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旅行記

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そのまま、旅行した時の記録です。もちろん写真もあります。ビール写真が多いかも。
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#エッセイ

<ラグビー及びエッセイ>『スワーブをきりながら(私とラグビーとの長い旅)』

<ラグビー及びエッセイ>『スワーブをきりながら(私とラグビーとの長い旅)』

 2024年4月4日、『スワーブをきりながら(私とラグビーとの長い旅)』というエッセイを、Amazonの電子書籍及びペーパーバックで出版しました。

 これは、私が大学時代にラグビーに出会ってから、その後社会人(国家公務員)となり、いろいろな海外で勤務をしながら、現地でラグビー、タッチフットなどをしてきたこと、そして息子の(全国大会出場経験のある)高校ラグビーの父兄としての経験など、40年にわたる

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短編小説集出版のお知らせ(宣伝です)

短編小説集出版のお知らせ(宣伝です)

 この度、Amazonのkindleストアから、電子書籍として二冊の短編小説集を出版しました。一つは、長年書き溜めてきたクリスマスストーリーから9編を選んだ『クリスマスストーリーズ』。もう一つは、J.D.サリンジャーの『ナインストーリーズ』や中井英夫の『とらんぷ譚』(特に『幻想博物館』)のような作品をイメージした、九つの短編を選んだ『九つの物語』です。

 これまで、noteでいくつかの作品を投

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<旅行記・エッセイ>『スワーブを切れたけど―海外都市の顔―』から、アカバとマントンの項目を抜粋して紹介

<旅行記・エッセイ>『スワーブを切れたけど―海外都市の顔―』から、アカバとマントンの項目を抜粋して紹介

 私は、1987年から2023年までの間、仕事と観光で世界の多くの都市や地域を訪問しました。その時の印象をエッセイにしたのが『スワーブを切れたけど―海外都市の顔―』です。25の都市または地域について、それらの一般的な紹介と私が訪ねたあるいは住んだときの出来事や記憶、そしてそれらから想起したあれこれをエッセイにしています。全部で58,000字の長文になるため、いきなりnoteに掲載するには長期にわた

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<旅行記>沼津、一泊二日の温泉旅

<旅行記>沼津、一泊二日の温泉旅

 元勤務先の友人夫妻と私ども夫婦の老人珍道中で、沼津へ一泊二日の温泉旅に行った。
 
 朝9時頃に東京を出発する東海道線各駅停車に乗り、熱海で乗り換えて沼津に着く。それまでは、皆でマスク越しに四方山話をして、乗車時間の約2時間があっという間に過ぎてしまった。人生は意外と短いのかも知れない。

 駅からタクシーに乗り、沼津漁港(表題の画像)へ。あらかじめネットで調べておいた寿司屋で、さっそくビール、

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<ラグビー:散文詩>土曜日、のこと

<ラグビー:散文詩>土曜日、のこと

(前書き)
 表題の画像は、1990年にNZを離れた時に、NZ人スタッフから記念に贈られたNZラグビーを紹介する写真集からのもので、NZのグラスルーツ(草の根)ラグビーの雰囲気を良く伝えていると思う。

 1987から90年まで、NZウェリントンのウェリントンクラブでラグビーをさせてもらった。「させてもらった」と書いたのは、素人同然の私を、一番下のソーシャルグレード(社会人が余暇として楽しむレベル

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<芸術一般>写真集『この素晴らしき世界』

<芸術一般>写真集『この素晴らしき世界』

注:表題の画像は、写真集に入りません。
 最近、撮りためた写真(と言っても、スマホのなんちゃって写真です)が、ちょっと良いなあと思っている。そして、普通に撮影するのではなく、アップにしたり、大胆にトリミングしたりすることで、いささか芸術的になってきたような気分になっている。

 そこで、Facebookでコメントいただいた方の言葉を頂戴して、今回の写真集にしてみた。ルイ・アームストロングの同名の名

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<旅行記>出雲~安来~玉造~隠岐の島~姫路~三宮。日本を再発見する旅路(その3)

<旅行記>出雲~安来~玉造~隠岐の島~姫路~三宮。日本を再発見する旅路(その3)

(いつの間にか、旅の目的が自分自身の過去に対する浄化と再生になってきたようです。そして、3回に分けたこの連載も、これが最後になり、日常に戻ります。)

5.隠岐の島~米子~姫路

 
 翌朝は、ホテルの用意した地元のシジミ汁を含む朝食を食べて、西郷港に向かった。当初予定していたフェリーではなく、高速フェリーがあることを知り、予約を変えて早めに七類港に戻ることにしたのだ。幸い予約変更は追加料金が発生

