬という分野で研究をしています。国内外で合わせてポスドク生活3年を終えたところです。 大変栄誉なことに、海外研究キャリアの最中ということで、この度UJAさんから寄稿の機会をいただきました。自身のキャリアについて簡単に振り返ります。創薬という夢の話や、なぜ企業ではなくアカデミアにいるのか、みたいな話をします。 私はド

          創薬研究者の道:日本からドイツへ、夢を追い続けるキャリアストーリー

          日本からアメリカそして中国へ。中国での就活と独立の経験談とアドバイス

          Chinese Institute for Brain Research 大前 彰吾 ※本記事は、書籍「人生の選択肢を広げるための研究留学実践ガイド(羊土社より発売予定、編集:山本慎也先生,中田大介先生)」の中のコラム記事と共通記事として書きました。この書籍はUJA (海外日本人研究者ネットワーク)の読者の興味に近いと思うので他の記事もご参考になると思います。 アメリカでの就活  私は2024年に中国北京にあるChinese Institute for Brain Res

          日本からアメリカそして中国へ。中国での就活と独立の経験談とアドバイス

          3回目のボストン長期滞在研究生活を終えてのキャリア雑感

          国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 精神薬理研究部 分子精神薬理研究室 室長 三輪秀樹 海外研究先: 2019-2020 Massachusetts Institute of Technology 2015-2018 Havard medical school いつ頃今のご職業につきたいと思ったか?小学校です。小学校の卒業文集に「将来の夢は?」という寄せ書きに「教授」と書いてありました。当時の記憶は全くなく、どういういきさつで教授になりたいのかわかりません(ま

          3回目のボストン長期滞在研究生活を終えてのキャリア雑感

          研究も生活もなるべく妥協したくない

          California State University Northridge 鵜山太智 略歴 2017.4-2019.3 日本学術振興会 特別研究員DC2 (東京大学) 2018.4-2018.7 日本学術振興会 海外挑戦プログラム (ハワイ大学ヒロ校) 2019.4-2021.3 日本学術振興会 海外特別研究員 (Infrared Processing and Analysis Center, California Institute of Technology / NA

          研究も生活もなるべく妥協したくない

          UJA論文賞2024

          UJA(日本人研究者ネットワーク)主催の論文賞2024についてお知らせいたします。 この論文賞はUJAとIJC(インディアナ州日本人会)の合同イベントとして2014年より毎年開催されています。 2018年より、中西部だけではなく、新規団体も含めてアメリカ・ヨーロッパの16団体での合同開催となりました。 応募登録が既に始まっております。対象は締め切りから24ヶ月以内に発表された学術論文となります。留学先にて行なった成果をFirst authorとして発表された論文が対象で

          UJA論文賞2024

          「2023年 第2回留学“デザイン”Program」開催報告

          2023年11月17日(金)夜7時より、海外日本人研究者ネットワークとCheiron Initiativeの共催で、2023年第2回目の留学“デザイン”プログラムをオンラインで開催いたしました。 このプログラムは中高生向けで、海外留学経験のある大学生・研究者が日本に在住中の中高生と情報交換し、交流を深め、中高生が自らの手で海外留学をデザインすることを目的としています。 コロナ禍の2020年から始まったこのプログラムは、今年で4年目を迎えています。 今回のプログラムには、熊本

          「2023年 第2回留学“デザイン”Program」開催報告

          アメリカ大学院留学からバイオテック就職への道のり

          Inspirna 武田修学 はじめに 現在、総勢20人ほどの小さなバイオテック会社で癌の創薬研究をしています。今でこそ充実したと言える日々を過ごしていますが、ここに至るまでには紆余曲折がありました。その時々では最善を尽くしていたつもりですが、振り返ってみるともっとうまくできたかも...と思うことが多くあります。  アメリカの製薬業界に興味がある人やバイオの分野でキャリアに悩んでいる人を念頭に、昔の自分にアドバイスをするような気持ちで書いていこうと思います。 アメリカ大学

          アメリカ大学院留学からバイオテック就職への道のり

          留学を成功させるための秘訣「4S」

          北澤 耕司 京都府立医科大学 眼科医 Buck Institute for Research on Aging、客員研究員 今のご職業に就くと決めた時期は?高校生の頃に医師を目指すことを決めました。医学生の時に出会った、当時の眼科学教室の教授に感銘を受け眼科医を目指しました。眼科医になった後、臨床現場での限界を感じ、徐々に医師・研究者としての道を志しました。 今のご職業に就くためにどう動きましたか?就職に成功した秘訣は?眼科医・研究者としての道に進むために眼科学の歴史を最

          留学を成功させるための秘訣「4S」

          自分で選んで、ここにいる~ 海外挑戦を支え続ける3つのメンタリティ ~

          プロアイスホッケー選手 三浦 優希 はじめにUJA Gazette読者の皆様、初めまして。アメリカでプロアイスホッケー選手をしている三浦優希と申します。この度、連載シリーズ『スポーツ留学のすゝめ』にて、私にとって兄のような存在であり、また共に夢に向かって海外挑戦を続ける同志でもあるラクロス選手の中村弘一君(あえてこう呼びます)よりバトンを受け取り、寄稿の機会をいただきました。 私がこれまで積み重ねてきた決断や挫折、そして、これからの目標について包み隠さずお伝えします。少し

          自分で選んで、ここにいる~ 海外挑戦を支え続ける3つのメンタリティ ~

          アメリカ大学 Title IX オフィス体験記 ~泣き寝入り0を目指すシステム~

           Title IXとは何かご存じでしょうか?1972年にアメリカで制定されたあらゆる性差別を禁じる法律です [1,2,3]。私は恥ずかしながら自分が被害に遭い、Title IXオフィスに相談するまであまり知りませんでした。Title IXオフィスとのやりとりの中で、被害者を泣き寝入りさせないよう整備されたシステムから学ぶことがたくさんあったので、個人的な経験ではありますが、あるアメリカの大学による対応の一例として共有させて頂きます。もし将来被害に遭った時の力に少しでもなれれば

          アメリカ大学 Title IX オフィス体験記 ~泣き寝入り0を目指すシステム~

          留学と為替の問題を考える

          浜地 貴志 ドナルド・ダンフォース植物科学センター(米国セントルイス) はじめに米国ミズーリ州セントルイスにあるドナルド・ダンフォース植物科学センターでポスドクをしている浜地貴志です。40歳です。妻と2歳の子供の3人家族で、2022年12月26日に渡米しました。 UJAでさまざまなオピニオン活動を展開しているドイツのトーマス中野さんから少し書きますかというご案内を頂きました。そうして留学を考えている院生やポスドクを中心とした研究者に、外貨についてこう考えてみるといいのでは

          留学と為替の問題を考える

          海外留学先の探し方のすゝめ

          日曜午後の男女5人の座談会。本日のテーマは、どうやって留学先を探すか、です。 F氏:奨学金・フェローシップのデータベースを広めているあまり、自分でお金を採らないと留学できないという神話(日本の医学部通っていたとき周りの先生がよく言っていた)を広めてしまっているのではないかという危惧を個人的には持っています。様々な選択肢とそれぞれpros&consが可視化されるようなバランスの取れた情報発信が理想的です。 フェローシップのみで留学すると現地の大学・研究所の職員扱いにならず健

          海外留学先の探し方のすゝめ