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<旅行記>出雲~安来~玉造~隠岐の島~姫路~三宮。日本を再発見する旅路(その2)

<旅行記>出雲~安来~玉造~隠岐の島~姫路~三宮。日本を再発見する旅路(その2)

 3回連載の2回目です。玉造温泉、境港、隠岐の島と旅を続けます。説明のためもあり、(その1)より画像が多くなっています。途中、思わぬアクシデントがあり、私の心は乱れ、そこから回復していく過程になります。

3.玉造温泉から境港へ

 翌朝、朝風呂に入った後、次の目的地である境港に向かうため、ホテルからタクシーで駅に向かった。玉造温泉駅に着いた時、またもや想定していた列車が運休していて、駅舎で1時間

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<旅行記>出雲~安来~玉造~隠岐の島~姫路~三宮。日本を再発見する旅路(その1)

<旅行記>出雲~安来~玉造~隠岐の島~姫路~三宮。日本を再発見する旅路(その1)

(注:長い紀行文です。一度に読むのは疲れるかも知れません。・・・かなり長いので、3回に分けて掲載することにしました!)

 2012年に日本からマレーシアのコタキナバル(ボルネオ島)に転勤し、その後2016年にヨルダン、2019年にルーマニアに転勤した。そして、今年3月中旬に10年ぶりに日本に戻り、月末には晴れて定年退職を迎えた。

 これまでは1ヶ月の一時帰国が数回あったが、毎回自宅の整備や運転

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〈旅行記〉出雲にいます

〈旅行記〉出雲にいます

今晩は玉造温泉に宿泊。出雲大社から、足立美術館、玉造、境港、隠岐島、姫路、神戸と長い旅です。そして、11年ぶりの日本を楽しみ、伊勢に続く日本の神様に、これまでのお礼を伝える旅です。神戸でも、11年ぶりに友達と酒を酌み交わします。まさに、失くした時間を取り返す旅です。

<お礼>息子の店に来店いただいた方へ

<お礼>息子の店に来店いただいた方へ

本日、日本では4連休の初日となりましたが、息子が東京の落合でやっているクラフトビールの店、HONEYCOMBS & HOPWORKS

に、私のブログで知ったということで、西船橋方面からご来店いただいた方がおられたとの連絡が、息子からありました。

身内の宣伝で誠に恐縮ながら、こうして息子の店にお越しいただけることは、父親として大変な喜びでもあります。この場をお借りして、深くお礼申し上げます。また

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<旅行記>ブカレストの日々

<旅行記>ブカレストの日々

<旅行記>とすべきか、<閑話休題>とすべきか迷いましたが、住んでいるとはいえ期間限定の滞在なので、長期旅行中ということで<旅行記>に統一しました。

本日は、先週金曜日の早朝にブカレストに戻ってから、その次の土日は日本から持ち込んだ荷物の整理やら、1ヶ月不在にしていた間の生活用品の買い出しなどで明け暮れたため、今週が最初のゆったりとした週末となりました。

そうなると、早速奥様の「外食したい」病が

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<旅行記>東京散歩(旧築地場外市場)

<旅行記>東京散歩(旧築地場外市場)

もう明日には、羽田から出発してしまうということで、前日の昼に、昔良く通った築地場外市場へ、家族3人で出掛けた。

既に築地市場は豊洲市場に移転したので、築地市場があったところは更地になっているようだが、市場の外=場外の店は、多くが豊洲に移転したものの、まだ築地に残っているところもある。それに、知名度及び銀座から徒歩でも行かれる距離という近さからは、築地の立地条件は、観光客向けとして未だ魅力のある場

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<旅行記>鬼怒川駅-龍王峡-星野リゾート(温泉)-東武ワールドスクエア1泊2日の旅

<旅行記>鬼怒川駅-龍王峡-星野リゾート(温泉)-東武ワールドスクエア1泊2日の旅

日本へ一時帰国したときは、かならず温泉に1泊する。そもそも、日本に帰ったその日には、すぐに自宅の風呂を沸かし、湯船に心ゆくまで浸かる。日本で生まれ、日本人であることを最高に幸運だったと思う瞬間だ。

だから、温泉の露天風呂に入ったら、もう気分は天国だ。そして、それが自然の美しさも伴っているところであれば、あらゆる病気も直ちに快癒するような気分になってしまう。実際、私のバネ指や脊椎管狭窄症は今回の温

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